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目前に迫る就職の二文字。いま知りたいのは、「日本で社会人になる」ということの意味【先輩インタビュー】

きびだんごインターンシップ・先輩インタビュー第12弾!

今回は、海外案件チームのメンバーとして活躍するインターン生「高山 健太郎」さんにお話を伺いました。

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\インターン生紹介/高山 健太郎(Kentaro Takayama)さん

15歳で渡瑞。高校3年間をスイスで過ごす。現在はアメリカのリベラルアーツ大学に通い、この9月から4年生に進級予定。きびだんごでは2021年5月よりインターンを開始し、海外顧客への営業および国内でのプロジェクト伴走を行う。

▼きびだんごでの主な業務:
<海外案件チーム>
・海外営業
・マーケティング戦略立案~実行

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アルプスの少年、日本に帰する?

――始めに高山さんのバックグラウンドについて少しお話を伺いたいと思います。15歳で単身スイスに渡られたそうですが、どのようなきっかけで留学されたのでしょうか?

高山:ずっとサッカーをやっていて、当時入りたかったチームがあった中高一貫校に入学したのですが、残念ながら入部が叶いませんでした。その時に、サッカーを辞めてしまったら「自分には他に何もない」と思い至ったことが一番最初のきっかけです。

そんな折に、学校主催の夏季プログラムでUCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)のサマースクールに参加する機会に恵まれました。父親の仕事の関係でもともと親しみのある国ではあったのですが、巨大なキャンパスや雰囲気にすっかり魅了されてしまって(笑)いつかこういう場所で勉強したいと思い、留学することを心に決めました。

――アメリカの大学に憧れながら、まずはスイスに渡られたのですね。

高山:大学はアメリカと決めていたので、高校は違う国にしようと思いました。スイスは、”アルプスの少女ハイジ”のような山に囲まれた田舎のイメージを持たれることが多い国ですが、実際に行ってみたらまさにハイジの世界観そのものでした(笑)とにかく自然が豊かで、包容力があって、とても穏やかな雰囲気です。たしかに都会的な騒がしさはありませんでしたが、入学したインターナショナルスクールは60ヵ国以上から生徒が集まる多国籍な学校だったので、閉塞感なくむしろ心地よく過ごしていたと思います。

――来年には大学卒業となりますが、就職先の選択肢も多いのではと思います。

高山:そうですね。日本に戻ってこようか、アメリカか、それともカナダか、進路は絶賛迷い中です。実は今季インターンをすることに決めたのも、就職活動に向けて日本での社会経験が欲しかったからでした。高校から日本を離れてしまい、夏休みを海外で過ごすことも多かったので、これまであまり日本のビジネスに触れる機会がありませんでした。なので、このインターン期間は貴重な時間です。いろいろと学びを得られたらと思っています。

いざ、三ヶ月間の武者修行!

――日本での社会経験と言っても、多種多様な会社があると思います。その中でも、きびだんごを選んだ理由を教えてください。

高山:正直に言うと、最初は大手企業を受けることも考えました。ですが、将来的に起業を考えていることもあって、規模が小さい会社の方が自分の目的には合っていると思うようになったんです。小規模であるからこそ経営陣にも近く、会社の運営や事業の作り方について学べるチャンスも豊富なのかなと。きびだんごを選んだ理由は、「枠にはまらずどんどん挑戦して欲しい」という方針があったため、三ヶ月間と言う限られた時間を最大限有効活用できそうだと思ったからですね。

――きびだんごでは、どのようなお仕事をされていますか?

高山:主な仕事は、海外案件チームでの営業です。世界中のプロダクト開発者へ日本市場への展開をオファーし、興味をもってもらえた場合には、国内でのプロジェクト開催からその後の継続販売まで一貫してサポートを行います。

――語学が堪能ですし、海外営業は存分に力を発揮できそうなフィールドですね。

高山:そうですね。初めたては結構楽しかったです(笑)ただ、すぐにそんなに簡単な話ではないことに気が付きました。まずは案件を獲得することが先決ですが、メールをたくさん送っても返信をもらえるのは一部です。とにかくひたすらオファーをかけるしかない時期が続いて、モチベーション的にもかなり苦労しました。

――その点は、営業においてもっとも難しい課題ですね。

高山:はい。だからこそ、案件が決まってプロジェクト開催までこぎ着けた時の達成感もひとしおではあります。

あと、実は海外営業以外の業務にも挑戦させてもらっています。具体的には、「Cubbit(カビット)」(https://kibidango.com/1437)というクラウドストレージサービスのマーケティング分野です。既にプロジェクト自体は成功しているので、その後の売り伸ばしの戦略を担当しています。例えば、直近だと有償型のアンケートキャンペーンを立案・実行している最中です。

架橋し対岸に立つか、落とし穴の底に消えるか

――積極的に業務に取り組む高山さんの姿勢に、インターン生のみならず刺激を受けている人も少なくないと思います。その原動力は何でしょうか?

高山:まず前提として、きびだんごにはインターン生だからという諸々の制約が少なくて、居心地よくのびのびと働かさせてもらえる体制があります。でもそれは逆に言うと、自分から動かないとなんとなくで終わっちゃう環境でもある。一ヶ月くらい経って、印象より業務が少ないと感じていたのですが、黙って待っていても仕事が下りてくるわけではないとある時ふと気が付きました。それからは、より主体的に意思を持って取り組めるようになったと思います。

――最大の長所が、大きな落とし穴にもなりうるということですね。

高山:楽をしたければいくらでも業務を減らせるし質も下げられる。一方で基本的にどんな意見も尊重されるので、どんどんアイデアを出して自分の考えをカタチにしていくこともできる。きびだんごの持つ「やりたいようにやれる」という特性は、つまりそういうことだと解釈しています。

磨き合い輝き合う

――インターン期間も半分以上を過ぎましたが、何か印象に残っている出来事やプロジェクトはありますか?

高山:マーケティング知識の理解を深めたくて、不定期で開催される勉強会に参加しているのですが、ある回で聴いた「きびだんごのビジネスモデルがどのように作られたのか」についての話が印象に残っています。会社の仕組み作りやビジネスアイデアの学び方を知ることができたのは、目標とする起業に向けて非常に有意義でした。

プロジェクトではまだ大成した部分がないので、これからエンジンを掛けていきたいところです。

あとは、一番身近な他のインターン生の方々は、やはりとても重要な存在だと感じます。先ほど、自主性の尊重にある落とし穴について話をしましたが、もし一人だけだったら楽な道を選んでしまっていたかもしれません。特に何をやれば良いのか迷っていた時期には、いろいろと助けてもらいました。インターン生同士の繋がりもしっかりと築けているので、お互いの状況を共有しあったり、アイデアを出し合ったりすることができるのは心強いです。短い間ではありますが、日々切磋琢磨し合いながら、良い相互作用を生み出していければと思います。

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残すところあと僅かとなる高山さんの日本武者修行。きびだんごでの経験が高山さんの血となり肉となるよう、スタッフ一同全力でサポートしていきます!

クラウドファンディングサイト「Kibidango(きびだんご)」を運営するきびだんご株式会社では、英語を使った海外営業メンバーをはじめ、PR/広報やWEBエンジニア、経理、貿易業務など、幅広い分野でインターンシップ採用を随時行っています。日本未上陸のプロダクトを世の中に広めるというビジョンに共感してもらえる方、英語を使った仕事に興味がある方、今まで経験したことのない世界に飛び込んでみたい方は、ぜひきびだんごでのインターンシップに挑戦してみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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