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読書支援制度から、社内の勉強会、そして部活動制度の立ち上げへ。

2021年はじめての投稿になります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年春の緊急事態宣言のときに突貫的に立ち上げたカイロスマーケティングの読書支援制度。その後のご報告をしたいと思っています。

(おさらい) リモートワーク中にはじまった読書支援制度

わたしは緊急事態宣言下、絶賛リモートワーク中のなかで入社しました。その時に最初にかかわった仕事が読書支援制度の立ち上げです。

外出自粛中、カイロスマーケティングのみなさんの成長を少しでも後押しできるように。立ち上げの試行錯誤の様子と、カイロスマーケティングの読書支援制度については、この記事をぜひご覧ください。


読書支援制度から、社内の勉強会、そして部活動制度の立ち上げへ。|カイロスマーケティング株式会社|note
こんにちは。カイロスマーケティングで人事を担当している岡田( twitter @cccokada )です。 2021年はじめての投稿になります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 2020年春の緊急事態宣言のときに突貫的に立ち上げたカイロスマーケティングの読書支援制度。その後のご報告をしたいと思っています。 ...
https://note.com/kairosmarketing/n/na217acafc465

カイロスマーケティングの読書支援制度が立ち上がってから、もう10ヶ月がたちます。決算期末の制度見直し期間を除けば、読書支援制度の利用者が順調に増えています。本当によかったです!

カイロスマーケティングの読書支援制度では、読んだ本について500字以上のまとめか感想文を書き、社内のWikiにアップすることがルールになっています。すべてのまとめ・感想文は、全社員が見ることができます。

「気になってたこの本って、こんな内容なんだ」とか、「気になるあの人はこんな本を読んで、こういう感想を持つんだ」など、わたしが始めに想像していた以上に、学びや気づきを多く得られています。

みんなが様々な本を読んで、それぞれの意見を持つ。ここに面白い!と思っているのは、わたしだけではありませんでした。

読書支援制度から勉強会へ

同じ興味をもつ有志で同じ本を読みながら意見交換しよう。そう思うのが自然な流れだと思います。読書支援制度も、ひとりで読書をして、ひとりで学んでいたところから、当初の想定を超えて成長し始めました。

社内、各部門で、勉強会が始まりました。

わたしたちコーポレートチームでも、みんなで同じ本(この時は雑誌)を買って読書会をしました。

実際に読書会をやってみてわかったことは、他の参加者の意見や興味を聞けることがとても新鮮だということ。専門や経歴が異なると、同じ本でも全く違う角度からの感想を持っています。テーマが絞られた中で自由に意見を交わす時間は、普段の業務とは少し離れていて、とても有意義でした。

読書支援制度と同じく、勉強会のまとめも社内Wikiにアップされるようになりました。みんなが自発的に勉強会のまとめをつくって、自発的に共有してくれるんです。こういうところ、とてもカイロスマーケティング「らしさ」だと感じています。


開発エンジニアでは、技術トレンドや自分の得意領域にあたる技術の紹介・解説。マケフリ編集部では、デジタルマーケティングに関する本の輪読会。はじめはチーム内での勉強会が主流でした。

でも、だんだんにチームの枠を超えた勉強会が始まりました。自然な流れと言えば、そのとおりですよね。勉強会のまとめが見られるわけですから、他の勉強会にも出席してみたくなります。

早速、マケフリ編集部のメンバーが自分たちのライティングマニュアルを社内に公開する勉強会を立ち上げて、社内参加者の募集をしました。


マケフリ編集部以外でも、開発エンジニア、カスタマーサクセスなどが積極的に勉強会を企画・社内集客しています。昨年の秋頃からこの流れが加速してきました。

社内でさまざまな勉強会が立ち上がってきているところをみると、カイロスマーケティングのみなさんは、学ぶことが好きなんだなぁ、と感心します。

勉強会に参加したり、みんなが学んでいる様子が見えると、わたしももっと学びたいなとやる気が湧いてきます。

読書支援制度を越える制度が必要。

読書支援制度の利用が進み、社内勉強会へと発展し、制度の担当者としては、とてもうれしく思っています。知の共有、学べることを学ぶ機会については、読書支援制度という仕組みのなかで徐々にできあがってきた満足感があります。ただ、組織の成長をうながすためには、学べないことが学べる機会も作らなきゃ、という課題も感じてきました。

カイロスマーケティングは、組織が急速に拡大している最中です。仲間がどんどん増えると、チーム・ユニットの数も増えていくことになります。組織を支えるリーダーを育てること、そのための仕組みを提供することが、カイロスマーケティングには必要不可欠です。

でも、リーダーは育てるものではなくて、育つもの。とも、よく言われます。育つ環境や機会がなければ、リーダーは育ちません。組織規模が小さいわたしたちのようなスタートアップは、若手がリーダーとしての役割を経験する機会を、業務の中だけでは十分に提供できません。

若手が育つための環境や機会をもっと提供することはできないだろうか。
スキルを活用する機会を増やすことも同時に実現できそうな「部活動制度」というアイデアが生まれてきました。

カイロスマーケティングの部活動制度の概要

秋から急ピッチで企画を詰めて、12月になってようやっと部活動制度をリリースしました。各社先行する社内部活制度を参考にさせていただき、いいな、と思った仕組みはどんどん取り入れるようにしています。

当社の部活動制度には、
・立ち上げ時に部活動の目的を明らかにする
・健康増進か、アウトプットを伴う部活に対して経費の一部を補助
・部長が部活動をリードする。部長が20代の場合には経費補助額アップ
・2部署以上、4人以上のメンバーがいる
という特徴があります。

わたし自身も、誰でも気軽にできるスポーツとして卓球部を立ち上げました。リモートワークで直接話す機会が減っているので、はじめの呼びかけは少し勇気がいりましたが、無事メンバーが集まり一安心。学生のとき部活でやってました!という方が社内に何人もいてびっくりしました。

緊急事態宣言の発令により、実は第1回目の開催は延期としています。今後の情勢を見ながら、どうやって活動していくべきなのか。そこを考えることが部長の腕の見せどころだなと思っています。

他にも、「業務や生活のなかで、満足していないことをITで解消する」ことを目的とした部活も立ち上がっています。ちょっとワクワクしますよね。

この目的の設定もとても大事です。あれをやってみたい、これはどうかな、というアイディアから、ひとつの「目的」に落としこんでいくこと。普段の業務ではなかなかできない経験になります。

こちらの部活は、20代の部長を中心に、先日1回目のミーティングがありました。ミーティング終了後、部長からは「初めて会議の進行を担当したので、どう進めていけばいいのか、すごく難しかった」とコメントがありました。部長を支える仕組みも考えて、取り入れていかなきゃなと思っています。

読書支援制度から、社内の勉強会、そして部活動制度の立ち上げへ。(まとめ)

読書支援制度の立ち上げから1年足らず。社内の学びをうながす制度はどんどん成長してきたなと感じています。

まだできたての部活動制度も、さらにカイロスマーケティングのみなさんのお役に立つものとなるよう、コーポレートチームで頭をひねっていきたいと思います。その先には、今はまだ想像できていない展開がきっとあるのだろうなと楽しみに思っています。

※ 本記事はnoteより転載しています。https://note.com/kairosmarketing/n/na217acafc465

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