1
/
5

【社員インタビュー】インドネシアで人生を変えてもらった自分。日本とインドネシアを繋ぐ人材を創出し、恩返しをしたい!

プロフィール

インドネシア駐在インターンとして株式会社ASEANHOUSEにジョイン。
現在は、インドネシアの政府機関と共同で、現地の職業訓練校に日本語コースを開講するため奮闘している。
もともと「国際協力」、途上国の社会問題に関心があった。
大学1年生の時に初めてインドネシアを訪れ、現地の人と触れ合う中で自分の心が明るくなり、それからインドネシアをはじめとする発展途上の国の文化や人々の人柄に惹かれるようになった。
”日本で働く”がインドネシアの若者にとって一つの選択肢になるよう、誰もが受けれる日本語教育を創ることが、直近の夢!

ASEAN HOUSEにジョインしたきっかけ

私は少し特殊で、「インドネシア支部設立インターン」ありきで、ASEAN HOUSEにジョインしました!

インターン生なのにインドネシアに飛ばされ、0から支部をつくるってかなりはちゃめちゃで破天荒だな笑って思ったのですが、インターンの募集文を見て、自分の関心や興味が重なっており応募しないと絶対後悔するなと思いました。

今思うと、興味や関心よりも、今の自分を変えたい。インドネシアに関わり、恩返しをしたい。という気持ちの方が大きかったかもしれません。

また、佐々さんの文章からアツさを感じて、ASEAN HOUSEという会社に面白さも感じ、お話ししてみたいなと思ったのもきっかけです!

今の現状の自分を変えたいとは?

元々、「国際協力」というものに小学生の頃からずっと関心がありました。
多くの方のイメージは、発展途上国と呼ばれる地を舞台に、ボランティアや、ビジネスといった手段で社会問題に取り組む。といったイメージがあると思います。私も初めは全く同じイメージを持っていました。
私は小学生の時から、テレビで見る外国に憧れを持っていて、特にヨーロッパの綺麗な街並みとかではなく、東南アジアの暑苦しいようなバイクだらけの街並みになぜか心惹かれていて、両親は海外にあまり関心がなかったため、自分で行くしかない!早く大学生になって行ってみたいと思っていました。

そして、国際学部のある大学に入学し、第二外国語を学ぶ機会がありました。興味の東南アジアで全然知らない国だけど、簡単な言語だといってたし、先生や授業が面白そうでインドネシア語にしよう!と、インドネシア語の授業を取ることに。

インドネシアがきっかけで...

そんなかんやで、入学してすぐに、インドネシア人のイスラム教徒の友達ができました。今日暑いのになんでそんな長袖を着てるの?と聞いたところ、
女の子の肌はPreciousだから(ドヤっ)
と言われ、なにその文化?なんで女性だと肌隠さないといけないのか意味わからん!と、イスラム教について勉強し始め、気づいたらインドネシアを研究するサークルにも入ってました笑

⬆︎大学のインドネシアを研究するサークルにてインドネシア語で劇を行う様子

大学1年生の時に初めてインドネシアを訪れた、インドネシア研修では、首都のジャカルタにある姉妹校の大学で3週間、インドネシア語の授業を受けました。
モールで買い物するときに、レジに行っても店員さんがいない...
探し回ったら、レジ裏であぐらをかきながらスマホをいじってるのをみて、
こりゃおったまげた。この人こんな態度でお金もらってるのか...
とカルチャーショックを受けたり、イスラムの文化や東南アジアあるある?のルーズさに魅了されていました。
実は、大学受験期に心の病で不登校気味になり、大学に入学してから病院に通っていた私は、「笑う」という行為を忘れており、


インドネシア人がよく使う言葉である
『Santay aja』=『気楽にいこうよ』
という通り、
自分が考えているよりももっと肩の力を抜いて生きればいいのか
と、考えたら楽になりました。
以前より性格は明るくなり、自信がついて、自分のやりたいことをやりたいなと強く思うようになりました。


私にとって、インドネシアでの体験や人との出会いは、人生が大きく変わった経験でした。


今度は、インドネシア語をもっと勉強したいし、田舎に行ってみたいと思い、次の長期休みに一ヶ月一人でインドネシアの村に語学留学へ。
ルームメイト・クラスメイト・先生と、それぞれ出身地も民族も違う多様な環境で学ぶことができ、言語だけでなく多様な民族が統一され成り立つ、インドネシアという国を深く知ることもできました。
そんな中で、


いつの日かパスポートをとって外国に行ってみたい
大学に行きたかったけどお金がないから諦めた
インドネシアには仕事がないから、日本に働きに行きたいけどどうすればいい?


と、友達と話してるとこんなことを聞くことがあり、


大学へ進学し、アルバイトをしてお金がもらえて、簡単にパスポートを取り、外国に行くことはみんなができることじゃない。
同じ年代の友達なのに生まれ育った国や環境が違うと、機会が平等でないんだ。


と、気づきました。
海外ボランティアに参加したとかではなく、仲の良い友達との何気ない会話で言われたことに衝撃を受けたことを覚えています。

と同時に、インドネシア人の笑顔を見ていると、確かに生活用品やインフラなどは、日本と比較すると充実はしていないかもしれないけれど、人々のあたたかさや、幸せそうな笑顔がそこにはたくさんあり、

何が「国際協力」なんだろう?と、ものすごく考えさせられました。


⬆︎英語のクラスメイトとの写真


帰る時にはこの村にもコロナウイルスの波が来てしまい、バタバタとしながら友達とお別れをし、日本に帰国したものの、大学2年生に上がると同時にコロナウイルスが拡大していき、大学はオンライン授業で、あの時のインドネシアでの大きな気づきが忘れがちになっていました。


それから3年生になり、就活をする中、このインターンを大学の友達から知り応募したのです。
もちろん、応募した背景には、過去にインドネシアで自分が変えられ、気付かされた経験から恩返しをしたいという気持ちが大きいです!
他にも、
自分自身北海道に1年間農業の国内留学をし、実際に農家さんの人手不足を実感したことや、
アルバイトで、実習生として日本で働くため日本語を学ぶインドネシア人とベトナム人の先生をし、日本語を教える楽しさを知ったこと、
一方で、バイト先にいた実習生の友達から高いお金を払って日本に来て、稼いだお金を家族に仕送りするという話を聞いてから、実習生の問題に関心があることも理由としてあります。


一番は、インターンの募集要項を見たときに、想いはあるのに何も進んでいない、ただ考えているだけの自分を変えたい。変えなくてはいけない。インドネシアに何か恩返しができないだろうか。と、強く思ったんだと思います。

結果として、休学もすでに申し込みが終わっているのに、誰にも相談せず、卒業を挟んでインターンに参加することを決めていました。

今は、インドネシアで何をしてるのか?


現在は、インドネシア支社のマネージャーとして、来年1月にインドネシア政府傘下の職業訓練校内に日本語コースを開講する予定なので、その準備をしています!

一緒に働いてくれるインドネシア人の日本語の先生をリクルートする仲間集めや、日本語や文化を教えるために日本語の授業に参加して勉強したり、日本語のカリキュラムを作ったり、時にはインドネシア政府とのミーティングを設定して参加したり、職業訓練校のイベントや授業の手伝いもしたり、0から創っている段階なので、業務は幅広くなんでもやってます!

結構、現場はわちゃわちゃしていて、時間通りにことが進まないゴムタイムのインドネシアで、物事を進めるのは大変なこともあります笑

また、ASEAN HOUSEのみんなは日本にいるので、1人オンラインのやりとりに寂しくなることもありますが、いつも応援してくれていて、インドネシアで頑張ることができます!

今回、インドネシアの政府の傘下の職業訓練校で日本語コースを開講し、特定技能として日本で働くインドネシア人人材を送り出すことは、ただの需要と供給のマッチングではありません。

人口爆発中で優秀な人材でも仕事に就くことが難しいインドネシア。実は、インドネシアでは日本の文化が大衆に浸透しており、日本に住み日本で働くということは、Japanese Dream です。
彼らが日本で働き、稼いだお金を家族に仕送りをします。いつか日本で働いたのちに、母国のインドネシアに帰国し、母国のこれからの発展を盛り上げていくでしょう。
日本側としても、若者が減少していき、労働人材が不足していく一方でしかない産業で、外国人材を迎え入れることは希望でもあります!

⬆︎インドネシアの労働省を訪問した時の写真

⬆︎職業訓練校の枝豆クラスの先生と生徒たちと


人を通して、その国の文化や言語を知って、その国も好きになる。
それが広がれば世界が平和になり、国際協力の第一歩になると思うのです。

一人ひとりの人間の裏には、家族や友人など多くの人の人生があり、それは、この特定技能の仕事をさせていただいてることのやりがいでもあるし、責任を感じることでもあります。
母国の希望を背負ったインドネシアの若者の人生の分岐点に関われることは、私にとって大きなやりがいになるでしょう。

この仕事でやり遂げたいことは?

日本とインドネシアを繋ぐ架け橋となる人材を生み出し続けることです!

彼らが日本に行った後は、ASEAN HOUSEの日本にいるみんながしっかりサポートしてくれます!

なので私は、日本語コースの生徒を日本に無事送ること、彼らが日本で活躍したのち、母国に帰って学びや経験を生かせるよう、はじめの道を創ることが私のやり遂げたいことです!

未来の仲間を待っています!

ASEAN HOUSEは、名前の通り、国際色豊かなメンバーが揃っていて、時に破天荒だけれども、おせっかいで人間味が溢れまくっている人が集まる、アットホームな家のような場所です!笑

現在私は、1人インドネシアから働いていますが、日本にみんながいると心強くてこっちで頑張れるのです。

⬆︎(左)毎週木曜日に行っている定例ディナー!(東南アジアにゆかりのある方をお呼びし、ご飯会をしています)ぜひ、興味のある方はお待ちしています!

⬆︎(右)たまたま3人が派手色のTシャツを着ていて写真を撮ってもらいました笑

『自ら機会を創り出せ』をモットーに、日々私たちは、『外国人も暮らしやすい社会を創る』ことに本気で取り組んでいます!

そんな、時にちょっとアツすぎてしまうかもしれない、私たちの想いに共感してくれる仲間をお待ちしています!

Invitation from 株式会社LivCo(旧ASEAN HOUSE)
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社LivCo(旧ASEAN HOUSE)'s job postings
9 Likes
9 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 大野 玲奈's Story
Let 大野 玲奈's company know you're interested in their content