福原 風生(Fuki Fukuhara)
SNS Performance Marketing部 プロジェクトマネージャー
新卒でWEB制作を主軸事業とするベンチャー企業へ入社。2年間の新規開拓営業経験を経て、2020年9月マインドフリーへ入社。現在は、大手クライアントのSNSブランディングにおけるプロジェクトマネージャーとして、複数プロジェクトの企画立案~戦略設計~チームマネジメントを務める。
失敗を恐れずに常にチャレンジし続けることを良しとするカルチャー
・マインドフリーに入社するまでの経歴を教えてください。
新卒でWEBサイト制作を行うベンチャー企業に入社し、2年間新規開拓営業に従事し、その後マインドフリーへ転職しました。1社目に勤めていた会社は、完全実力主義の営業会社でかなり鍛えられた思い出があります。評価制度も明確で成績次第でどんどんステップアップできる環境が整っており、営業としてのスキルも日々成長している実感がありました。
一方で営業会社としての特性上、商材や提案内容がマニュアル化されており、自分で新しい企画やソリューションを提供する機会は少なく、「このままマニュアル化された業務の中だけで社会人経験を積むことが正しいのか?」と自問自答することが増えました。また学生時代に漠然と「自分の企画で世の中にインパクトを与える仕事」がしたいと考えたいこともあり、改めて若いうちからどんどんチャレンジできる環境に身を置きたいという想いが芽生え、転職を決意しました。
・なぜマインドドフリーだったのでしょうか?
転職活動の軸として、
・これから確実に伸びる市場であるSNSマーケティングに強い会社
・SNSマーケティングの中でも領域を絞らず色々な企画提案ができそうな会社
・若いうちからチャレンジできる裁量権がある会社
を探している中で、就職活動中に選考に進んでいたマインドフリーのことを思い出しました。
当日は2次面接で不採用となった苦い記憶があったのですが(笑)、説明会や面接で紹介されたSNS・デジタル領域における大手クライアントの豊富な支援実績、「失敗を恐れずに新しいことにチャレンジし続けることを良しとするカルチャー」に改めて惹かれ、募集のあったSNSディレクター職に応募しました。
その際の面接でも当時の社員さんが0から立ち上げた事業や、若手メンバーが自由に考え導入に至ったクライアントへのSNSやWEB企画などを紹介頂き、マインドフリーでなら自分も裁量を持って新しいチャレンジができるなと感じた記憶があります。結果的に、2回目の応募の熱量も伝わったのか採用頂きマインドフリーへ入社しました。
20代の若いうちに色んな失敗を経験できたことが、現在の成果に繋がっている
・現在の業務内容教えてください。
マインドフリーに入社して今年で5年目を迎えたのですが、現在はSNSマーケティング支援を主力事業とするパフォーマンスマーケティングチームのリーダーとして、様々な業界の大手クライアントのブランディング支援、販促支援をSNSを使って行っています。
11名のチームでメンバーのマネジメントも行いながら、合計50社以上のSNSマーケティング支援に加え、常に新事業の開発も行っています。直近ではTikTokを活用したライブコマ―ス事業もチームの皆と一緒に新規事業として立ち上げています。また、マインドフリーが、他のSNSマーケティングの会社と異なる点は、クライアントの支援領域を限定していないことです。
例えば
・インフルエンサーの会社であれば、インフルエンサー施策のみを提供する
・インスタグラムの運用会社であればインスタグラムのコンテンツ製作や分析のみを提供する
といったことが多くなると思いますが、
マインドフリーはクライアントの課題に応じてSNSソリューションを組み合わせて提案・実施することができる点が強みです。TiktokとInstagram、Xを同時運営する提案も可能ですし、SNS施策とデジタル施策・リアル施策を組み合わせてもOKです。
最近では私の業務もSNSの枠にとどまらず、企業のブランドを0から立ち上げ、デジタル全般~リアルを横断したプロモーションまで一気通貫で任せて頂ける企業も増えており、転職時に思い描いていた「自分の企画で世の中にインパクトを与える仕事」を実現できつつあります。
・福原さんは入社の早い段階で、事業を推進するポジションを任されています。そのポジションに至るまでは順調だったのでしょうか?
正直なところ入社してから現在のリーダー職に就くまではかなりハードで大変でした。入社当初はこの業界についてほとんど未経験で入社した中で、昨日まで新しかったものが今日には古くなっているようなスピード感に圧倒されつつも、通常業務が終了した後に毎日自分で業界やトレンドのインプットを行い何とか周りのメンバーに食らいついていきました。
その後ある程度業界の知識や知見も増えて、一人でクライアントのアカウント運用を任されるまでに至ったのですが、そこからは更なる挫折が待っており、自分が考えたアカウント運用の分析~改善、新しい企画提案などがことごとく受け入れられず、上司からも何度もフィードバックを受け連日「何がいけないのか」「どうすればいいのか」を考え続けていました。ただ、考え直したその企画も翌日にはまたダメ出しを受けるという、負のルーティンにはまり、自分で「0から新しいものを生み出したい」と考えていたものの、その難しさと、結果が付いてこない現状に何度もくじけそうになったことを覚えています。
ただ、早い段階でその失敗の連続を経験し人の倍ほどの量をこなしたことで、徐々にクライアントのニーズを理解できるようになり、1年目は失敗の連続でしたが2年目に担当クライアントのSNSコミュニケーション全体を見直す大型提案を企画した際、当時のお客様から「福原さんが長い時間をかけて考えてくれたことが伝わって、その熱量で一緒に仕事をしたいです」という言葉を頂きました。その時の感動は今でも鮮明に覚えています。
その後は他のクライアントへの提案もどんどん採用されるようになり、年間予算も常に達成できるまでに成長し、3年目でリーダーに抜擢され今に至ります。今思うと20代の若いうちに色んな失敗を経験できたことが、現在の成果に繋がっているのかなと。やはり量が質を作ることは間違いなく、当時の失敗の連続を否定せず見守ってくれた上司、マインドフリーの環境には今でも感謝しています。
自分の企画で世の中にインパクトを与える
・やりがいを感じているプロジェクトを教えてください。
さきほど、「自分の企画で世の中にインパクトを与える仕事」を実現できつつあります。
とお答えしたかと思うのですが、今まさにそのプロジェクトが進行中です。大手電力会社である四国電力さまのSNSブランディング支援を行っており、「四国の魅力を、若い世代へ」というコンセプトの元、デジタルネイティブ世代に向けて四国の魅力を発信するSNS連携型オウンドメディア「愛でたい四国」を0から立ち上げました。
詳細記事:https://mindfree.jp/solution/posts/Shikoku02
オウンドメディアとSNSの掛け合わせで四国の「地方創生」~四国電力のブランディングイメージの向上を行う企画提案を行い、その想いに賛同頂き今後数年単位でプロジェクトを進行していくことが決まっております。こういった自由度の高い企画提案は楽しさがある反面、試行錯誤を日々繰り返す必要がある中で、20代の失敗の経験が無かったら実現できていなかったと感じます。
・今後の展望を教えてください。
リーダーとして、事業部全体の目標達成に向き合いながら、引き続き自由度の高い企画をクライアントに提案しチームメンバーと共に形にしていきたいなと考えています。効率化の世の中で、ライフワークバランスや、働き方改革ももちろん大切ですが、自分の経験に基づいて、「失敗の連続が自分の夢の実現の繋がる」ことをしっかりと伝えながら、メンバー一人一人が自分の理想を実現できるようにサポートしていきたい所存です。