<プロフィール>
SRE/採用広報
安達 涼/あだちん(あだち りょう)@adachin0817
大学時代に情報学/サーバに出会い、ホスティングから大規模なアドテクなどのインフラエンジニアとして数社携わる。2018年ランサーズにジョイン。現在はSREとして、ランサーズのインフラ運用、改善、Docker開発環境の提供、新サービスのインフラ構築、PHPバージョンアップ、分析基盤運用(Digdag,embulk,BigQuery)から、採用広報やメンターも担当する。最近では二人の友人を紹介し、リファラル採用を達成。副業は数社サーバ運用を行う。
「脆弱性スキャナVuls」のOSS活動もしており、自称エバンジェリスト/広報/VulsRepo init file,chatwork通知のコントリビュータでもある。
業務範囲はSREから採用広報まで
現在SREチームは私含めて4人います。主にAWSでのサーバ構築「Freelance Basics」を担当し、「ランサーズ」のサービスの信頼性向上、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、モニタリング、緊急対応、インフラコード化、リファクタリング、セキュリティ強化、新技術の検証、分析基盤の運用を行っています。
またインフラエンジニアとなるとプログラミングを書くイメージがないと思いますが、SREという職種に変わってからコードもバリバリも書いていくので、業務は多岐にわたります。
手を挙げれば任せてもらえる環境は、常に新しいことに挑戦したい自分にあっていると感じます。
また新卒採用、採用広報、メンターを担当することになり、Wantedly上でスタッフインタビューの更新を行っています。担当した記事がWeeklyランキングにランクインするなど、これまで技術ブログでアウトプットし続けてきた経験が活かせる形となりました。
技術ブログを6年間で390本。アウトプットを続ける理由
技術ブログは、インフラエンジニア/SREとしての学習・成長記録のために書き始めました。新卒の頃はじめて自宅サーバを構築した2013年から更新を続けており、イベントレポートなども書き溜めています。当時から「週に一回は必ず更新する」と自分に課していて、更新本数は6年間で390本を超えました。
いろいろな方が技術ブログを書いている中で、当時自分にとってわかりやすいものにあまり出会えなかったので、自身がつまずいた技術を、上から下まで読めば理解できる記事を目指しました。
自分の理解力は決して高い方ではないと思っており、ブログを書くことで思考の反芻ができて、復習にもなるんです。天才だったら良かったんですけど、そうではなかったので(笑)、ひたすらアウトプットするという努力を続けました。
今では月数万PV出るブログになりましたが、もちろんはじめからスラスラと書けたわけではないです。最初の方のブログを読み直すとあまりにもひどくて消したいくらい(笑)。それでも自分は更新を止めなかった。今では知識の宝庫となり、慣れてくると数分で文章の構成が仕上がるようになりました。
世間では自分が勉強したことをわざわざブログを書くというニガテ意識が高い人も多いと思いますが、自身の振り返りになる上に、ブランディングにもなるので、むしろ、やるべきだと思います。もちろん転職にも有利になるはず。行動している人は結果が必ず付いてきます。
エンジニアに求められる「コミュニケーション能力と人間性」
ありがたいことに「エンジニアなのにコミュ力高いね!」といって頂く機会が多いんですが、それもはじめから上手だったわけではありません。
PCに興味をもったのは中学生の頃。当時父にWindows XPをもらい、Mac、LinuxとOS周りに興味を持つようになりました。よく「エンジニアでもなんでもコミュニケーションはマスト。繋がった人は大切にしなさい」と父に言われることが多かったと思います。学生時代からコミュニケーション能力強化のために、あえて接客業のアルバイトを経験したいと動きました。
エンジニアでもまず最初に重視するところは「人間性」であるところは間違いないと思います。影響された本では『Team Geek』を読んでから謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)この3つを軸に意識しながら仕事を進めています。
もちろん今でも人とのつながりを大事にしていて、イベントに誘われればマストで交流し、ブログまで書く、依頼があれば積極的に登壇もしています。
活躍するのは、自走するエンジニア
新人教育やメンターを行うようになって、次のステップを目指したいと考え始めた時、ランサーズ的SRE術に参加したことがキッカケで、SREチームのリーダ金澤さんに技術力の高さ、人間力の高さに惚れて、ランサーズに興味を持ちました。
ここでなら圧倒的に技術力とブランディングの成長ができ、「5年後、10年後の働き方を作れる」という社会的意義が強いのが決め手となってランサーズにジョインしました。
入社してもうすぐ1年になりますが、毎日楽しくて仕方ないというところ。とにかくフラットでオープンな環境で、親しみやすい人が多いです。真剣なときは真剣、笑うときは笑うという感じでメリハリがしっかりしているのも仕事がしやすい要因の一つかもしれないです。
黙々とコードを書きたいエンジニア、新しい技術を積極的に取り入れる尖ったエンジニア、自ら考えてすぐ行動できる人、手を挙げる人、セルフマネジメントできる人がランサーズにマッチしていると思います。
アウトプットを続け、世界へ!
メンターでは「この人にはなんでも話せる存在」を目指していて、入社時に不安なところはコミュニケーションを取って関係を構築していき、パフォーマンスを早く出せるよう背中を押してあげたいと思っています。
インフラ面での改善は山ほどあるので、他の仕事とバランスとりながら、ランサーズも自分も世界で認知されるようアウトプットを続けていき、技術広報としても価値を伝えられるよう仕掛けていきたいと思います。
一緒に働き方改革をしましょう!