テレワークナビ|導入のヒントを学び、働き方改革を実現する
働き方改革、人手不足、生産性向上、コスト削減、BCP対策などあらゆる課題にテレワークは有効です。 働き方の多様化、ワークライフバランス、生産性の向上、人手不足・採用難、災害・感染症対策など、企業が取り組むべき課題は増加しています。ここでは、企業の課題について知識を深めるための情報をまとめています。 CATEGORIES
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こんにちは、採用広報の井家です!
今回は【ブイキューブ社員の働き方】企画という事で、ブイキューブ独自の制度である「ORANGEワークスタイル」を活用してどんな働き方を実践しているのかを紹介していきます。
第3回目の本記事では、現在はブイキューブ内で新規事業の立て付け担当をしている八幡和憲さんの、営業時代のテレワーク環境下でのワークスタイルを皆さんに共有していきます!
本投稿は当社の企業ブログであるテレワークナビ(旧 INSIGHT SHARE)の記事を元に執筆しています。
テレワークナビでは、社会に向けて、様々な課題をビジュアルコミュニケーションで解決するためのヒントになる情報を発信していますので、他の記事も是非読んでみてください!
みなさんはじめまして!ブイキューブの八幡と申します。今回はブイキューブでの働き方に関する記事ということで、僕がブイキューブに新卒として入社をし、ブイキューブの営業パーソンとしてのリアルな働き方の一例と、その中での気付きを皆さんにもシェアしたいと思います。
まずは、ブイキューブでの働き方を語る上で欠かせない「orangeワークスタイル」を紹介させてください。これはブイキューブ独自の人事制度のことで、様々なライフスタイルやライフイベントに合わせて、働く時間や場所、働き方自体を自由に選択できる、「柔軟な働き方」を推進する制度のです。詳細については、以下の記事でも紹介しています!
では、本題に移りたいと思います。簡単に僕の自己紹介からさせていただくと、新卒時は営業本部に配属されていました。営業本部の中でも、グループとしては、様々な業界を横断的に活動するグループに属しており、その中で日々営業活動に励んでおりました。これが入社してすぐの僕の仕事内容です。
ただ皆さんにご紹介したいのはここからです!僕の特別な体験をお話します。それは「上司含め、グループメンバーがテレワークでほぼオフィスにいない!」ということです。今でこそ社会的にテレワークが広まってきてはいますが、当時は採用している会社などほとんどなく、本当にそんなことできるの?と言われているような状況でした。そんな中でグループメンバーのほとんどテレワークをしているということは僕にとって驚きの環境だったのです。
さて、この状況を聞き、まずみなさんが疑問に思うのは次のようなことではないでしょうか?
「グループメンバーがそれぞれ離れた場所にいて、本当に仕事ができるの??」
具体的には以下のような懸念点が挙げられそうです。
・誰にどうやって仕事を教えてもらっていたのか?
・どうやってお互いの業務の状況を把握したりしているのか?
・テレワークしてて、同僚や上司と仲良くなれるのか?関係性に影響は?
・そもそも、それで上手く仕事回るの??????
などなど、挙げたらキリがないでしょうか。僕も実際そう思ってました。笑
では上記のような不安点がたくさんある中で、僕自身の社会人としての成長やグループとしての目標数字は達成されたのでしょうか?
結論から申します。テレワークでメンバーとほとんど会わなくなった最初の年で、我がグループは見事に与えられた目標数値を達成し、なんとグループマネージャーのおごりで温泉旅行に行くことができました!いい湯だな!アハハ!
振り返ってみると、色々な要因が挙げられますが、やはり一番効果として発揮したのは毎日出社してすぐに全員で実施していた「朝会」だったと思います。
テレワークで各々の働く場所が異なるので、まずはコミュニケーションを取る機会そのもの意識的に増やそうと、毎朝30~60分くらい時間をつくって「朝会」を実施しました。
内容としては主に以下の構成です。
①心と身体のステータスのシェア
②前日の業務中でメンバーへの感謝をシェア
③前日の業務の振り返りや自分なりの改善ポイントのシェア
④当日のタスク共有とそれに関わる相談
①から③を、持ち時間3分ほどで発表をしていき、全員分のシェアが終わった段階で④に入りますが、この中で特に大事なのが①と④だと実感しています。
①では、自分自身の身体面、メンタル面での状態を共有します。ここでのコツは、正直に話すことです。状態が良ければそれで問題はないですが、悪い場合にもそれを事前に伝えておくことで、互いに気遣いができるようになります。パフォーマンスを十分に発揮できる状況にあるかの確認や、モチベーションの共有が行えるのです。
④についてのポイントは、単純にその日の予定を共有するだけでなく「どの業務にそれぞれどのくらい時間やリソースを割いて注力するのか」「それぞれのタスクの中で、どこからマネージャーのヘルプが必要なのか」を上司と認識の不一致がないように合意形成を取る事です。
ここでしっかりとお互いの認識の擦り合わせができると、マネージャーが僕含む部下の業務進捗を全体俯瞰する事ができ、それぞれに対してどのようにサポートをするべきか、どの部分は自分がヘルプに入るべきか、というマネジメントの組み立てができます。
ここまで色々と紹介しましたが、大前提として結局グループとして仕事を一緒にこなす上で一番大事なのは、「メンバー間の期待値が一致していること」だと思います。テレワークをしている時は、特にですね。そしてこの「期待値」の部分は、「信頼」という風にも捉えられると思います。
グループメンバーからマネージャへは、
・自分だけでは及ばない範囲の交渉や社内調整を行ってくれるだろう
・案件を進める上でネックになっている事項について助けてくれるだろう
一方で、マネージャーから僕含むメンバーには、
・この案件は▲▲の部分までは、●●のレベルで対応してくれそうだな
・この案件のついては、メンバー一人だとキャパオーバーなので、進捗確認のための時間を取ろう
というような期待値のやり取りだと思います。このレベルがお互いにマッチしてると、仮にテレワークをしていても、グループとして一体となって業務に取りかかれると思います。
そしてそのための醸成の場としても、朝会がとても重要な意味を持っていました。だからこそ、朝会での共有は正直である必要があります。ポイントとしては「良く思われようとせず、自分のその時のありのままの状態を伝える」ことです。
最後にまとめますと、本投稿の主題である「テレワーク環境下でグループ運営はどう工夫したら上手くいくのか」という質問に対しては、『メンバー間の期待値を一致させる、そしてそのための場を積極的に設ける』というのが僕なりの回答です。期待値を一致させるための場は、やり方はそれぞれのグループやチームで最適な方法があるとも思うので、皆さんも積極的に働きかけてみるのが大事だと思います。
これからもより良いテレワークスタイルに向けて頑張っていきます!