日中関係が揺れる今、北海道からできることがある
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ニュースを開けば、日中関係の緊張が毎日のように流れてきます。
SNSでは右寄りの意見が目立ち、「むしろ悪化した方がいい」という声すら珍しくありません。
もちろん、それぞれの立場や歴史的背景があり、意見が分かれること自体は健全だと思っています。
ただ、そうした空気に流され、未来を狭めてしまうのは違う――そう感じる瞬間がありました。
■ 北海道の中国経営者コミュニティで聞いた言葉
先日、北海道の中国経営者団体の忘年会に参加しました。
そこでの最後のスピーチに、心が震えました。
・今、日中関係は悪化している
・けれど日本と中国は隣国であり、経済は切り離せない
・だからこそ経営者が橋を架けていく
政治は変わります。
社会の空気も変わります。
けれど、ビジネスや文化、人のつながりは、国境の外側にある――そんな強い意思を感じました。
私はその言葉に深く頷きながら、同時に自分たちの事業の意味を再確認していました。
■ MASSIVE SAPPOROが見ているのは「国籍」ではなく「旅の形」
北海道は観光地として、中国をはじめアジアからの訪日客に支えられている側面があります。
しかし私たちは中国依存だから頑張るのではなく、脱中国だから方向転換するわけでもありません。
そもそも、国籍を基準には見ていない。
私たちが一貫して向き合っているターゲットは
家族旅行とグループ旅行。
誰と旅をするか。
どんな思い出を持ち帰るか。
その幸せに国境は関係ありません。
家族の笑顔が増えること
仲間と語り合う夜が増えること
文化の違いを知り、偏見が一つ溶けること
宿泊事業を拡大することは、
世界を少しずつでも前向きに変えていくことに繋がると信じています。
■ 経営者が未来に影響を与えられるとしたら
社会の空気が冷え込んでいるときこそ、
民間が、人が、企業がつなぐ役割を果たすべきだと感じます。
私たちは宿泊を通じて、
「誰かの大切な旅の架け橋」になる。
そして、旅が生む感情は、政治よりも速く国境を越える。
小さな一歩かもしれない。
でも北海道から、私たちはそれをやり続ける会社でいたいと思っています。
📍 「旅で世界を温める」仲間がもっと必要です
私たちのビジョンに共感してくださる方、
宿泊・観光・テクノロジーの未来にワクワクする方、
国籍ではなく人と向き合う事業を一緒に育てたい方。
あなたと話してみたいです。
興味を持ったら、気軽にコンタクトください。
ここから先の景色を、一緒に見ましょう。