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【社員インタビュー】大好きなミャンマーのために!〜日本で働く後輩を成長へ繋げる〜

プロフィール

ミャンマーの東北にあるシャン州出身。
ヤンゴン外国語大学外国語学部日本語学科を卒業後、日本に留学し上智大学教育学科に進学。
大学4年目に日本留学に興味があるミャンマーの若者向けにメディアを立ち上げ、教育系インフルエンサーとして活動。
卒業後、2022年4月に新卒でASEAN HOUSEに入社し、ミャンマー人のリクルーティングと生活支援業務を担当。

↑ 日本が大好きで卒業式に袴を着た写真

ーASEAN HOUSEにジョインした理由

私はずっと誰かのためになる仕事をするのが夢でした。また、教育と仕事は人生でとても大事な部分であり、ミャンマー人のため教育と仕事の機会を作ってあげたいと思っておりました。大学生時代にはたくさんの教育系ボランティア活動に参加しました。個人で教育系インフルエンサーとして日本に留学したいミャンマーの若者に情報を共有したり、先輩としてアドバイスしたりしました。大学4年生になって就職活動を始めた時に日本で外国人の就職活動の大変さを実感し、日本にいる外国人の就職活動や生活に関して興味を持ちました。

一方、大学の授業のプロジェクトで難民と話す機会があり、その難民の1人がミャンマー人でした。その方は技能実習生として来日し、職場で暴力を受けたため職場から失踪、難民という在留資格に申請をしている方でした。その方と出会う前から似たよう事件のニュースを聞いたことがありましたが、この方に会うまでは重大さを感じていませんでした。しかし本人の声を生で聞けた時は、日本で働いている技能実習生の大変さが痛感し、ミャンマー人として何かできることがないかと思いました。その経験をきっかけに大きな夢を持って来日する外国人のために、教育のサポートだけではなくキャリアのサポートも非常に大事であることを実感し、人材サービス業界に就職することにしました。

ASEAN HOUSEで働いたら、日本で困っている外国人を手伝うことができると思って入社しました。入社したときは正社員ではなくアルバイトで入りましたが、ASEAN HOUSEで一緒に働いているメンバーが魅力的で仕事でやりがいを感じ、正社員として入社することを決めました。

↑ ASEAN HOUSEの初期メンバー集合写真

ーなぜそのような仕事に興味を持つようになったか

 ヤンゴンのある交差点でペットボトルのお水や雑誌を持ち歩いて販売している10歳の子供を見て私の人生の目標を見つけました。ミャンマーでは10〜17歳の子供の中で5人に1人が学校へ行けず働いています。さまざまな理由があげられますが、主な理由は親の貧困です。親に仕事がなかったり、仕事があっても教育費を負担できないぐらい低賃金なので子供が働かなければならなくなります。

東南アジアの国々の中でも貧困率が高いミャンマーで生まれた私だからこそ、このような仕事をする必要があります。ミャンマーのために私のような若者が頑張らないとミャンマーの将来は変わらないと思います。人を育成して、仕事のチャンスを増やす仕事はミャンマーの発展と直接繋がっていると思い、このような仕事に興味を持つようになりました。


↑ 教育系のボランティア活動に参加した写真

ーASEAN HOUSEに正社員として入社したきっかけ

 大学を卒業した後にミャンマーに帰ってビジネスを始める予定でしたが、ミャンマーの政治の情勢により、帰国できず一旦日本で働くことになりました。アルバイトの仕事を探している間、たまたまASEAN HOUSEの求人を見て、ASEAN HOUSEのビジョンに共感し、まずはアルバイトとして入社しました。入社してからはアルバイトというより正社員と同じくASEAN HOUSEの一員として、仕事を任せてもらい、自分の成長を感じました。もっとこの会社で成長したい!と思い、ASEAN HOUSEに正社員として入社することを決心しました。

 また、ASEAN HOUSEのメンバーは仕事している時は一つのチームであり、仕事時間外では本当に家族のようです。日本、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなど全く言語とバックグラウンドが違うメンバーと仲良く、楽しく、お互い励まし助け合って働ける毎日が楽しいからです。

初めての社員合宿の写真

ーASEAN HOUSEでの仕事の内容・やりがい

 現在は主にミャンマー人のリクルーティングと生活支援業務を担当しております。そのほか、メディアと営業部門の一人のメンバーとして幅広く関わっています。

 「ありがとうお姉さん」という内定者の感謝の言葉が私の大きな励みになります。面接から内定をもらうまでサポートをした外国人が無事に入社をし、楽しく働いている姿が一番のやりがいになります。

↑ 内定者に生活オリエンテーションをしていました!

ーASEAN HOUSEで成し遂げたいこと

 私が生活支援をしている外国人が誰かに頼らなくても日本で自由に生活できるようになることが私の目標です。日本で働いている外国人が日々抱えている問題はたくさんあります。例えば、市役所で必要な書類を発行できないことなど。その場合私が代わりに発行してあげるのではなく、発行の仕方や、市役所で使われる日本語会話などを教えてあげます。その人の代わりに全部やってあげるのではなく、その人が自分でできるようにサポートします。仕事を紹介するだけではなく、日本で働いている間、生活に問題がなく仕事が頑張れるように支援し、将来的に私たちの支援がいらなくなるよう成長させることが私がASEAN HOUSEで成し遂げたいことです。

ー未来のメンバーに一言

 ASEAN HOUSEの仕事は誰かのためになる仕事をしたいという方に非常に向いていると思います。自分が頑張っている結果が外国人の成長に繋がり、ありがとう!というを言葉をもらえるので、仕事で辛くてもその辛さがすぐに喜びに変わります。日本で働いている外国人を支援する仕事はその方一人だけのためではなく、その方を頼っている家族のためにもなりますので非常にやりがいを感じられるお仕事だと思います。
東南アジアに興味がある方、誰かのために働きたい方をお待ちしております!

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