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息をするように仕事してえ

突然かもしれませんが。
僕は仕事が好きです。

お酒の勉強も好きだし、
料理のこと考えるのも好き。
得た知識を咀嚼して、自分なりに伝えて
お客さんにもそれが伝わった時なんか至上の喜びだし
食材同士の組み合わせで意外性を狙って、それがお客さんにハマった時や
とにかく美味しくて素敵な食材に出会ったときは、それをシンプルに伝える料理にしたい。

経営目線で数字を眺めて
その意味を考えたり意味を持たせたりするのも好きだし
あれこれ戦略を練って狙いを定めて
それが当たったら超気持ちいいし、全然当たらなくて悔しいけど
次いこ、次!って切り替えるときも楽しい。

あと何よりお客さんと話すのが好き。
この仕事をしていてよかった、と思えるのは
自分のやったことの成果が目の前でお客さんの反応として返ってくること。
なんだかんだ飲食の仕事が好きな人が辞められないのは、これがあるからじゃなかろうか。

もちろん好き!楽しい!の100倍くらい
辛い、きつい、悲しい出来事もある。
それも若くて経験浅く、能力の低いうちは
その割合は更に大きくなると思う。
1000ツラ:1イイネ!くらい。もっとか?

ツラ!がイイネ!のキャパを超えたときに人は挫けるんだろうか。
いや、続けてる皆はそんな理屈じゃなく
ただみんな諦めが悪いんだろうな。

今仕事で結果を出しているあなた。
飲食に限らず、どんな分野、業態でも。

歯食いしばって、「殺しやる!!」と思いながら仕事してた時、ありません?
物理じゃなく、仕事で。
諦める、と逃げる、とかそんな選択肢がその瞬間そもそも頭にない。
夢中になれる人は、いい意味でみんなバカだから。

今結果が出ているのは、最初にいくら躓いてもあきらめなかったから。
多分有名店のシェフとか、多店舗展開の敏腕社長とか、
世界的なバーテンダーとか、誰に聞いても同じ答えだと思う。
こないだ大阪のHAJIME(三ツ星レストラン)の肇シェフがそんなこと書いてたから多分そうに違いない。

仕事に夢中な人は、辛くても大変でも
仕事することが当たり前になってるんだ。
呼吸と一緒だ。息するように仕事してたい。

そういう僕自身も
実はここ数年、結構「仕事やだなあ」と思ってしまう場面が沢山あった。
ストレスを全面に出して人とコミュニケーションしてた。
最近になって、自分の仕事を履き違えてたんだ
と気づいた。

勢いで店舗を増やして、何かを勘違いして「経営者」たるべき、みたいな言動をしていた。
人に任せる、仕組みで店舗を回す、戦略で売上を出す…
うーん、大事なことなのは間違いないが
最初に店を出した時、飲食楽しいと思ってた時に
自分が思ってたやりたかったことと違っている。そうじゃない。

ちょうど最近店がすごく暇な日が多い。
当然の結果かな、と振り返って納得した。
よし、もう一度ここからだ。7年目にして、1年目みたいな気分。

自分が全力で楽しんで仕事をする、それを魅力に感じた人が
自分の周りに集まってくれる。
そうなったら最高だ。

(代表 赤井のnoteより引用)

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