【今週の柄本】とは、Makip代表の柄本真吾が週一で書く「カジュアル社内報」です。
社員に向け、その週に柄本が考えていたあれこれを発信しています。
~協生農法~
https://youtu.be/WXzv1RPJDOM
アフリカなどでは過放牧や焼畑農法で砂漠が広がっていて、それをなんとか食い止めようと、植樹活動をしたり(グリーンベルト造成)、砂漠の中でも作物を育てようとしたりしていますが、どれも奏功していません。そこに、200種類ほどの有用植物の種をばら撒くだけで、農薬も要らなければ、メンテナンスもしなくてよくてただほったらかしているだけでちょっとした森が1年も経たずにできてしまうと。
農薬を使わないので、いわゆる害虫なんかも来てしまうんだけれども、ある植物に対しては害があっても 他の植物や全体的な損益で考えると害よりも益の方が大きくなるんだとか。
実はですね、わたくし、大学の専攻は「生物資源学類」でして、砂漠を緑化したい!という希望を胸に大学に行ったんですが、砂漠化は貧困問題である。というのを知った時にどうにもならねぇなと一気に希望を失いまして、半分ぐらいはラグビーしかしない学生時代を送ってしまったんですが(もったいないw)、砂漠の緑化をこんな方法で実現している人がいるとは、、、と驚きを隠せません。
しかも、なんでこれがうまく行ったのか?と言うと、単一植物で緑化しようというのは何人もチャレンジしてきたけれども、200もの複数有用植物の密生、混生は誰も思いつかなかった。ので、誰もやったことがなかった。ただそれだけだと。クリエイティビティの話ですよね。まぁ、きっとただやってみた。ってだけではないんでしょうけれどもね。
勝ち筋があってやってみて、うまく行ったということだと思うんですけれども、それにしてもこれで砂漠が緑化できたら本当にスゴい。
色々調べれば調べるほど、今の地球の破壊レベルはとんでもないことになっています。
今年の酷暑ももしかしたら温暖化の要因かもしれませんし、イタリア南部では暑すぎて人がバタバタ死んでるとか。温暖化で気温が上がるのは間違いないらしんですけれども、それが2050年までに1.5℃で抑えられるのか、3℃ぐらい上がってしまうのか?で、だいぶ差があるとのこと。何やら、ある臨界点を超えると、いろんなことが一斉に取り返しのつかないレベルで自然がぶっ壊れて行くんだとか。
日本は自然に恵まれている国なので、あまり実感がないと思うんですけれども、水問題は世界的に本当に深刻になるという話も出てますね。アメリカでも水問題は深刻だという話も聞きます。
そういった問題を、この協生農法は農業をやりながらも砂漠を緑化できるんではないか?とのこと。
こちらの舩橋さんがソニーコンピューターサイエンス研究所を選んだのは、ソニーが文化を作る会社だからだそうです。現行の資本主義的な、お金が全てであるという世の中から、そうではない価値観を見出し、世に定着させたいと。お金が全てとなると、森林伐採など資源の消耗は避けられないでしょう。ただ、地球を守ることを最優先にしようという文化が根付けば、良い暮らしよりも地球を守るということを優先する文化になるかもしれない。そういった期待を抱いて、ソニーに入ったそうです。
どういう形で貢献できるかはわかりませんが、僕も学生時代に夢見た砂漠の緑化に貢献できたらいいなぁ。