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『いきいきと働く』秘訣は目的を持つことにある?高卒でトップ営業マンに上りつめた人生の先輩と『いきいきと働く』について考えてみた。

さて、突然ですが、質問です。会社における「人事」の役割とはなんだと思いますか?


こんにちは!株式会社ミナジン、新卒1年目。HRクラウドシステムサービス部のこまいと申します。

この文章を読んでいる多くの方は、私の人生の大先輩であろうと思います。

みなさんにとって、「会社」とはどういった場所でしょうか?「仕事」とはどういうものでしょうか?会社の「理念」や「ビジョン」は、キレイゴトでしょうか?

弊社、株式会社ミナジンの「ビジョン」には、こんな一文があります。

私たちは、日本全国のすべての会社に、本質的な「人事」サービスを提供したい。

そして、こう続きます。

日本全国の会社が「みんながいきる」場所になっていくサポートをしたいと思っています。子供や家族、大事な仲間などに、仕事のことをイキイキと語る人が一人でも多くなるような会社・家族・社会創りに貢献すること。これが我々の使命です。

そうです。私たちは、「人事」の役割とは「みんながいきる」場所を作ること。ひいては、「いきいきと働く人」を増やすことだと考えています。

「ゆとり世代」と呼ばれる私たちは、それほど苦労せずに大学に行き、それほど苦労せずに就職を経験しました。お金を稼ぐこと、成功すること、マイホームやマイカーを持つこと、家族を持つことが人生の目的ではないのだと、当然のように考えています。

だからこそ、私たちは「いきいきと働く人」を増やしたい。そんな「キレイゴト」に惹かれるのかもしれません。否、「キレイゴト」で終わらすことなく、その実現に向けて、一歩踏み出したいと思います。

さて今回は、僭越ながらミナジンの新卒1年目メンバーが『いきいきと働く』について、考えます!

人生100年時代と言われる現代における『いきいきと働く』について、ぜひ皆さんも一緒に考えていただけると嬉しいです。

そしてそして、なんと、素敵なゲストをお迎えしてのインタビュー対談をさせていただきました!!

ここから先のインタビュアーは、高野へとバトンタッチします。

こんにちは。ミナジン、新卒1年目。経営戦略部の高野です。

「いきいきと働く」を考えるということで、実際にいきいきと働いている社会人の方へインタビューをさせていただきたました!

今回インタビューをさせていただいたのは、株式会社i-plugの樋口様です。よろしくお願いいたします。

まず初めに、簡単な自己紹介をお願いします。

樋口です。よろしくお願いします!
高校卒業後すぐに就職し、2社の通信会社を経て現在のi-plugに入社しました。i-plugでは、マーケ ティング部の立ち上げを2年間行い、その後営業部に異動。現在は、関西の大手企業を中心にOfferBox(逆求人という新しい形の採用方法を取り入れた就活サービス)の営業をしています。

ありがとうございます。気になることはたくさんありますが、後ほどお伺いします!

まず初めに、今回のテーマは「いきいきと働く」ですが、樋口さん自身は、「いきいきと働くために必要だと思うこと」はありますか?

「目標・目的」「チャレンジする気持ち」かな。
この二つを持つ事で、いきいきする人が増えると思っています。「自分はこうなりたい」「こういう目標を達成したい」ということを考える事が重要だと思っています。やりたいことが決まれば、それをどうやって実現するかを考える。やりたいことに向かって、チャレンジしようと思った時から、いきいきと働く事ができると思います。高校の部活動で、「全国に向けて頑張るぞー!」ってみんなで円陣を組んで練習している時のようなイメージです。笑

円陣を組んでいるときは、確かに「いきいきしていますよね。(笑)

目標とチャレンジする気持ち、心がけたいです。樋口さん自身の目的・目標をお聞きしてもよいですか?

僕の目的は『教育業界を変える』ことです。
日本の人口が減っていくのは避けられないので、一人一人の仕事の質を高めたいと思っています。もちろん、自分自身も含めて。働くことへの目的をもって、いきいき、わくわくと働く人が増えたら、仕事の生産性が高まると思うんです。
また、日本人のキャリア選択の順番は逆ではないかという疑問を持っています。
中学生になったときに、合格できるレベルの高校を選び、大学受験時に合格できるレベルの大学を選んで、大学卒業時に、入社できる会社を探しているのが今の現状だと思います。
本来であれば、目的から逆算して、目標のために行くべき大学がわかっていて、その大学に行くために高校を選んで、その高校に入るために、中学ではどんな勉強ができて、どんな経験をしたらいいかがわかっている状態であるべきだと思います。
目的から逆算して行動するというのは、社会に出て、組織の中に入るとみんなが当たり前のようにやっている事なので、それを小中高生などのもっと若い世代で実現したいと思っています。

今、私は社会人1年目で、まだ成し遂げたいことや人生の目的がはっきりしていないのですが、樋口さんは「目的を持ったきっかけ」はありますか?

自分自身と周りの人がきっかけですね。
僕自身は、高校1年生で起業すると決めました。だから、大学に行かずに高卒で働き始めた。その中で、学歴社会を感じました。「あなたは高卒だから、こういう仕事をやってね」と言われて…例えば、1社目の会社では、高卒だからという理由で、はじめに教えてもらえた仕事は掃除と受付業務だけでした。同期入社のメンバーに「何、やってるの?」という目で見られていて…とても悔しかったです。笑
そういう理不尽な想いもあって、この現状を壊したいと思うようになりました。
周りの友人をみていても、いきいきと働いている人は少ないなと思います。
お金をもらう為に仕事をしたり、上司に怒られたりするのって、目的がすり替わっているなと。「思っていた仕事と違うから、転職する。」と話す人もいますが、ネガティブな転職をする人ってやっぱり企業も求めにくい。だから転職する為に、嘘を付いて面接を受けたりする。誰もハッピーにならない循環が起きている状態なのかなと感じます。
目的・目標から逆算していれば、いきいきと働き、活躍する場を見つける事はできたんじゃないかなと思います。悩んでいる周りの友人の話を聞くと、社会に出る前の教育を変えたいと思う気持ちが高まりました。

目的に向かってもっと準備できる期間が必要ということですか?

そうですね。例えば、就活をするとなると1年間しかない。1年間で今更考えて、追い込んでもやれることや、選べることは限られていると思います。
中学のときとかって、テスト1週間前から追い込んで急に勉強している人いたじゃないですか?実は、僕もなんですけど、、、(笑) それってすごく後悔しませんか?それと同じだと思うんですよね。
就職や働く場所、高校を選ぶときに、そんな感じで追い込まれて決めていることを思うと、今の教育の在り方を変えたいと思います。
僕自身は、サッカーを通じて目的を持つ事が重要だと気づきました。
中学生の時に、今プロで活躍している、宇佐美貴史選手のいるチームと戦って、ボロボロに負けたんです。みんなでベンチで悔しいなと話していると、宇佐美選手がやってきて「俺は18歳でプロ選手にならなければ、サッカーを辞めるって決めている。だからお前らとサッカーに対しての想いや練習は全然違う。」と言われて…、それがきっかけでした。その後、本当に18歳でプロになったんですよね。
早くから目的・目標を持って、それに向かって取り組むことで、色んな情報が入るので、目的が変わったり、より明確になったりすると思います。そうすることでいきいきと過ごすことができる。

とは言っても、何をやればいいかわからない人はいると思います。
偉そうに言うわけではないけど、「今、自分の中で一番ワクワクすること」をしたらいいと思う。
そこに「こういう制限があるから〜」って、自分で自分の可能性を狭める事はして欲しくないなと思っています。

早い段階で目的を定めて、それに向かってチャレンジしてきたことが、いきいきと働くことにつながっているんですね。

ここからは、これまでや現在の仕事についてお聞きしたいと思います。今までの仕事において、「自分の目的に繋げるために意識していたこと」はありますか?

意識していることは、「チャレンジできる場所」を選択することです。
今の会社でもマーケティング部を立ち上げたり、常に新しいことにチャレンジすることに意識して取り組んできました。
チャレンジして、成功させる力を身につければ、自分の目的である教育ビジネスの実現、成功にも繋がると思っています。

「仕事のやりがいや達成感」を感じるときってどんな時ですか?

やりがいを感じる瞬間は、綺麗ごとになるかもしれないけど「自分がやったことに対して価値を感じてもらえた瞬間」です。お客様に対してもそうだし、社内に対しても。
達成感でいうと…今までの仕事は、全部達成感あるんですけどね(笑)
個人であれば、営業で売り上げ1位になったこと。チームであれば、これまで誰もできなかったことを、チームで達成できた時であったり、上司に「絶対にできない」と言われたことが、実現した時は達成感があって、チーム全体がいきいきしていたと感じます。
例えば、企業の集客を担当していた時に、利用企業数を増加させるために、セミナーを開催したり、色々な施策を打っていたのですが、中々うまく行かなくて…そんな時にふと、Googleの人が新卒採用向けのセミナーをやっているのを知ったんです。
「もし一緒にセミナーができたらおもろそう!」と思い、ダメ元でアタックしました。そしたら、驚くことに一緒にできることになったんです。結果的に、これまでで一番集客ができ、利用企業数も増加しました。この経験は、チームとしても、個人としてもすごくやりがいを感じました!

目的のために、何ができるかを考えて、チャレンジしていくことで、良い結果が生まれ、やりがいに繋がるんですね。それでは、最後に「いきいき、わくわく仕事をするために工夫していること」をお聞きしたいです。

意識していることは、2つあります。1つは、「チャレンジしようとする姿勢」。もう一つは、チャレンジした結果、「どういう世界が見えるか」を全員でイメージし、共有することです。
例えば「この人と一緒にセミナーを開いたら、200人ぐらいのお客様が来てくれて、とても満足してくれている!」といったような、「理想の姿」、「あるべき姿」をみんなで共有することを意識しています。
上司が一人で決めたゴールじゃなくて、みんなで決めて、「わくわくする!」、「こんなことできたらおもしろい!」という言葉が飛び交うゴールを決めることを心掛けています。みんなで同じ夢をみて、そこに向かうから、「僕たちでチャレンジしようぜ」って言えますよね。
そのほうが絶対みんながいきいきとすると思います。

ありがとうございました!とても興味深いお話を聞くことができました。

「目的を持つこと」、「チャレンジすること」が樋口さんにとってのいきいきと働くポイントなんですね。私も、いきいきと働くために、目的に向かってチャレンジする気持ちを大切にしたいと思いました。

さて、株式会社ミナジンの新卒1年目が「いきいきと働いている」社会人の方にインタビューをさせていただきました。樋口さん、ありがとうございました!!

それでは最後に、今企画立案者である黒宮から、今企画に込めた想いをお伝えしたいと思います。

こんにちは。ミナジン新卒1年目。ミナジンキャリア、メディア営業担当の黒宮です。

実は、今回の企画は、新卒研修の中から始まったんです。僕たちは入社してから1年間、毎週月曜日の朝に新卒を対象とした研修に参加してきました。例えば、最近話題となった「働き方改革」についてや、ミナジンのミッション・ビジョンについて、新卒のメンバーで意見を共有していたんですね。その中で、「せっかく1年間やってきたんだから、最後に新卒のメンバーで何か形になるものを残したいね」って話になって、今回の企画を立ち上げました。最初は「自分たちが楽しめるものにしよう!」と思っていたのですが、僕たちの自己満足で終わっても意味がない。じゃあ何ができるんだろうって考えていくと難しかったです。

色々と考えた結果、僕たち新卒1年目のメンバーは、ミナジンの理念やビジョンに共感して入社したんですよね。入社して1年間働いてきた中で、「その理念に本当に向かっていけているのかな?」と疑問に思うこともあります。だからこそ、ミナジンの理念を自分たちでもう一度確かめると同時に、多くの人に知ってもらいたいなと考えました。

ミナジンって実は、色んなサービスをやっているんです。給与計算、勤怠管理、人事評価や、顧問サービス、僕が関わっているメディア広告等々…。それぞれのサービスは知ってもらっていても、なかなかサービス全体のことって伝えられていないんじゃないかなと思います。

ミナジンという名前は「みんなの人事部」という言葉が由来です。最初にもお話した通り、人事部の役割は「いきいきと働く」人を増やすことだと僕たちは考えています。僕たちの仕事は世の中に「いきいきと働く」人を増やすことに繋がっている。だからこそ、今回のような企画や普段の仕事を通して、「いきいきと働く」とはどういうことか今後も考え続けたいと思います。

今、僕たちが提供しているサービスは、社員の人が「安心して働ける」サポートをするサービスだと思っています。それを、もっともっと、社員みんなが「いきいきと働く」ことのサポートができるサービスへと高めていきたいです。

まだまだ僕たちにできることは小さいですが、まずは僕たち自身がいきいきと働くことで、関わる人たちがいきいきと働くサポートをしていきたいです!!

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