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「自社サービスの開発を外注すると決めたのは、自分の考え以上のサービスを作るためでした」BiTT開発導入事例インタビュー・東京システムハウス様

こんにちは、LIG人事の向井です。

わたしたちLIGはオフショア開発「BiTT開発」を通じてさまざまなお客様のサービス開発を支援しています。セブ支社も、あっという間にエンジニア在籍数100名を超える規模となりました。

今回は、実際にBiTT開発を導入いただいている東京システムハウス株式会社「BizMake(ビズメイク)」プロダクトオーナーの今井さんに、ソフトウェア開発会社がなぜ自社サービスの開発を外注しようと考えたのか、パートナーとしてなぜLIGを選んでいただけたのかをLIG Philippines inc.のセイトさんがインタビューしました!

東京システムハウス株式会社
WEBサービスプロジェクト プロジェクトリーダー 今井 雄大 さま
HW設計会社エンジニアからWebスタートアップ企業でマーケティング・セールス全般を経て、東京システムハウスにジョイン。事業責任者として新規プロジェクトを進める。2018年10月にBizMakeをローンチ。「音楽やる感じで仕事する」が世界観のパラレルワーカー。仕事のほとんどはサウナですませる湯ワーキング推進者。

ビジネス設計Webサービス「BizMake」とは

セイト:はじめに、現在LIGが開発を支援しているサービス「BizMake」についてご紹介いただけますか。


今井:私がプロダクトオーナーを務める「BizMake」は、SWOT分析・3C分析・ビジネスモデルキャンバスやジョブ理論など、ビジネスのフレームワークを用いてWeb上でアイデアを整理できるサービスです。

新規事業のアイディアやマーケティング戦略を考える際、よくホワイトボードや付箋を使ってアイデアを整理するシーンがありますよね。とりあえずその場でスマホで写真をとって保存するかと思いますが、そのアウトプットって結局見返さないんですよ(笑)。

だったら最初からWeb上で、スマホからでも簡単に情報をまとめることができたら、そしてそれをチームに共有して(非同期で)議論したり編集したりできれば効率的なのでは? という思いで開発に着手しました。

運営会社である東京システムハウス株式会社は、2020年11月で45期目を迎えるソフトウェア開発会社です。まさに新規事業の創出に取り組んでいる最中でして、「BizMake」はその過程で実際に挙がった「こんなサービスが欲しい!」という私自身の思いをもとに生まれました。よって当社のような、中小企業で新規事業に取り組むみなさまにぜひ使っていただきたいですね。

セイト:ご自身の実体験から生み出されたサービスなんですね。ちなみにBizMakeは2020年9月末に大幅アップデートがありますよね? それってどんな内容なんでしょう。

今井:「同時編集機能」「ホワイトボード機能」リリースを目玉とした大幅なバージョンアップを予定しています。いままでは個人が作ったアウトプットを他者に共有する……という使い方だったのですが、同時編集機能がリリースされることによって、同じ画面を共有しディスカッションしながら情報を整理する体験が可能になります。

ただ、これからどんどん機能を拡張していきたい……というわけでは決してなく、必要な機能を潔く絞りこんだ、シンプルで使いやすいサービスを目指していますね。

セイト:今回の新機能は既存ユーザーにとっても嬉しいですし、新規ユーザーを獲得する武器ともなり得ますね。

このままだと「自分の考え以上のものが生まれない」という危機感

セイト:ソフトウェア開発会社である東京システムハウスさまが、開発を外注すると決めるまでには、どのような背景・課題があったのでしょうか?


今井:「BizMake」は、いままで広告出稿など大々的にプロモーションしていないものの、ありがたいことにSEO経由でアクティブユーザーが増えていました。そこで「もっと本腰を入れて使いやすいサービスにしていきたい」と思い、余っていた予算をすべて開発に投資することを決意したんですね。

ただ、残念ながらメインのエンジニアが退職してしまいまして……。これから優秀なエンジニアを採用するとなるとものすごく労力がかかりますし、仮に採用できたとしてもその方が自社にマッチしない可能性もあります。だったら、プロ意識が高く成果重視のパートナー会社さんにお願いしたいという気持ちがあったんですよね。

セイト:なるほど。たしかにパートナー会社のほうが短期的に見つけやすく、いい意味で割り切ってお付き合いできるという利点がありますね。

今井:はい。なんですが……やはり「自社サービスの開発を外注する」のには抵抗がありまして。SaaSなんていわばずっとβ版のようなものなので、どんどんPDCAを回して改善していかねばならないのに、外注してよいのだろうかと。社内に知見もたまりづらいですし。さらにはうちソフトウェアの開発会社ですしね(笑)。

セイト:これは、なかなかのジレンマですね(笑)。

今井:そうなんです。しかしそうも言ってられないとパートナー会社を探すことにしました。ここまでずっと自分ひとりでアイディアを考えてきていたので、「このままだと自分以上のアイディアが生まれない」という危機感があったんですよね。よいサービスを作るためには、デザインやマーケティングの知見ももっと取り入れていきたい。そのためには社内外問わずよいパートナーの存在が必要だと考えました。

そんなとき、偶然にもLIGさんがオフショア開発をやっているという情報を目にしまして、一度話を聞いてみようと思ったんです。オウンドメディアをもともと拝見していたので、Web制作やマーケティング支援もされているLIGさんなら、互いにディスカッションしながらいいサービスを作っていけるのではないか、という期待感がありました。

パートナー選定の最大の決め手は、コミュニケーションの心地よさ

セイト:タイミングよく出会えてなによりです! 複数あるパートナー会社候補のなかで、LIGを選んでいただいた決め手はなんだったのでしょうか?

今井:堀口(セイト)さんのコミュニケーションがすごく気持ちよかったんです。目の前にいるからお世辞で言っているとかではなく、本当に(笑)。


セイト:それはめちゃめちゃ嬉しいです。ありがとうございます(照)。

今井:他の開発会社さんは「この言語は開発経験がないのでできません」「ホワイトボード機能を作るならうちが得意なこの言語を使いましょう」と、自分たちの都合で話されることが多かったんですよ。そんななかLIGさんだけは「御社がこういう状況なのであれば、こんなやり方はどうですか?」と、弊社のことを思いやってくれているコミュニケーションだったんですよね。メールひとつ・お見積もりひとつとってもそんな姿勢が伝わってきました。この人たちだったら気持ちよく仕事ができると思い、LIGさんに依頼することにしました。

セイト:そんなに褒めていただけるとは……! ありがとうございます! 今後も期待に応えられるようしっかり努めます!

「チームLIG」でサポートしてくれる安心感

セイト:実際にBiTT開発を導入いただき、現在感じられている良い点・改善点をぜひ率直にお聞かせいただけますか?


今井:成果に関しては、2020年9月末の新機能リリース次第なので、まずはそれをしっかり確実にご協力いただきたいと思っています。

現在感じている良い点は、担当者さんの力量だけでなく、LIGさんとして力を結集しサポートいただいている、という安心感があることですね。毎週の定例ミーティングでお話ししていると、LIGさん社内でしっかり相談・連携いただいていることが感じられます。もちろん弊社メンバーともガッツリ連携いただいているので、いい意味で「オフショア開発っぽくないな」と感じています。

セイト:オフショア開発なのにオフショア開発っぽくない、というのは嬉しいですね。まずは新機能リリースをスケジュールどおり進められるようがんばります!

今井:もっとこうしていきたい、という点でいうと、やはり機能だけを見るのではなく、もっとサービス全体のゴールを踏まえた上で全員がコミュニケーションをとっていけるといいなと思っています。これは弊社のメンバーにも足りていない点なので、私からも積極的にゴールを伝えていかねばならない、と思っていますね。

セイト:率直なご意見、ありがとうございます! 社内での情報共有ももっと密におこない、メンバー全員がサービスに対する意識を高められるよう工夫していきますね。

今井さん、本日はお忙しいなかお時間をいただきありがとうございました!

さいごに


「自社サービスの開発体制」の理想は、当然社内に優秀なエンジニアがいて推進してくれることだと思います。しかしながらその状態を作り上げるのはなかなか難しく、時間もお金もかかりますよね。インハウス化に固執しすぎてしまうと、サービスを成長させるタイミングを逃してしまう可能性もあります。

LIGが提供するBiTT開発は、フィリピンの豊富な人材、そして日本のベテランプロジェクトマネージャーがみなさんのサービス開発を速やかにサポートします。

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