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コロナ禍 ニューノーマルでの働き方(佐々木編)

こんにちは、コンサルティング事業部の佐々木です。

今回は、コロナ禍になって以降の私の働き方についてお話したいと思います。

私の自己紹介など他の記事は下記よりご覧ください!

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新型コロナ前後では主にPM(プロパティマネジメント)業務に携わっていたので、その部分にどのような影響があったか、個人の働き方がどう変わったかということについて振り返ってみたいと思います。


PM業務の特徴


管理物件の管理業務を中心とした業務のため、物件現地・各住戸という絶対的な「現場」があるということに加え、契約書をはじめとした紙の書類、それらへの捺印、保管セキュリティ度の高い鍵や各個人情報書類、現物書類必須・FAX使用などの古い業界慣習も多く、およそテレワークとは程遠い特徴を兼ね揃えているものです。

部署やチームで相互に確認・共有すべき事項が多く、打合せは印刷した資料を手に集まって行うのが基本でした。

また、入居者様にとっては自身の生活の中心となる住まいのことなので、設備不具合などは極力急ぎ対応してほしいという要望が出やすいものです。

当時業務端末は既にノートPCを貸与していただいていましたが、出社せず仕事をするということはあまり想像が出来ない状況でした。

フランスなど海外のロックダウン情報を調べると、外出禁止令が出され厳しく規制されるも生活インフラに関わる者は外出が許されているという情報があり、仮に東京が同じ状況になっても、住宅の管理は出社や外出が許可されるのではなどと考えていました。


時差出勤の導入


コロナ禍初期には、早朝から業務を始める「早番」と午後から始める「遅番」に分かれる時差出勤が先行導入されました。

それまで日中電話対応に忙殺されることも多かったため、早朝人が少なく電話の鳴らないオフィスで仕事をするのは新鮮で、溜まった仕事を一気に片づけるには最適な環境でした。

ただ早めに切り上げることに慣れていなかったため帰り時間は遅くなりがちで、単なる早朝出勤になりがちだった面もあります。

この時期に、電話受付時間を短縮し、会社のホームページに入居者様から設備不具合や契約に関するお問い合わせを受け付ける仕組みを付加し、スマホからこの問合せフォームに飛べるQRコードを付けた案内を各物件に掲示するなど、後にテレワークしやすい体制になっていく下地が出来て行きました。

会社では、以前から社内コミュニケーションツールとして導入されていたSlackに加え、自宅からでも会社サーバーに接続できるVPNの導入、WEBカメラの手配にWEB会議システムのZOOMについて調べるなど、準備を進めていただいていました。

PMソリューション部(当時)としては、VPN導入を前提として、PDF化できる書類はスキャンする、アウトソーシング出来る業務の割り出しと交渉、会議の在り方など、業務設計を考え少しずつテレワーク後の姿がイメージできるようになって行きました。


テレワークを開始して


いざテレワークを始めてみると、出社メンバーに負担が偏ったり、シフト調整に難航したり、コミュニケーションに苦労したりと、新たな課題が出てきましたが、都度皆で知恵を出し合ってそれを解消する対策を考えて来ました。

今は何てことなく運用している仕事の仕方についても、あらためて振り返ってみると、この2年間で大きく変わったことにあらためて驚く部分もあります。

私個人としては、仕事に対する姿勢、価値観は特に変化はありません。テレワークで変わったのはあくまで方法であって、出すべき成果は変わらないからです。

むしろテレワークによってそれがより明確になり、私個人自分が出した成果、会社にどれだけ寄与できたかという部分はよりシビアになったと思っています。

良かったことは通勤時間がなくなったことで、時間の有効活用が出来るようになったことで、今まで家族で夕飯を食べることが出来なかったのが、在宅勤務の日は一度家族との食事のためにデスクを離れ、また仕事に戻るといった働き方が出来るようになりました。

今回はPM業務を中心に書かせていただきましたが、他のPM会社の方に話を聞いても、ここまで柔軟にテレワークを使いながら、そのためのインフラを整えてくれている会社は見たことがありません。

テレワーク可がいいけど、ずっとテレワークというのも不安…という方にもバランスの良い最適な環境だと思います。

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