こんにちは、KIYOラーニングの採用広報担当です。
社内で二人目となる、男性社員で育休を取得したパパ社員にインタビュー。
現在、2児のパパですが、育児休暇を取得したのはなんと今回が初めて
どのような経緯で育児休暇を取得したのか、じっくりとお話を伺ってみました。
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氏名:大原朋也さん
所属:システム本部 STUDYingグループ
入社:2021年6月に入社
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-まずは育児休暇を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
一人目の子供の娘が生まれた時は、育児休暇は取得していませんでした。ただ、娘が生後8か月くらいの時にたまたま転職をして、退職前の有休消化で約1か月ほど仕事を休んで育児や家事に専念していた時期があったんです。
それがとても良い経験だったので二人目である息子(生後2か月)のときも、同じように育児や家事に携わりたくて、育児休暇を取得したいと考えていました。
また、男性の育児休暇取得が当たり前になってほしいと考えていたため、自分自身も積極的に育児休暇を取得したいと思いました。
-一人目のお子さんのときの経験が、今回の育休取得につながったわけですね!実際にはどのくらいの期間の育休を取得したのでしょうか?
実際に取得したのは1か月間です。
元々長い期間の取得は考えていなかったため、担当している仕事の状況や、経済的な負担のバランスを考えて1か月にしました。
妻の体調も考慮したうえで、なるべく早い段階でとろうと話し合って決めました。
今の仕事にやりがいも感じているし、仕事は続けたいという気持ちはある中で、
育児にも関わりたい。といった思いも踏まえて「1か月」という期間は我が家にとっては最適だったと思います。
-育休の希望を出した時の上司やメンバーの反応はどうだったんでしょうか?
特に変わった反応や対応はなく、短期間ということもあってか希望通り取得することが出来ました。
チームメンバーに対しても事前に相談しましたが、快く受け入れていただいたので感謝しています。
「どうぞどうぞ~!」と言葉で言ってもらえたのがありがたかったし、うれしかったです。
たまたま業務の切れ目もあって、業務の引継ぎや担当替えなどもあって、取りやすい時期でもありました。
今も育休前も、在宅勤務は週に3日程度ですが、
妻が出産した後、育休までのしばらくの期間は、出勤曜日を固定させていただきたいと希望をだしたのですが、それも快く受け入れてもらいました。
実家の家族が動ける曜日を出勤日にしてもらい、それ以外は自分が在宅勤務にしてもらうことで、
何かあったときに誰かしら、すぐに動ける人が近くにいるようにしたかったので、とても助かりました。
-育児休暇中はどのように過ごされたのでしょうか?
一人目の娘の時は生後8か月で、今回、二人目の息子は生後2か月だったので、同じ休暇でも、内容は全然違いました。
育児だけに専念というよりかは、どちらかというと家事や上の子の送り迎えといった感じで全般的に携わっていた1か月でしたね。
土日は育児休暇前と変わりなく過ごしていました。
平日は娘を幼稚園へ送迎したり、妻と息子と3人で買い物に出かけたり、食事の支度、掃除洗濯などの家事をやって穏やかに過ごしていました。
たまに妻が一人で美容院や整体などに行く間に、ふたりの面倒をみているということもありましたが、妻自身も家族と過ごすことが好きなので、みんなで過ごす時間が多かったです。
-育児で大変なところはありましたか?
あまり育児に対して、大変と思ったことはないですね。2人目なので母乳をあげること以外は一通りできますし。
育児とはちょっと違うのかもしれませんが、一番はお出かけするときですかね。
例えば乳児であれば授乳のタイミングや場所に注意しなければなりませんし、おむつ替えだってどこにでもスペースがあるわけではないので困ることもありますよね。
-育児休暇を1か月とられての復職でしたが、復職後の勤怠で工夫していることはありますか?
育児休暇を取得する前と後で業務内容の変化はないです。
変わらず在宅勤務が週に3日程度あるので、家事や育児も引き続きサポートしながら仕事もできる環境で
私たち家族にはすごく合っている働き方ができていると思います。
元々残業もあまりないので、在宅の日は、出勤前後の時間で幼稚園の送り迎えもできますし、お昼休憩や退勤後の時間も充分にあるので育児にかかわる時間も確保できています。
-育休をとる前と、とった後で、育児に対する考え方や関わり方、仕事への価値観に変化はありましたか?
家庭それぞれの考え方があるので、一概に「育児休暇をとるように」とは言えませんが、自分にとっては良い経験でした。
これは「うちの会社が」というわけではなく、「社会全体的」に言えることだと思うのですが、
会社員にとっての「育児休暇制度」はまだまだ見直すべき点があると感じます。
復帰が前提の制度なので、育児休暇中、「一時的」に「ある程度のパフォーマンスを出せる人員」の補充が難しいということ面があります。そのため1人が抜けた穴を埋めるために、どうしても誰かしらにしわ寄せが行きかねないのが実情だと思います。
結婚や出産を経験する世代よりも、若い子たちに、大きなしわ寄せが行ってしまっていた場合、その人たちはいざ自分が育児休暇をとるべき立場になった時に心置きなくとれるだろうか。という心配はありますね。「自分自身が経験したように、職場に負担をかけてしまう」と考えてしまうかもしれない。
制度自体を見直すことは簡単な話ではないので、日ごろから(育休に限らず)いつ誰がどのタイミングで抜けても業務が滞ることがない体制を作っていくことが大切だと感じました。
大原さんのお話を伺って、「あ、育休って長くとればいいってわけではないんだな。」「家庭によってに最適な取り方がそれぞれ存在するんだな。」と感じました。
「自らがやりたいからこそ考え、動く」といった姿勢は、子どもとの関わり方だけでなく、大原さんの実直な仕事ぶりにも現れている気がします。
育児休暇に限らず、働き方そのもの自体の「最適解」は人それぞれですよね。
それらすべてが希望通りになったからと言って、「その人にとって本当に最適か」というとまた違うのかもしれません。そういった点も含めて、一度「相談ベース」でもいいのでKIYOラーニングの門をたたいてみてください。
KIYOラーニングは、少数精鋭だからこそ、経験豊富で臨機応変な社員が揃っている職場ですので、
貴方にとって働き方の最適解がみつかるかもしれません!