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キャリアコンサルタントとして多くの転職者に向き合ってきた私が、自分の30代のキャリアを捧げる場所にメリービズを選んだ理由

はじめまして。メリービズ株式会社の荒井です。
メリービズに2023年2月にセールスとして入社しました。

これまでの経験を振り返りながら、3社目となるステージにメリービズを選んだ理由や入社してみて感じたことをお話します。
この記事をきっかけにメリービズという会社に興味をもってもらえるとうれしいです。

◆スタート地点は特殊業界

私の社会人経験は特殊な業界からスタートを切りました。
学生時代をサッカーに捧げていた私は、いざ就職活動を始めるとなってもいわゆる就職軸みたいなものがなかなか定まらず、シンプルに「好きなことを仕事に」できたらいいな、と考えていました。そうして1社目に選んだのが、子供向けスポーツ事業を全国規模で運営している会社でした。

入社後は順調に実績を積み上げ、2年目以降は事業所責任者〜統括マネージャーまでステップアップ。業績が下がっている事業所の立て直しをメインミッションとし、事業計画策定、人材採用、スタッフマネジメント、インストラクター業まで幅広い業務を経験。

たくさんの貴重な経験をさせてもらい、キャリアの始まりとしてはまずまずの滑り出しだったのかなと、当時を回顧できます。

仕事で結果を出すことの楽しさを実感するなかで、最初は「スポーツ」という切り口で捉えていた熱量が徐々に「仕事」に変わっていくことを感じていました。自分の中で熱量の変化に伴い、やりがいを感じる一方で自身のキャリアへの不安も感じるようになっていました。

当時、子供向けスポーツ事業を取り巻く市場環境は非常に厳しく、マーケットが縮小傾向にあったため待遇面や将来性については当該業界における長年のテーマとなっていました。
人の入れ替わりも激しく、組織の新陳代謝がない慢性的な人手不足、新しいことへのチャレンジにも消極的な環境下の中で、続けた先に自身のキャリアはどうなるのか。

そんなことを考えているうちに世の中での自分自身の市場価値を高めたいという気持ちが大きくなり、転職を決意しました。

~転職軸~

とはいえ、初めての転職活動。業界・業種への拘りがなかった自分には転職軸を明確にすることが難しく抽象度の高いものに設定していました。

これまで狭いマーケットでの経験しかしていない「世間知らずな自分」から抜け出すために、様々な業界にタッチできるビジネス環境に身をおくこと。
「立て直し」というマイナスから0以上に戻すミッションを中心に行ってきたそれまでとは違うフェーズの経験、すなわち「事業をスケールさせる経験」を積めること。

  • 幅広いビジネスモデルの知見を身に着けることができること
  • スタートアップ、もしくは立ち上げ間もないフェーズの事業を展開していること

上記2点を軸に業界業種は問わず、幅広く様々な会社の選考を受けました。

◆大手人材会社での経験

幅広く転職活動を行っているなかで縁があり、大手人材会社の新規事業におけるキャリアアドバイザー職として入社を決めました。

  • 採用という視点から、様々な業界のビジネスモデルや個人のキャリアに深く関わることができる点
  • 当該事業が4期目を迎えたタイミングという比較的アーリーフェーズに携われる点

上記が転職軸と重なり入社を決意しました。ここでの経験が今後のキャリア目標を決める大きなきっかけになりました。

~個人としての実績と事業としての停滞~

職種的には未経験での入社でしたが、持ち前のバイタリティと吸収力で個人実績は順調。2年目からはメンバーのマネジメントも兼務し、3年目には部内でもトップの個人成績を収めることができました。

個人として実績を出せるようになると視野も広がり、徐々に「事業」への視点が強くなってきました。事業進捗は順調、大手の看板をうまく使いながら立ち上げ段階でのスタートダッシュがきれている一方、大手企業ならではの事業拡大の難しさも徐々に感じるように。サービスとしてはまだ4期目と若く参入障壁は高いもののマーケットはレッドオーシャン、シェアを拡大していくには情勢を見極めながら新たな一手を打ち続ける必要があるフェーズです。事業規模やサービス特性に最適化した集客施策やマネタイズモデルの創出などマーケットの動向を注視しつつ時代の潮流に合わせた新しい打ち手が必要となるなか、部署毎の評価制度の違いやこれまでのやり方を尊重する文化が相まって、状況に合わせた施策ではなくダメージを最小限にする守りの施策が優先されることが多くありました。

リスクヘッジ優先の意思決定や関係部署との調整により、「コト」を進めることの難しさやスピード感の無さにもどかしさを感じる日々。

もちろん、上記のような意思決定基準を否定したいわけではありません。規模が大きくなると重層的な組織構成になり、あらゆる側面からの慎重な検討を要し、事業の舵取りが難しくなることも理解しています。

様々な観点から違和感を感じつつも、自身の能力不足に焦点を当て同じアンテナ(危機感)を持った仲間と共にサービスとしてのあり方や集客課題に対する提案、他部署とのリレーション構築などを続けておりましたが、コロナという世界的なパンデミックによる不況もあり、事業が徐々に停滞していきます。

◆メリービズとの出会い

まだやり残したことがあると感じる一方、貴重な30代キャリアを投資する場所は本当にここなのか、と常に考えていました。
仕事柄、日常の中で様々なキャリアの方と触れるからこそ自身の現在地も俯瞰して見ることができ、30代キャリアの中でより事業サイドでチャレンジしたいという想いが強くなっていたころ、退職した先輩(関口)に相談したことをきっかけに選考に誘ってもらい、メリービズと出会いました。

まだ転職の決意が固まっていない状態ではありましたが、面談としてカジュアルな形で選考がスタートしました。メリービズのことは折を見て関口から聞いており、事業の内容や働く人・カルチャーなど、解像度は比較的高い状態でした。カジュアル面談ではざっくばらんにコミュニケーションを取ることができ、社外の話を聞くことで転職意欲が強くなり本格的な転職活動を開始しました。

~メリービズの選考~

「当事者として事業スケールに貢献、事業創りに関わる」ことをテーマに様々な会社の選考を受けていましたが、メリービズの選考は印象的でした。

  • 「これまで」より「これから」に焦点を当てている
  • 「人となり」をよく見ている
  • 全ての選考フローでオープンな雰囲気

人材紹介業をやっていたので、様々な会社の選考を見てきました。当たり前ですが、中途採用なので「経験」に焦点を充てる会社が多いなか、上記に挙げたとおり「ヒト」に焦点を当てた選考が印象的でした。

事業創りの経験を積んでいきたい自分にとって「今後どうなりたいのか?何をしていきたいのか?」について、選考の中ですり合わせができたことは非常にポジティブな印象がありました。

~内定までの道のり~

カジュアル面談から内定まで一貫してポジティブな選考でしたが、選考の道のりは長かったです。
選考が終わった頃には合計7回もの面談・面接を重ねていました。
※おそらくイレギュラーだと思います。(笑)

当初、選考のスタートは現在のセールスではなく別のポジションでした。選考過程で、私の経験ややりたいことを踏まえた最適なポジションはセールスが好ましいだろうとポジション変更があり、結果的に選考回数が多くなったのです。
繰り返しになりますが、メリービズの選考は、候補者が最大限輝けるポジションはどこなのか?をメインイシューに選考が進んでおり、候補者に真摯に向き合う姿勢を感じたことを覚えています。一般的には"選考が長い=ネガティブな印象"になりがちですが、私としては今後のテーマがはっきりしていたので、真摯に向き合ってくれている姿勢はポジティブに感じました。


~メリービズへ入社を決めたポイント~

選考の過程でメリービズに対してポジティブに感じたことは複数ありますが、その中で私がメリービズを選んだ決め手は以下です。

  • 開拓余地があるマーケットの中で強い優位性を感じたこと
  • 拡大期フェーズの事業、会社であること
  • 私自身の転職テーマに向き合って選考を進めてくれたこと
  • ビジョンミッションへの共感

マーケットの可能性や事業フェーズなども重要なポイントではありますが、私自身のキャリアテーマを軸に選考を進められたことは大きな決め手になりました。

また、「ビジネスを楽しく」というビジョンへの共感も決め手です。
仕事に対しての価値観は人それぞれあり善し悪しはないことを前提として、働く時間を見れば長い人生の中で大きな割合を占めます。働く意義を見つけることや、自分の時間をどういったメンタリティで投資していくか、は今後の長いキャリアの中で重要だと感じてます。

私の中で大事にしていたマインドセットをビジョンとして掲げていたことに驚きと共感を覚えました。


◆入社後に思うこと

入社してから半年が経ったいまこの瞬間、感じていることを率直に言葉にしてみます。

  • 社会課題にタッチする本格的なサービス
  • 「ヒト」に対して紳士的、誠実
  • 多様性・柔軟性を受け入れるムードと働きやすさ

~サービス~

メリービズのサービスは「スキルを持ちながらも就労機会が十分に得られない人(リモートスタッフ)」と「バックオフィスに課題を抱えている企業」の双方を救えることができるサービスモデルになっています。サービス導入のたびにお客様やリモートスタッフの方から感謝の声を聞くことができます。双方から必要とされるサービスになっているからこそ「ビジネスインフラを創る」というミッションへの繋がりを強く感じることができます。

~「ヒト」に対して向き合う~

選考の段階から感じていましたが、入社して「ヒト」に対して誠実に向き合う会社だと感じています。メリービズでは新入社員に対してバディがつき、立ちあがり期の支援をおこないます。私の場合、チーム内に1名チーム外に2名のバディがつき、不安解消やキャリアについて密にコミュニケーションを取っていただけました。正直ここまで時間を割いてもらえるとは思っておらず、入社して驚きました。

~柔軟な働き方~

メリービズでは原則週2回の出社、コアタイムを設けたフレックス制となっており、比較的自由度の高い働き方をすることが可能な環境になっています。それもあってか、スタートアップのなかでは比較的平均年齢も高く、社員の大半が家庭を持っていて、仕事と上手く両立させています。一般的なスタートアップのイメージとして、働き方については前職と比較しある程度厳しくなることを覚悟していたのですが、この働きやすさについてはいい意味で裏切られました。

◆最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
私のこれまでの歩みとメリービズについて簡単にご紹介しましたが、メリービズについてこの記事の中でご紹介しきれていないこともたくさんあります。

また、メリービズではこれから創らなければいけないこともまだまだあふれています。
話を聞いてみたい、スタートアップでオーナーシップをもって経験を積みたい、と考えている方はぜひお声がけください!


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