1
/
5

組織における変革は失敗するのか

多くのケースで変革を起こすと失敗する

あるメンバーから、多くの企業では変革を起こそうとすると失敗するという一般論を言われました。
確かに私の今までの経験でもそういうことはあるなと思います。

既存のやり方で慣れてしまい、一定の成果を出し続けることができていると無理して何かを変えることをしないようになってしまいます。むしろする必要なんてないでしょという考えが強くなってしまいますし、短期的に見れば別に悪いことではないのです。
ただし、現場ではそういう考え方になってしまう一方で、経営サイドとしてはより先の未来や顕在化していない課題などを想定して先んじて手を打ちたいので変革をし続けようとするわけですが、これによって経営と現場の乖離が生まれてうまくいかないケースがあるということでしょう。

一般論と前提

上記は、あくまで一般論です。

廃業率とかもそうです。創業5年で80%くらいが廃業するとか半分しか生き残れないとか言いますが、それはあくまで一般論であって、このパーセンテージの母数の会社はどこまでちゃんとした会社なのか。
ちょっと遊びで作った会社、ある目的のためだけに作られて目的を果たしたら用無しのペーパーカンパニー、色々含まれているわけで、ちゃんと経営を考えて、ちゃんと学びながら経営していたら廃業率なんてそんな高くならないというのが私の考えで、そういう会社だけを母数にしたら廃業率は実は20%くらいなんじゃないかと思ってます。

こうして、前提の違いで一般論が全く通用しないということはあると思っている中で、変革しようとすると失敗するというのはKICONIA WORKSの中でもあることなのか。。。

KICONIA WORKSで変革は失敗するのか

結論から言えば、答えはNOでその理由は2つあります。

1つは、変革・変化をし続けているからという理由。
通常の組織では何か成功事例を作り、そのオペレーションを効率化したら、あとはそれをやり続けて高利益を生み続ける方法が多いと思いますが、KICONIA WORKSという組織では、目標や戦略、オペレーションが年度単位、四半期単位、もしかしたら週単位で変わっていきます。

それは変わることを目的としているわけではなく、お客への価値を最大化して信頼を得るためであり、正直中途で入ってくるメンバーからすると厳しい環境かもしれません。なんせ上手くいってたことも平気で捨てて次に行くことをお客様、将来の自分達にためにやち続けなければいけないことなので。
つまりは常に変革している組織なので、変革なんて日常なのです。

2つ目は、そもそもKICONIA WORKSのメンバーは全員が経営者目線で仕事をするようにしています。
なので、経営数字は常に可視化されているので経営の状況は把握でき、経営に関することもある程度は私がリードしますが、全員で決めていきます。

なので、みんなが経営者目線で中長期的なところも考えながら意思決定をする組織なので、変わることを厭わない組織なのです。

つまり一般的な組織では変革は失敗するというケースが多いのですが、そもそもKICONIA WORKSは一般的な組織とは大きく違う組織なので、その前提が全く違うということです。

世の中の変革期

GPTなど生成系のAIが一気に市場に出てきた今ですが、KICONIA WORKSでは結構前からこうなることは予測できていて、だからこそその中で自分達が何ができるかどんな価値を顧客に出していくべきかを考え、変化し続けてきました。

いわゆるGAFAと呼ばれるような企業、OPEN AIなどの組織と同じことをやっても勝てないでしょう。

ただ一方で彼らができない/やらないこと多くあり、この市場は他のAI企業もやりたがらないことも多いと考えています。それが何か明確に言うことはできませんが、GAFAのような大きい企業や国内外の研究者たちの発明を上手く活用させてもらいながら、新しいモノを作っていき、お客様に価値を出し続けていきたいと考えています。

そのためにも、世の中の変革を敏感に察知し、それに合わせて自分達も柔軟に変化し価値を出し続けられる組織でいる。それを楽しいと思える、やりがいあると思える組織でありたいし、そういうことをしたいというメンバーが集まる場所でありたいです。

株式会社KICONIA WORKS's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Takuro Shogami's Story
Let Takuro Shogami's company know you're interested in their content