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さあ、次の冒険へ。創業110年企業が次の100年を見据えて掲げたミッション・ビジョン。

昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を「第4創業期」と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。
全社員へのお披露目の場で掲げられた言葉は、「さあ、次の冒険へ」。
これからの100年を見据えて、今KOBIRAはどこに漕ぎ出そうとしているのか。
今回は、2022年9月の経営ミッション発表会の場でお披露目されたミッション、ビジョンについて、人事組織部の門田から詳しくご紹介します。

▼KOBIRAについて知りたい方は、まずはこちらから▼

【創業110年】鹿児島の老舗企業の新たな冒険!小平株式会社の変革の舞台裏をお届けするために公式note始めました。|KOBIRA 小平株式会社
鹿児島のローカルから、全国の地方中小企業に希望を届けたい。 私たちは、創業110年の老舗企業 である「小平(こびら)株式会社」です。 この度、会社の公式noteを始めました! このnoteでは、KOBIRAの活動や社員の想い、会社の未来などを社員1年目、新入社員の門田(経営企画室人事組織部)から熱くお届けしていきます。 門田(左)/2023年の1月にKOBIRAに入社しました! 右隣はCHRO(Chief Human Resource Officer)の池田さん。 初回となる今回は、KOBIRAの自己紹介
https://note.com/kobira_official/n/ne6525782f66e

ミッション・ビジョンとは何か

まず、ミッションとは何でしょうか。日本語では「使命」とも訳されますが、ミッションとはいわば北極星のようなものです。夜、空を見上げると常にぶれずに同じところにあり、輝きを放ち続けている。そんな北極星のように会社が目指し続ける方向のことをいいます。

次にビジョンとは、特定の時点でこれを実現したいというような中長期的な目標のことをいいます。「こう在りたい」という企業の理想の姿を定めるものです。

ミッション、ビジョンとは何か分かりやすく理解するために、昔話の桃太郎が用いられることがあります。
桃から生まれた桃太郎は、村の平和を守るために鬼が島へ鬼退治に出かけますが、この桃太郎の世界でのミッションは”村の平和を守る”ことです。ここでは、まだ鬼の話は出てきません。
「村の平和を守る」というミッションに向かうために、例えば”村の脅威になっている鬼を1年後までに倒す”というような、こう在りたいという姿を定めるものが、桃太郎におけるビジョンと言えます

ミッション・ビジョン・バリューとは?違いや他社事例・作り方を解説
ミッション・ビジョン・バリューとは企業の理念や方針を構成する3つの要素で、企業を成長させていく上で非常に重要となる概念です。 それぞれの違いは以下の通りです。 ミッション・ビジョン・バリューの違い 3つの関係性は以下の図のようになります。 ミッションは、創業者や経営層が考えている「その企業が果たすべき使命」です。 ...
https://suzuki-tax.net/shacho-kyokasho/mission-vision-value

KOBIRAのミッション・ビジョンを言語化した背景

KOBIRAにはこれまで、“新しい老舗”というキャッチコピーがありました。これは「老舗として変わらずに存在し続けながらも、時代に合わせて変化していく」という意味です。ただ、きちんとしたミッションやビジョンの定義はされていませんでした。
そんな中、コロナ禍で社内のコミュニケーションが減り、人間関係のトラブルも起こるようになってしまったこともあり、改めて「皆の気持ちを束ねるものが必要だろう」と判断。会社が目指すべき方向性を明確にするためにミッション・ビジョンを策定することにしました。

実際にミッション・ビジョンがどう作られたかは、代表の小平がこちらの記事で語っています。

創業110年の鹿児島の老舗が、半年間で「初めてミッション・ビジョンを作成し、10個のITサービスを導入、運用するまで」の道のりを大公開|小平勘太 /鹿児島のエネルギー商社の経営者
小平株式会社の代表取締役社長の小平勘太です。一昨日、全社でのミッション・ビジョン発表会を終えました。これから、バリュー作成、組織サーベイ、評価制度改定、新社屋移動、社内広報などなど沢山の事があるのですが、一区切りとして今までの半年の怒涛の道のりをまとめてみます。同じようなことで苦労している全国の中小企業のアトツギに届けば幸いです。(※ ...
https://note.com/kantakobira/n/nc1bebc2c8fc9

KOBIRAの新ミッション・ビジョン

そうしてできたKOBIRAの新しいミッション・ビジョンがこちらです。

ミッション

“Mission:海の冒険者を祖に持つ「新しい老舗」として、不確実性の荒波を乗りこなし、これからの百年も安心と希望を社会に届け続ける。”

海の商人を祖に持つ先代が鍛冶屋として創業してから100年以上、KOBIRAは「新しい老舗」として歩んできました。
この先、何が起こるか誰にも想像ができない激動の時代の中で、荒波も楽しみながら乗り越えていく。「地域に、日本に、世界に、KOBIRAがあるなら大丈夫」これからの100年も、そんな存在であり続けたい。そんな願いがこのミッションには込められています。

老舗として地域に根差し続けてきたという強さと、これからの100年という時間軸の壮大さ。まだ入社する前だった私はこのミッションを見たとき、すっと背筋が伸びる思いがしました。

ビジョン

KOBIRAでは『Vision 2032』として、10年後にたどり着きたい姿を定めました。それが以下の6つです。

■Vision1 日々の暮らしを守り抜く KOBIRAが、街の安心の象徴となる

■Vision2 地域だからこその可能性が花開く、ワクワクあふれる街を生み出す

■Vision3 あらゆるライフステージとライフスタイルを受け入れる懐の深い組織となる

■Vision4 世界に開かれた「出島」となって先陣を切って進化し、全国の地方中小企業に刺激を与える

■Vision5 成長も環境もあきらめない。経済活動の矛盾から逃げずに新たなサービスを生み出す

■Vision6 鹿児島、日本、世界に、KOBIRAビジョンを実現するためのネットワークを創る

▼ビジョンの詳細はこちら▼

鹿児島から世界に挑戦する老舗が、10年後に実現したい姿とは!?KOBIRAビジョンの全貌を大公開!!|KOBIRA 小平株式会社
昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を第4創業期と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリューを定めました。 ミッション、ビジョンを作った背景や、それが社員に発表された経営ミッション発表会の様子などはこちら。 【KOBIRAのミッション】 海の冒険者を祖に持つ「新しい老舗」として、不確実性の荒波を乗りこなし、これからの百年も安心と希望を社会に届け続ける。 ...
https://note.com/kobira_official/n/n41d4a9786626

どれもこれからの理想のKOBIRAの在り方を表していますが、門田の一番のお気に入りはVision3の「あらゆるライフステージとライフスタイルを受け入れる懐の深い組織となる」です。
図らずも、私が入社する際にKOBIRAの理想の組織として掲げたのは、「社員全員が幸せを感じられる。そして、KOBIRAを外から見た人が自分も仲間に加わりたいと熱望する」でした。社員が働きやすく、またやりがいを持って働けるような組織。様々なバックグラウンドを持つ多様な人材を受け入れる組織。そしてそれを外から見た人が仲間に加わりたいと熱望する組織。人事組織部の一員としてKOBIRAがそんな組織になれたらと、そう願っています。

経営ミッション発表会

ミッション・ビジョンは、2022年9月、全社員が集まった経営ミッション発表会の場で発表されました。新しいミッション・ビジョンを作り、発表するということで、社内では当然不安もありました。社長の話によると社内では「社長がまた訳のわからないことを始めた」という印象だったそう。
当日は、受け身ではなく「社員一人一人が会社の一員として場を作る」という心理状態を目指して、ミッション発表だけではなく、全体の7割をワークショップ形式にしました。
二人一組になって今までの会社人生やこれからの組織で大切にしたい価値観を話してもらったり、会社の未来に向けて持っていきたい価値観を形にするレゴワークをしたり。
この場で出たものが、後のバリュー作成にもつながりました。

会社内で話したことのない一番遠い人とペアインタビュー。これまでの会社人生を振り返り、涙した社員もいたとか。

価値観を形にしたレゴワーク。個性あふれる様々なものができました。こちらはあるグループが作った「会社の未来に向けて残したい価値観」

そして新しいミッション、ビジョンは手元で持てるサイズのビジョンマップとして社員に手渡されました。オフィスの机の引き出しに入れたり、バッグに入れて持ち歩いたり。社員それぞれが、いつでも見返せるようにしています。

そうして、無事に終了した経営ミッション発表会。最初は不安な気持ちを口にしていた社員も多かったですが、終了後のアンケートでは「会社が生まれ変わる。今日が第4創業の始まりの日だ」といったポジティブな感想が多く見られました。

当日の写真を見ても、一人一人が良い顔をしていて、エネルギーに満ちた良い場だったなと感じます。

当日は、KOBIRAのロゴや、事業部の商品をデザインしたアイシングクッキーが配られました。

最後に撮った集合写真。皆良い笑顔です。

▼社長が書いた当日の詳しい様子はこちら▼

経営ミッション発表会を終えて1週間- 当日の設計と効果を振り返ってみる。|小平勘太 /鹿児島のエネルギー商社の経営者|note
2022年9月16日に全社で経営ミッション発表会を行ないました。その後、抜け殻になりつそうでしたが、次々やってくる社内広報やバリューの組織タスクに、通常の業務、一人45分x70名でガッツリやり始めた社員全員面談などに忙殺されています。ちょっと振り返ると共に、MVVの設定などに取り掛かる方の参考になったらとも思ってます。 ...
https://note.com/kantakobira/n/na4c3fcbde9d3

▼ミッション発表会後に行った施策について▼

「創業110年の会社が新しい経営ミッション発表会後、1ヶ月でやった5個の施策」と「ミッションが伝わらない時には経営者はヒトじゃなくてコトに向かおう」と言う話|小平勘太 /鹿児島のエネルギー商社の経営者|note
【初めて読む人のための説明】自分は今、鹿児島で創業110年の商社(エネルギー、IT、貿易)の4代目の社長をしている42歳です。今、組織変革を頑張り中。その中での気づきなどをnoteに書いてます。 個人twitter 今、MVVの設定をしていて、MVの発表をしたその後の1ヶ月のnoteです。 ...
https://note.com/kantakobira/n/n1bc6c8621725

さあ、次の冒険へ

こうして動き出したKOBIRAの4回目の船出。「これからの100年も、安心と希望を社会に届け続ける」という北極星を目印に、私たちは日々の航海を楽しみながら進んでいきます。
KOBIRAの船に一緒に乗りたい。仲間に加わりたい。というそこのあなた!
いつでもお気軽にご連絡ください。お待ちしてます!!












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