一般的に営業は、“売上をつくる役割”として語られます。しかしメイキップでは、営業を「プロダクト改善の起点」と考えています。メイキップが向き合っているのは、未だ世にないプロダクトです。完成形が存在しないからこそ、クライアントのニーズを掘り起こし、それをプロダクトへ還元し続ける必要があります。その循環の最前線にいるのが営業です。売上をつくることは当然の責任です。しかし、それだけではプロダクトの進化は実現しません。
今回は、メイキップが追求してきた営業の在り方について、メイキップ取締役として営業部を率いる前田に話を聞きました。
Q. メイキップの営業はどのような役割を担ってきたのでしょうか?
前田:クライアントの課題を理解し、その課題を解決できるサービスを提案・提供する。これは営業の基本です。
ただ、メイキップの営業はそれだけでは終わりません。常に考えてきたのは「どうすればプロダクトをより良くできるか」ということです。私たちが扱っているのは、まだ完成していないプロダクトです。だからこそ営業は、売って終わり、では役割を果たしたとは言えません。クライアントの声を拾い、その背景を構造的に整理し、改善へとつなげる。その積み重ねが、現在の営業の役割を形づくってきました。
Q. その営業の在り方はunisizeの進化にもつながっていますか?
はい。メイキップの原点である「unisize」は、今の形になるまで何度もアップデートを重ねてきました。初期は、サイズを棒グラフで示すシンプルな仕様でした。それでも一定の価値はありましたが、「本当に自分に合うのか」という感覚までは伝えきれていなかったと思います。改善を重ねる中で、人体に沿ったビジュアルへと進化し、現在では3D表示による直感的な体験を提供できるようになりました。
こうした進化は、「プロダクトを売って終わり」というスタンスでは実現できません。営業は、クライアントから寄せられる声を単なる要望として受け取るのではなく、「どうすればよりユーザーにサイズ感が伝わるのか」「なぜそう感じたのか」「どこに違和感があるのか」といった背景まで掘り下げてきました。その声を言語化し、整理し、企画・開発へとフィードバックし続ける。その往復を何度も重ねてきたことが、プロダクトの改善につながっています。
Q. 数字目標とプロダクトの進化はどのようにつながっていますか?
営業である以上、数字目標を持つのは当然であり、数字は明確な「結果」として捉えています。ただ、メイキップではその数字とプロダクトの改善を切り離して考えたことはありません。
売れたときには、「なぜ売れたのか」を徹底的に分析する。売れなかったときには、「どうすればもっと売れるのか」を構造的に捕らまえ、整理し、プロダクトへ還元する。プロダクトが良くなれば、より多くのクライアントに選ばれる。導入が増えれば、売上が伸びる。数字目標とプロダクトの進化は、上記のように一本の線でつながっています。営業は数字をつくる存在であると同時に、プロダクトをさらに進化させる存在でもあるのです。
Q. マーケットニーズを見極めるとはどういうことでしょうか?
クライアント様からは日々、多くのご要望をいただきます。しかし、それをすべて反映させるわけではありません。まず考えるのは、それが一社特有の要望なのか、複数社に共通するマーケットニーズなのか、という点です。一社の声に応えることは大切です。しかし、それを積み重ねるだけではプロダクトの軸がぶれてしまいます。私たちは未だ世にないプロダクトを作っています。だからこそ、軸を守る判断が必要です。
メイキップの社内では「商売人であれ」とよく言います。改善にかかるコストと、そのリターンを冷静に見極めることも営業の責任です。その改善はマーケット全体に価値があるのか。そこまで考え抜いて実装の是非を提案する。 これこそが、メイキップの営業の哲学であり、強さです。
営業から始まるプロダクトの改善
メイキップは、未だ世にないプロダクトを生み出すため、営業を「プロダクト改善の起点」と位置づけてきました。目指しているのは、営業の存在感を強めることではありません。プロダクトそのものが、クライアントにとって欠かせない高い価値を持つことです。営業は、クライアントの顕在ニーズだけでなく、まだ表面化していない潜在的な課題にも向き合います。それらを捕らまえ、構造化し、価値へと転換していく。その積み重ねがプロダクトの精度を磨き、クライアントからの信頼を確かなものにしていきます。営業は、常にその循環の起点であり続ける。それこそが、メイキップが追求してきた営業の哲学なのです。
メイキップでは、「商売人であれ」という哲学のもと、クライアントの声をプロダクトの価値へと変え続ける営業メンバーを募集しています。ぜひお気軽にご連絡ください。