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「動画制作が自己表現の手段だった。」LCを支える制作部長が思い描く理想のチーム像

2022年6月に入社し、制作部の部長を努める水野さんに、動画制作に対する想いや目指している組織像について聞いてみました。

プロフィール:水野 新之助(みずのしんのすけ)

Leading Communication 制作部 部長。SNS動画ディレクター。
2018年に株式会社Viibar(現 株式会社VideoTouch)にディレクターとして新卒入社。主にテレビ局をクライアントにYouTubeやTwitter等のSNS動画の制作に従事した後、2022年6月にLeading Communicationにジョイン。企業のTikTokアカウント運用のディレクションを行いつつ、制作チームを束ねている。趣味は珍奇植物を育てること。


-これまで動画制作の領域で一貫したキャリアを歩まれていますよね。動画制作に触れるようになったきっかけはなんだったのでしょうか。

動画制作に関わるようになったのは、大学のサークルがきっかけでした。入学時に勧誘で声をかけてもらったんですが、子どもの頃からテレビをみるのが好きだったのもあり、なんとなく興味があるなくらいの軽い気持ちで入ることにしました。活動内容は、アナウンサー志望の人と映像制作志望の人が集まって番組やショートドラマを制作したり、他大学と合同で上映会を行ったりしていました。そこで自分たちが作った動画に対して「おもしろい」と感想を言ってもらえることに楽しさを感じていくようになりました。

もともとあまり喋るのが得意ではなく...自分の感情表現とか、物事を上手に伝えることとか、コミュニケーションに苦手意識を持っていました。でも、映像を通してだとそれができるんですよね。

情報はもちろん、私自身の思いや感情を視聴者に“伝える”ことができて、“評価してもらえる”ことに喜びとやりがいを感じました。

-動画制作が自己表現の一つだったんですね。そこからどのように「仕事」に繋がっていったのですか?

就活を始めた頃はテレビの制作会社なども視野に入れて見ていたんですが、将来的な需要を考えるとネット動画が伸びていくだろうと思っていたので、IT系の会社で動画制作を行っている会社を探しました。

たまたま見つけた会社がViibar(現 株式会社VideoTouch)という会社だったんですが、当時、新卒を採用していなくて、インターンとして入社させてもらうことになりました。配属になった部署はテレビ局のSNS動画制作を請け負っている部署でした。テレビ業界なので、もちろん番組制作に関してはプロフェッショナルだけど、SNSを活用するための知見がないところがほとんどで、その課題を僕らが支援するという形で、当時はFaceBookとTwitterをメインに、動画制作を通じたSNS動画施策を実施していました。間接的に自分が好きだったテレビを支えていける仕事として、こういう関わり方もあるんだなと知ることができて、見ていたキャリアの選択肢も広がりました。

そこから働きぶりなどを評価してもらい、無事に新卒として入社することになりましたが、当時は焦りとかもなく、ただただ仕事が楽しくて打ち込んでいましたね。内定がない状況に対しての焦りとか働く条件とか気にならないくらいの熱量で働いていたので、周りの人には“時給300円の男”と呼ばれていました(笑) 好きなことにがむしゃらに向き合えるやつ、という部分でも評価してもらえたのかなと思います。


-そこからなぜLCに転職を?

コンフォートゾーンから抜けなければ!という思いでした。前職では自分自身のキャラクターも理解してもらっていて、とても居心地のいい環境で動画制作に向き合えていたと思います。一方で、自分自身のアウトプットが固定化されてきているのを感じていました。新卒の頃から思っていることですが、ディレクターは専門職なのでトレンドや新しいメディアのキャッチアップ、それらを通して毎日スキルアップしていかないと個人に対しての将来的な需要がなくなっていくと思っています。当時は天井にぶつかっている自分自身への危機感が強く、思い切って環境を変えてみようと決意しました。

そんな時にwantedlyで見つけたのがLCです。LCに惹かれた理由は、経営が完全自己資本であることのスピード感と社長が経営者として凄すぎる、という点ですね。LCにいる自分を想像した時におもしろそうだなーと直感で思ったんです。

正直、知名度としてはまだまだこれからな会社なので、周りの人からはキャリア的に本当に大丈夫なの?と言われることもありました。前職の元同僚は大手の会社に転職する人も多かったので。

ただ、仮に失敗したとしても年齢的にやり直しがきくなとも思ってましたし、天邪鬼な性格なので「むしろやったやるわ!」って気持ちでした笑

-現在は制作部の部長として希望のキャリアが実現できているかと思いますが、実際にチームで取り組んでみていかがですか?

まだ部長になってから日が浅いですが、新しいメンバーを迎えていく中でこれから業務の進行方法やクライアントとの向き合い方など、チームのカルチャーを作っていかなければいけないフェーズだと思っています。

現在はチームメンバーが4人、インターン3名の体制です。テレビの制作会社出身や、ポスプロ出身の人、自分でメンズ美容のYouTubeやTikTokの制作・運用をやっていた人、自分がインフルエンサーとしてダンス系の動画投稿を行ってきた方などバックグラウンドは多種多様ですが、一人ひとりがプロとしての強みを持っていると思います。逆に言えば属人化しているということにもなるので、まずは、その強みをチーム全体で汎用させていきたいです。TikTokを筆頭にSNSはトレンドの変化が早いので、コミュニケーションをとりながら情報共有をしていき、全体の基盤のスキルアップを目指します。

クライアントとの向き合い方という点については、シンプルに「企業がやりたいこと、届けたい層に届けるための方法を考えて提案して、実行する」それが本質だと思います。

動画のクオリティだけを突き詰めようとすれば沼にハマるくらい、いくらでも突き詰められるんですが、クライアントから依頼されている場合のクオリティというのは動画の質だけの話ではなく、クライアントの期待に応え、目標達成をできているか、ユーザーからの反応がどうだったのか、プロジェクトをスケジュール通りに円滑に進められているのかなど、全てをトータルでみてクオリティと呼ぶのかなと思います。どちらかだけに偏ってはいけなくて、トータルコンサルティングができてこそ、価値のある仕事だと思っています。



-理想のチームにしていくためにはどのようなメンバーが必要だと思いますか?応募を考えている方にメッセージもお願いします!

撮影や編集の技術力ももちろんあるにこしたことはないんですが、スタンスとしての条件はSNSが好きな方がいいですね。一般企業が持っていない知見を提供できるクリエイティブチームであることが私たちの最大の価値なので、普段から自分だったらこうするなーとか、なぜこれが流行っているんだろう?とか、SNSと向き合える人が向いていると思います。

あとは仕事を楽しめるマインドも大事だと思います。僕自身、前職も含めて多忙な時期もあって、心が折れそうになる瞬間はいっぱいありました。というかほぼ折れていたと思います(笑)

それでも乗り越えられたのは、出した動画の反響とか、いいねやコメント、クライアントからの声など全て可視化されて直接聞くことができたからです。至らないな、まだまだだなと思うこともいっぱいあるけど、成長している実感もあるし、頑張ろうと思える気力が湧いてきます。

業界で一番イケてるクリエイティブチームを目指したいですし、それを成し遂げられるメンバーも増えています。そんな仲間たちとぜひ一緒にLCを成長させていきましょう!

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