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壊された領域の壁!FABRIC TOKYOのSCMチームとは

FABRIC TOKYO・広報チームの月橋です!

私たちFABRIC TOKYOは、中間流通を通さずに直接お客さまへ商品をお届けする「D2C」というビジネスモデルでブランドを運営しています。

商品を企画し、お客さまへお届けする。そしてその商品を長く愛用いただくためのサポートを行い、またFABRIC TOKYOをご利用いただくまでの一連の流れを「バリューチェーン」と呼んでおり、社内にはさまざまな役割を担う部署、チームが存在しています。D2Cである分、この「バリューチェーン」が他社より長く複雑なことも特徴です。

今回から、そんなバリューチェーンを担うチームをいくつか紹介していきたいと思います。

第一弾は、生地や原材料の手配、生産から物流まで、多岐に渡る「サプライチェーンマネジメント」を担う「SCMチーム」に話を聞いてきました。

SCMチーム長候補 鈴木 雄也(通称 ゆうやさん)
2016年入社。新卒で国内老舗デニムブランドへ入社しレディースデニムの企画に携わった後、大手セレクトに転職。大手独特のルーティーンな業務体制に疑問を感じ、新たなチャレンジを求め転職活動をしていたところ、リリースしたばかりのFABRIC TOKYO(旧 La Fabric)を知り、一からチームや部署を作り上げられることに魅力を感じジョイン。現在は、SCMチーム長候補として日々奮闘中。プライベートでは新婚ほやほや。

SCMチーム所属 品質管理担当 初沢 亮(通称 はつ さん)
2020年入社。入社前職はアパレル企業のウィメンズブランドで生産管理を経験。
商品企画メンバーからのリファラルがきっかけでFABIC TOKYOへジョイン。
それまでFABRIC TOKYOのことを知らなかったものの、会社のVISIONやD2Cのビジネスモデルに魅力を感じ、新しいことにチャレンジしたいと思い転職。現在はSCMグループに属し、主に品質管理を担当。プライベートでは1児のパパです。

Q.「サプライチェーンマネジメント」って、聞き慣れない方も多いと思います。FABRIC TOKYOにおけるSCMとは?わかりやすく教えてください。

ゆうや さん:
ほんとにシンプルに言うと『お客さまへ「モノ」と「届ける」体験をつくるチーム』その体験というのは、必要な時に・必要なモノを・必要な場所に・必要な量だけを実現するためにお客さま、店舗、各部署、縫製工場、生地問屋、資材屋、ロジスティクス全てをSCMがつなぐことで生まれます。
FABRIC TOKYOのSCMは、他社に比べてバリューチェーンが長い分、領域が広いです。

はつ さん:
生地も原材料の一部なので、生地や資材を手配して工場に発注して商品をつくってお届けすることを一貫して行っているんです。

ゆうやさん:
大手と比べてみても、かなり関わる部分が多いですね。
そのため、他社から入るとびっくりすると思います。

はつさん:
そうそう!入社当初は「こんなこともやってるのかー」って思いましたね。

Q.具体的にはどんな業務をしてるのですか?

ゆうや さん:
チームとして主に大きく3つの役割があります。
「Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)」これらを守るための役割をチームで分担して行っています。

はつ さん:
私はSCMの中では主に品質管理をしていて、お客さまにお届けして問題ない品質か検品したり、問題が発生した時は工場さんと一緒に解決をするための働きかけをしたりして、良い商品をお届けするための動きをしています。
ゆうやさんは、また役割が幅広いですよね。

ゆうや さん:
そうですね。僕はFABRIC TOKYOのSCM立ち上げから関わって、よくも悪くも何もない所から携わってきたので、事業やチームの発展を確認しながら幅広く全体を管理しながら新しい取り組みの対応などをメインでやっています。
他のメンバーに関しても役割はしっかり決まっていて、最初に言っていた「QCD」という、クオリティとコストとデリバリー、それぞれに担当がついているような形になっています。
今は分業して各自担当を持ってやっているのでチームとしても動きやすい環境です。

Q.SCMチームで働いて感じたことや、大変だった事などを教えてください

はつさん:
大変なことが多いので(笑)ひとつに選べないのですが…
というのも、私たちが関わっている工場さんも社内の他部署のメンバーも、みんなプロフェッショナルなので、理不尽なストレスがかかることはあまりないと思います。
しいて言うなら、FABRIC TOKYOは常にアップデートを重ねるサービスなので、それに合わせて基準やマニュアルも更新し続けることが必要となってくるんですよね。だから、例えば新しいカスタマイズが選べるようになるなど新しいリリースがあると、リリースまでは他部署との連携も含めて部署横断の動きが必要となり、本当に大変だけど、お客さまから「良かった」っていう声をいただくとやり甲斐を感じます。

ゆうやさん:
大手のアパレルは仕事の領域が決まっていることが多いので、そこと比較するとやるべきことが多くて大変と感じる人は多いかもしれない。
ただこの会社では次から次へと新しい挑戦の機会があるので、自分にとってはそういうチャレンジングな環境が結果としてよかったと感じている。
実際この会社にきて初めて今まで携わったことのない物流拠点の立ち上げを経験し、自分が職域として認識していなかった部分など、ほんとに知識知見が広がったし、職域の壁が崩されましたね。

はつさん:
ほんとに、一般のアパレルの生産製造では関わったことがないことが沢山ありましたよ。
ハードかもしれないけど、D2Cというビジネスモデルは、お客さまの声がリアルタイムで直接届くので、SCMとしてもやりがいを感じる機会が多いです。

ゆうやさん:
あとは、受注生産なので、数量の確証や保証ができない分工場さんとの信頼関係の構築はほんとに重要。日々のコミュニケーションをとても大事にしています。
FABRIC TOKYOを信じて応援してくれるパートナーさんばかりなので、お互いに支え合うことができる環境に感謝しています。

Q.SCMチームの雰囲気を教えてください。

ゆうやさん:
友達みたいに明るく楽しいチームだね!

はつさん: 
そうそう!で、キャラは濃いメンバーが揃っていますよ!
もちろんON・OFFともに深い話ができる関係性ですし、いわゆる上下関係は感じないフラットなチーム。
コミュニケーションを大事にしてるので、デイリーMTGも会話を大切にしています。

ゆうやさん:
そうだね!絶対にフラットな関係性は重要で、どちらかが上から話してしまうと関係性が一気に崩れてしまう。自分自身も未熟だしうまくマネジメントできない事もあるし、謙虚に助け合いながら互いに成長したいと思っている。
FABRIC TOKYOの場合、転チャレ(※1)制度で他のチームから異動してきたメンバーも多いからこそ、今までの経験で得た専門性を活かしながら、新たに成長できる環境作りを意識しています。
工場さんとの信頼関係構築の話もそうですが、コミュニケーションの大切さは社内外関係なく通じるものがあると感じてるんだよね。長く一緒にお仕事をさせてもらっている中で、工場さんとの信頼関係はとても強固なものになっていると思う。
社内のメンバーに対しても、接し方だったり相手の立場を考えながら、謙虚な思いをもって共に成長していきたいと常に思っています。

はつさん:
だからSCMチームは、常に「シームレス」をホットワードとしているんですよね。
今以上に会社が小さかった時代から、FABRIC TOKYOのVISIONに共感してくれて、切磋琢磨してきて一緒に成長してきた関係性がある。別の会社であろうと、ワンチームとして、壁を取り払って向き合う、「シームレス」はそんな考え方を表しています。
良い商品をお届けするために、社内のメンバーも工場さんも一緒になって、どうしたらもっと効率良くできるかとか、お客さまに喜んでもらうために改善できることはないか、いつも向き合っています。今後もこういう日々を通して共に成長していければいいなと思います。

Q.最後に、どんな人がSCMに向いていると思いますか?

はつさん:
チャレンジ精神があって明るい方、工場さんや他部署と関わることが多いので人と接するのが好きな方も楽しいと思います!

ゆうやさん:
好奇心旺盛な人には向いてると思います。
自分から情報を取りにいったり、課題を解決するために動ける人は、掘っても掘っても新たなことがでてくるので、そういう人は楽しいと思う。探究心がある人は大歓迎。
他社より色々な経験ができて、職域が広がる分、そこに伴う責任は大きいです。やり甲斐は充分だと思います。

はつさん:
最後に、SCMって難しそうなイメージがあると思うんですけど、、、
ゆうやさんが言うように、領域も広く責任も大きくて、決して楽な仕事ではありません。ただその分学べることや新しいチャレンジの機会もたくさんあるので、早いスピードで成長したい人にはぴったりだと思います。また、FABRIC TOKYOではリモートワーク制度など、生産性高く働くための環境も整っているので、その点でもチャレンジしやすいと思いますよ。


※1 転チャレとは…
FABRIC TOKYOでは、社内転職制度として「転職チャレンジ制度(通称、転チャレ)」を設けております。入社後、1年が経過した社員を対象に、人材募集をかけている別部署へ異動希望(社内転職)が出せる制度です。

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