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「デザインを知らずして、事業は作れない」執行役員が語る、デザインを事業の中核にする理由

レバレジーズでは、現在約30名のデザイナーで30以上の既存サービスをグロースしながら、いくつもの新規サービスの立ち上げに関わっています。しかし、会社の急激な成長により、育成やクリエイティブなどあらゆる面で課題が生じ、それを解決すべく大胆な組織改革とリードデザイナーの採用に踏み切りました。

そこで、今回はデザイナー採用を指揮する執行役員の藤本にインタビュー。現状の課題や今後の展望など、レバレジーズのデザイン組織のありのままをお伝えします。

プロフィール
藤本 直也
執行役員兼経営企画室長

大阪大学工学部卒業後、2014年レバレジーズ入社。
インターン時代に、月間120万人が使うエンジニア向け問題解決プラットフォーム『teratail(テラテイル)』を立ち上げ、2年目には最年少で事業部長へ抜擢され新規事業の黒字化に成功。マーケティング部、新規事業の責任者、レバテックの経営企画を担当後、25歳でレバレジーズ史上最年少の執行役員に就任。専門性は、事業開発とマーケティングだが、規事業にてデザイン業務やエンジニアリング業務に従事。多数の事業創りの経験から、デザインを戦略の要としている。


デザインの力で業界NO.1を目指す

—なぜこのタイミングでデザイナー採用に注力することにしたのでしょうか?

業界NO.1のサービスを目指していくためです。昨今は機能的な差別化が難しいので、ユーザー体験の向上や、コンセプトが伝わるビジュアルイメージが明暗を分ける決め手になります。当社のサービスの多くが業界トップクラスまでに成長しましたが、確固たる1位となるには、数値では測れないユーザーの感情や細かなニュアンスに対して仮説を立て、サービス全体のビジュアルや体験だけでなく、概念や感情を含み全体をデザインすることが大切です。

事業を推進するにあたって、ユーザーとの接点は基本的に「デザイン」と「営業」です。特に数百万人単位にマーケティングを行っている当社では、デザインが将来のお客様に大きな影響を与える重要な役割になります。最終的なユーザーとの接点を計算したうえで、マーケターと連携してサービス全体のデザインをしていくことができないと、サービス作りは不可能とすら思っています。

—どのようにして業界1位を目指していくのでしょうか?

大胆にブランディングを変えることですかね。当社はここ数年で急成長を遂げ事業の幅が広がったため、もっと業界全体を支えていかないといけないと感じています。そのため、メディアごとに発信するメッセージやデザインなどの変更をしていく必要があります。

例えば「レバテック」であれば、昔はSESしかやっていませんでしたが、今ではいくつも派生サービスが誕生し、「レバテックキャリア」「レバテックダイレクト」「レバテックラボ」などが「レバテック」というブランドに結びついてます。「レバテック」が社会に対して何をしている会社なのかをちゃんと設計してストーリーテリングに落とすと、エンジニア人材の会社ではなく、エンジニア業界を良くしようとしてる会社にイメージが変わると思いますし、そこにミッションやビジョンが正しく紐づけられればデザインが変わっていきます。

最近フリーランスという働き方が増えてきましたが、まだまだそれが一般的には思えない人も多いと思います。企業側としても、多様性のある働き方をまだ受け入れていない企業も多いですが、アメリカの企業の6~7割がフリーランスになることが予想されますし、ゆくゆくは日本もそうなっていくでしょう。それには、フリーランスのメリットを感じてもらえるようなデザインをすることで、新しい働き方を普及させていく必要があると思ってるので、この新しい文化を率先して作っていくのは、デザイナーの役割だと思っています。



関わる人全員が幸せになるサービスを作り続ける

—レバレジーズが事業を作る際に大切にしていることはなんですか?

レバレジーズでは、自社の理念にある「関係者全員の幸福の追求」が何事にもベースの価値観になっています。自分もいくつか事業を作ってきましたが、どれだけ収益が担保できても最終的に関わる人全員が幸せになってないとサービスの存在意義が無いと思っています。関わる人がみんな得をしたり、感情がプラスになったりすることはサービスを作る上で最も重要な考え方だと思っています。

レバテックのビジネスモデルなんて、すごく良いですよね。CtoCプラットフォームに近いことをしていて、できるだけエンドユーザーと直接やりとりをしています。例えばSIerは多重請負構造が多いですが、レバテックは2次請け以降の企業とは取引してないんです。直請けの企業に人材が確保されることで個人側の受け取るお金もやりがいも増えて、企業側も優秀な人材を確保できて、全員がwin-winの状態を作れています。

また、スピード感も大切にしています。未上場で資金調達をしていないので、自分たちがやりたいことは業界を選ばず何でもすぐに挑戦できます。そのため、やりたいと思ったその次の日から動き出すこともあります。これからも変わらずこのスピード感を大切にしながら、世の中を幸せにするものを一つでも多く生み出し続けていきたいですね。

—その上で、現在のデザインに関する課題は何ですか?

デザイン品質の向上と、マネージャー層の強化です。

デザインの品質を改善していくには、事業に関わる全員が意識して同じ方向を向かなければいけません。そのため、デザイナーがマーケターやエンジニアを巻き込みながら、自らサービスをリードしていく組織を作っていきたいと思っています。しかし、社内へのデザイン理解の浸透を影響力を持って推進させ、サービスをリードできるデザイナーが多くないのが現状です。

今のデザイン組織はリードクラス以上は5名ほどしかおらず、大半のメンバーは新卒4年目までのデザイナーです。彼らにデザイナーとしての良い背中を見せられるよう、サービスを根本から設計できることに加え、教育や組織づくりも一緒に行っていただける方を求めています。

—最後に、レバレジーズの選考を受けてくださる方にメッセージをお願いします。

今のレバレジーズには新しいプロダクトや事業は沢山ありますが、正直それをやるだけの体制が追いついていません。しかしその分、入社してすぐに裁量の大きな仕事をお任せすることもあると思います。積極的に、自分を含めた経営層とディスカッションしながら組織を作っていってほしいですし、マネジメントを任せられる人であれば10人以上の組織をお任せしたいと思っています。

今の組織文化を変えたり、新しい組織の基盤を作ったりしてもらえる人を求めているので、デザインの力で事業を引っ張るとか、デザインの力で会社を変えるという気持ちをもっている方と是非お会いしたいです。

レバレジーズのデザイン組織

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