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「洋服を通じて、楽しくなる世界を作りたい。楽しくなるための仕掛けづくりは、まだまだできていない。」キーザンキーザン代表インタビュー

■アパレル業界の今とこれから

アパレル業界にはどんな課題がありますか?

はい、まずアパレル業界というのは、アパレル企業とデザイナーが主体となり大きくなってきた業態です。まずデザイナーがアパレルの世界観にあわせたファッションショーをし、バイヤーやリテールの方が、それにあわせて発注し、そこからメディアを通じて、販売するというモデルです。

どうしてもアパレル主体のため、トレンドを考え、気温を考え、ユーザーの購入を予想して物作りをしてきました。

ただそのやり方だと、予想が外れると大量の洋服が余ってしまうことになるんです。
またどうしても多く作れば安くなるということもあり、つい多く作ることになります。
余った洋服を売らなければならないので、ユーザーに対して強引な手法で売ることになったり、売れなかった洋服は廃棄になってしまいます。

近年では、環境も大きな問題になっています。
日本の衣料品の廃棄量は年間約140万トン。 多くの洋服はまだ着られるものだと言われています。


そもそも原則に立ち返ればユーザーは、ひとりひとりのライフスタイルがあって、ライフスタイルに合わせた洋服が必要だったはずです。
アパレル業界はユーザーの価値から考えるというのが希薄になっていたことが発端でいろんな課題が生まれたと考えています。


アパレル業界は今後どうなると考えますか?

昨今はD2C(Direct to Consumer)が流行っています、これは直接小売と消費者が繋がるモデルです。D2Cのユニコーン企業も多く生まれてくるほどに活況があります。

ただこれはリテールの本来の形だったはずです。ユーザーのひとりひとりの生活をリアルに想像し、ユーザーのひとりの声を聞いて、その声を反映した商品作りをするというのは、古来からのリテールの本来の形です。

アパレルで言えば、アパレルが誕生したころは完全受注生産のオートクチュールが主体でした。ただそれも本来的には、ひとりの人のストーリーをきちんと聞いて、ブランドの方向性をきちんと考えて、提案していたともいます。もしかすると今アパレルはオートクチュールの時代に戻りつつあると言えるのかもしれません。「どこに着るのか?」「どんな洋服が好きか?」をもとに作る世界です。

そのために画一性を出して生き残る企業はユニクロ社のようないくつかの大手企業であり、あとの多くはユーザーひとりひとりの価値にあわせたものづくりが出来るのか?がアパレルの今後に大事に思います。

■テクノロジーとアナログで解決する「ユーザーの悩み」

その課題に対しkiizankiizanはどんな課題に着目していますか?

先程お伝えしたように、kiizankiizanはユーザーの価値から考えられていない課題に着目しています。すなわち洋服をどこに着ていくのか?どんな目的で洋服を探してるのか?という課題に対する解決を提供したいと考えています。

具体的な課題でお伝えします。
弊社のサービスでユーザーに「アパレルでの悩み」についてインタビューをしたところ

「自分が着ている洋服が正しいのか分からない」
「自分の洋服に自信が持てない」

こんな悩みを持つユーザーが多くいました。
またソースは忘れてしまったのですが、成人男性20~30代で約22%の人が洋服に悩みを持っているという調査結果を見たことがあります。

そういう人たちの課題に今は取り組みたいと思っています。
どこで悩んでて、どんなシーンでどこで困ったのかを解決したいですね。


その課題はどうすれば解決できると思っていますか?

テクノロジーを使うのは大前提ですが、洋服の悩み解決はテクノロジーだけでは難しいと思っていて、
もし何らかのアルゴリズムを通じ「この洋服が良いんですよ」と提案されて、ユーザーが納得して洋服を買うという未来が本当に来るのかは疑問かなと思っています。洋服のような感性が優先される世界の購買体験では、合理的だけじゃなく、感情的な納得が意思決定に必要だと考えています。

テクノロジーとあわせてアナログの要素もとても大事だと考えています。そこはグーグルやAmazonなどのテック系企業とのアプローチの違いに思います。


僕たちは大枠の正解をテクノロジーを使って考える、そして人というアナログ的な要素で、洋服に詳しい人が悩みを持っている人にヒアリングをして、ヒアリングをもとに最終的にスタイリストがテクノロジーを参考にコーディネートを提供することが大事だと思います。

具体的にどのようなテクノロジーを提供しているのでしょうか?

まず、ユーザーが自分自身の「洋服の悩み」を分かっていなくて、言葉にできていないことがあります。そこはテクノロジーを使った判断ではなく、スタイリストがユーザーの話をきちんと掘り下げて、悩みを言葉にするところから進めています。

そこからはテクノロジーとしてチャットボットを開発しています。提案以外の部分はテクノロジーが大きく寄与しています。また改善の多くは実際にユーザーインタビューを通じてPDCAを回してアップデートを繰り返しています。

次にコーデ作成のシステムもワードローブというコーデ作成システムを開発しています。
コーデ作成の効率化という観点と、ユーザーから喜んでもらうというふたつを担保するためにチューニングをしています。

以外にも色んな取り組みをしていますので、ぜひ一度面談などを通じて詳しくお話させていただければと思います。

■僕たちには、まだやるべきことがたくさんある

ユーザーにまだ届けられていない価値はありますか?

ユーザーインタビューでは「洋服の悩みは解決したか」という質問で、多くの方から「解決している」と言っていただけました。

ただ、洋服の悩みのアップデートの情報をもらってPDCAを回して解決することは、まだできていないと思っています。

そして僕たちが作りたい世界は、悩みの解決だけではありません。
「毎日の着るを楽しく」を作りたい思っています。

イベントや誰かと会う機会が洋服を通じて、楽しくなる世界を作りたい。
楽しくなるための仕掛けづくりは、まだまだできていないと思っています。


応募を検討している方にメッセージをお願いします

先程言った通り、課題解決はまだまだできていません。
やるべきことがたくさんあります。

僕たちはユーザーの課題から考えるチームです。課題解決と同時に「洋服が楽しい」という定量化しにくいものを、あえて議論して定量化して、イシューを立てて、そのイシューに対して一番最速の方法で、みんなで解決して検証を回すチームです。

一番上流の「お客様の価値」って何だっけ?から考えて、エンジニアリングやデザインに落としこんでいきたい人にとっては、最適な環境を約束できます。全員平等なチームなので、そんな環境でチャレンジしたいという方に応募いただけたら嬉しいです。お会いできるのを楽しみにしています。



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詳しいkiizankiizanの情報は、下記ドキュメントにまとめております。
ご興味のある方は、ご確認ください。
https://speakerdeck.com/kiizan/kiizankiizankohoreto-210324

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