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「UIやプロモーションまで受け持ってプロダクトをグロースさせていく」マネージャー2名が語るライナフのエンジニアリング(前編)

ライナフはスマートロック、スマートエントランスなどのIoTサービス、不動産会社や入居者が利用するプロダクトの開発を軸に「不動産」「暮らし」のDXを推進する不動産Tech企業です。
昨年だけでもAmazonとの提携や顔認証エントランスサービス「ライナフGate」のリリースなど新しい価値の創造に積極的に投資し、組織も拡大しています。
これから開発部の組織強化をしていくうえで、ライナフのプロダクトマネジメントを担う2人に、改めてライナフとの出会いから仕事、組織について余すことなく語っていただきました!

インタビュアー
松原:取締役開発部長(商品開発チームマネージャー兼務)
インタビュイー
椎名:執行役員プロダクトデザインチーム マネージャー(カバー写真右)
武平:プロダクトデザインチーム マネージャー(カバー写真左)

今日はよろしくお願いします

武平・椎名:よろしくお願いします!

飲み会での出会いから、気づけばライナフに入っていた

早速ですが自己紹介を兼ねて、お二人はライナフではどんなお仕事をされていますか?

椎名:開発部プロダクトデザインチームに所属するマネジャーで、純粋な開発以外に、クライアントとの調整も多いですね。クライアントの要望が、現状のライナフのプロダクトで実現可能か、今は実現できなくていずれ実装予定なら、いつ頃ならできそうなのか、みたいな話をしたりします。

武平:僕も同じチームのマネジャーで、もっぱら開発と、開発チームの調整をしています。他には、僕は今までWeb、アプリ、インフラと渡り歩いてきたので、それぞれのエンジニアの間を取り持つようなお仕事も多いです。Push通知の実現方法について、Webチームとアプリチーム、2つのチームの役割分担を調整するとか、これやるんだったら、インフラチームにこれをお願いしないとね、とか。

最近は、今担当しているプロダクトをもう一皮むけさせるために、プロダクトマネジメントに力を入れています。(開発部の)商品開発チームと相談して、どうやってプロダクトを広めていくか、販売していくか、ってところもやってます。

ライナフの前はどんなお仕事をされてたんでしたっけ?

武平:僕はWebのバックエンドとフロントエンドの開発が最も長くて、他にネイティブアプリとインフラもやってました。

あとは、もちろんコードも書きますが、もうちょっとビジネスよりのお仕事が多かったです。データを取って解析して、次はこういう施策をしようと決めたりとか。

ライナフでも似た感じですかね?

武平:そうですね。結局落ち着くところに落ち着きますね(笑)。

ライナフではそういうタイプのエンジニアが少なかったので、僕がそのポジションをすることで、自分のお仕事に専念できる人も増えていると思うので、ちょうどいなかったところにうまく嵌っているかなって思っています。



プロダクト全体を見るのがお仕事であるプロダクトデザインチームにピッタリハマっている感じですね。
椎名さんはライナフの創業メンバーですが、ライナフの前はどんなお仕事だったんですか?

椎名:僕は新卒でWebの受託制作の会社に入って、ビジネスデベロップメントをやったり、大規模な企業のサイトとかを作ってました。ディレクターのポジションが長かったですね。次の会社ではエンジニアとして実際にコードを書くお仕事をやって、その後独立しました。独立したすぐくらいに、滝沢さん(ライナフ代表取締役)に出会うんですよ。飲み会で。

そんなタイミングなんですね。

椎名:滝沢さんから依頼を受けて、例えばニンジャくん(ライナフのマスコットキャラクター)のデザインをしたり、ライナフのコーポレートサイトを作ったりしているうちに、気づいたらライナフに入ってました(笑)。受託でお仕事をしていたので、ライナフでは自社サービスの考え方に切り替えるのは苦労しましたね。

同じく創業メンバーの野瀬さん(IoTチームマネージャー)は、椎名さんより先にライナフに入ったんですか?

椎名:仕事として、ライナフに絡んだのは僕の方が1年くらい早いです。でも、ライナフ社員になったのは野瀬さんが先です。

じゃあ、椎名さんが滝沢さんと最初一緒に始めたのは、1期目ころから絡んでいるってことですか。

椎名:絡んでいると思いますよ。まる6年、7年目に入ったって感じですね。ライナフの既存サービスだと、スマート内覧は最初に僕が画面設計をやりました。

なるほど。その時から野瀬さんがIoT寄りで、椎名さんはWeb寄りという役割分担だったんですか?

椎名:そうですね。僕がWeb側やって、野瀬さんがiOSとandroidのアプリを開発していました。僕はプロダクトのターゲットを明確にして、画面設計や情報設計をしていました。

武平さんは、ライナフに入社を決めた理由はなんでした?

武平:僕は、椎名さんですね(笑)。面接で椎名さんと色々話して、これからどうなっていきたいかのビジョンをしっかり持っていて、この人頭いいなって思ったんですよ。

あと、椎名さんは客先交渉や要件定義もできるエンジニアなんですけど、僕は比較的広めのジャンルでコードを書くことや、マーケティングよりのことは色々やっていましたが、椎名さんの得意なことと、いい意味でズレていました。なので、僕の得意なことでライナフに協力できそうだなと。



椎名:嬉しいですね(笑)。

僕は滝沢さん(ライナフ代表取締役)のやりたいこと、ビジョンを、僕なりに言葉にして説明しているので、そこにハマってくれる人が来てくれるのは、カルチャーフィットしやすいですからね。これからのカジュアル面談や面接でも、そこはちゃんと伝えたいです。

UIからプロモーションまで、手触り感を持って事業をスケールさせる

特に椎名さんとかは歴も長くていろんなお仕事があったと思いますが、とくに記憶に残っているものはありますか?

椎名:明確にあります。ライナフにはエントランスのオートロックを開けるデバイス「NinjaEntrance」があります。ライナフ1年目にその初号機を作りまして、これは通称「つっこみくん」と呼ばれていました。そのデバイスがやっていたことは、エントランスの自動ドアの建物内側にある自動ドアの人感センサー部分にバーを横切らせて、自動ドアを開ける、というものでした(注:現在のNinjaEntranceは別の方法で解錠しています)。

当時は自動ドアに対して、建物内側から人が来たのと同じ挙動をさせる機械だったんですね。

椎名:はい。今となってはめちゃくちゃローテクでお恥ずかしいですが(笑)。僕らの作ったWebページ上の解錠ボタンを押すと、そのデバイスが動作して、エントランスの自動ドアが開いた時は、本当に感動しました。

WebとIoTの連携ですね。Webエンジニアとしては、物理的に物が動くのは感動しますよね。
武平さんはどうですか?

武平:僕は、現状ではまだない、と答えさせてください。というのも、今開発部で作っているプロダクトは、僕もUIやプロモーションまで担当して、スケールさせようとしています。それが実現したら、このプロダクトが、ライナフでもっとも記憶に残るお仕事になる予定です。

開発環境やエディターは、何を使ってますか?

椎名:僕はVisual Studio Codeを使ってますが、ライナフ開発部としては、みなさんお好きなものを使ってください、というスタンスです。言語はPHPを使っている箇所が多いですが、他にも使っているので、みなさん本当に様々ですね。

武平:僕はJetBrainsのPhpStormとWebStormです。社内シェアは、これらが結構高めだと思います。

お二人はUI設計をされることもあると思いますが、ツールは何を使っていますか?

武平:プライベートではSketchですが、会社ではデザイナーの秋山さんもAdobeを使っているので、XDを使ってますね。

ありがとうございます!
だいぶ盛りだくさんになったので、前後半分けましょうかね(笑)

※後編へ続く

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