「うちは風通しが良くて、若手にもどんどん裁量権を与えますよ」 「急成長中のベンチャーなので、圧倒的に成長できる環境が整っています」
就職活動や転職活動の面接で、こんな耳障りの良い言葉ばかりを聞かされ、その綺麗事にどこか「胡散臭さ」を感じた経験を持つ人は決して少なくないはずです。
そして、その直感は100%正しいと、僕は言い切ります。
株式会社勝継屋(かつぐや)代表の福成です。
僕たちは、2030年までに全国230社の地方企業と伴走し、1兆円の経済を動かす「野武士集団」です。
経営者の懐刀として泥臭く現場に入る僕たちが、自社の採用において絶対に口にしてはいけないと決めていることがあります。
それが、冒頭に挙げたような「求職者にウケるための、上辺だけの綺麗事」です。
2026年3月の弊社ブログでも書きましたが、僕たちはクライアントの経営支援において「右腕を採用することの圧倒的な難しさ」を、骨の髄まで知っています。
今日は、「入社前と入社後のギャップ」に苦しんだ経験がある人へ。
そして、自分の人生を懸けるに足る本物の環境を探している人に向けて、僕たち勝継屋が、なぜ採用面接で「自社の弱み」や「泥臭い現実」ばかりを語るのか。その不器用で誠実な採用の裏側をお話しします。
1. 経営者が「右腕」を求め、そして絶望する現実
僕たちの主戦場である地方企業の現場に行くと、多くの経営者がこう嘆きます。
「自分の想いを理解し、孤独を分かち合い、現場を引っ張ってくれる『右腕』が欲しい。でも、いくら探してもそんな人間は来ない。だから結局、高いお金を払って外部のコンサルに委託するしかないんだよ」
この言葉の裏には、経営者の深い絶望があります。
過去に「この人なら!」と期待して採用した優秀な人材が、数ヶ月で「思っていた環境と違いました」と辞めてしまった。
その痛みを何度も味わううちに、経営者は「自社で右腕を育てること」を諦め、ドライな外部委託に逃げてしまうのです。
しかし、経営の未来を左右するような本質的な変革は、指示通りに動く外部の業者には絶対にできません。
だからこそ、僕たち勝継屋は「外部のコンサルタント」という安全な立場を捨て、経営者の孤独を共に背負う懐刀として泥臭く現場に飛び込んでいます。
僕たちは、他人の会社の「右腕」になることの途方もない難しさ、重圧、そして人間臭い泥沼を、毎日現場で血を流しながら体感しています。
だからこそ、いざ「自分たちの右腕となるコアメンバー」を採用しようとしたとき、求職者に対して決して嘘をつくことはできないのです。
2. 「夢」を売る採用は、必ず悲劇を生む
世の中の多くの企業は、優秀な人材を惹きつけるために「夢」を売ります。
「うちは最新のツールを導入していて、スマートに働けますよ」 「経営陣との距離が近く、和気あいあいとしています」
しかし、入社してみれば、現場はカオスでマニュアルなんて一つもない。
経営陣とは意見がぶつかり合い、和気あいあいどころか毎日が修羅場。
結果として、新入社員は「騙された」と感じて去り、受け入れた側も「あいつは根性がなかった」と他責にする。
誰も幸せにならない、最悪のミスマッチです。
採用の現実を直視し、ミスマッチの痛みを誰よりも知っている僕たち勝継屋は、そんな不幸な採用を絶対にしません。
僕たちが求めているのは、指示されたことをこなすだけの「便利な作業者」ではなく、共に日本をひっくり返す「野武士」です。
命を懸けて背中を預け合う仲間に、最初から嘘をついたり、都合の悪い事実を隠したりして、どうして本当の信頼関係が築けるでしょうか。
だから僕は、面接という場で、会社の「泥臭い現実」をすべてテーブルの上に並べます。
3. これが、勝継屋の「泥臭い現実」です
勝継屋の面接、いわゆるカジュアル面談に来てくれた方には、僕はこんな話をします。
「うちは、決してスマートな会社ではありません」
僕たちは、東京の綺麗なオフィスで横文字の戦略をこねくり回すような仕事は一切しません。
新幹線に乗って地方の現場へ飛び、工場の裏口でベテラン職人の愚痴を聞き、夜は社長と一緒にお酒を飲んで、時には取っ組み合いになるほどの激論を交わします。
「完璧な教育マニュアルなんて、ありません」 創業期の会社です。
誰かが手取り足取り正解を教えてくれる環境を求めているなら、100%絶望します。
AIにできる作業は一瞬で終わらせ、残りのすべての時間を「人間臭い感情のぶつかり合い」にフルコミットしてもらいます。
自分の頭で考え、自分から僕に「その方針は間違っています!」と噛みついてくる人間でなければ、ここでは生き残れません。
「失敗だらけで、恥をかくことばかりです」
僕を含め、メンバー全員が毎日壁にぶつかり、間違え、クライアントの前で恥をかいています。
「コンサル=絶対に失敗しないエリート」というプライドを持っている人は、うちの文化には絶対に合いません。
自分の弱さを認め、泥水をすするようにしてでも前に進む覚悟が必要です。
どうでしょうか。
これが、僕たち勝継屋の「嘘偽りのないリアル」です。
聞いていて、ワクワクしたでしょうか。それとも、尻込みしたでしょうか。
4. 嘘をつかない誠実さが、本物の「野武士」を惹きつける
「そんなに厳しい現実ばかり語ったら、誰も応募してこないんじゃないか?」 そう思われるかもしれません。
確かに、「楽をして稼ぎたい人」「整った環境でスマートに働きたい人」は、僕の話を聞いて全員辞退していきます。
しかし、それでいいのです。
お互いにとって最高のスクリーニングになりますから。
一方で、その泥臭い現実を聞いて「今まで探していたのは、そういう手触り感のある本気の仕事だ」と、逆に目の色を変えて飛び込んでくる変態的(プロフェッショナル)な人間がいます。
・「綺麗な提案書を作るだけの仕事に、自分の命を使うのはもう嫌だ」
・「地方の現場で、経営者と肩を並べて本気で世の中を変えたい」
・「整えられた船に乗るのではなく、自分たちで泥船を最強の戦艦に創り変えたい」
そんな、自分自身のキャリアに強烈な「飢え」と「覚悟」を持った人間だけが、僕たちの嘘のない言葉に共鳴し、集まってきてくれています。
僕たちは、入社後のミスマッチを極限までゼロにするために、あえて面接で「会社の弱み」をさらけ出します。
それは、求職者を単なる労働力としてではなく、共に1兆円の経済を動かす「かけがえのない右腕(共犯者)」として迎え入れたいという、僕たちなりの最大の「誠意」なのです。
5. 履歴書は捨てて、まずは本音で話しましょう
面接官が語る「上辺だけの綺麗事」に合わせるためだけに、自分を偽って転職活動をして、疲弊している人もいるでしょう。
心の中にある「本当はもっと泥臭く、熱く、手触り感のある仕事がしたい」というマグマのような情熱を、押し殺してしまっている人もいるかもしれません。
自分の価値観に一切の嘘をつかず、本気で命を燃やせる環境を探しているのなら。
僕たちのこの不器用で、泥臭くて、でもどこまでも真っ直ぐなスタンスに、少しでも心が震えたのなら。
勝継屋という船に、飛び乗ってきませんか。
僕たちは、志望動機を綺麗に語る面接なんてしません。
まずは、カジュアル面談でお互いを知りましょう。
これまで感じてきた「採用のミスマッチへの怒り」や、「本当はこんな風に生きたい」という生々しい本音を、僕に直接ぶつけてください。
僕も、勝継屋が抱える現在の課題や泥臭いリアルを、包み隠さずすべてお話しします。
取り繕う必要は、一切ありません。
本質から逃げない、本気の人と出会えることを、心から楽しみにしています。
[👉 「綺麗事ではない、本気の環境で働きたい」方、まずはカジュアル面談へお越しください]
【勝継屋の「嘘のないリアル」をもっと知るために】 勝継屋が採用において何を大切にし、どんな泥臭いアプローチで地方企業と向き合っているのか。さらに深く知りたい方は、ぜひこちらのブログやnoteも覗いてみてください。
・[【ブログ】「右腕を採用する」難しさを知っているから、私たちは転職者に正直に話す。(2026/03/25) ※今回の記事の原点です] ・【note】日本で一番「大企業とスタートアップを繋いでいる経営者」が、勝継屋に参画してくれることになりました。・【note】「コンサルって怪しいですよね」と面と向かって言われた日。・【note】“イエスマン”ばかりの会社は弱い──「社長、こうしたいです」が飛び交う組織が最強になる理由
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