まずは自己紹介
みなさまこんにちは!初めまして。
4月から新入社員として働いています川岸です!よろしくお願いします。
3月までは教育系の大学に通っており、ITに関しては初心者です。
これからもブログを書く機会があると思うので、温かい目で見守って頂けたらと思います。
セミナーについて
4月7日に弊社顧問八子 知礼さんの「DX時代に求められる人材と処世術」ミニセミナーを受けました。
まずは八子さんをご紹介します。
八子 知礼(やことものり)さん
- 株式会社INDUSTRIAL-X SECURITY設立 代表取締役社長
- 1997年松下電工(現パナソニック)入社、宅内組み込み型の情報配線事業の商品企画開発に従事
- 2019年4月にINDUSTRIAL-Xを起業、代表取締役に就任
著書
- 『図解クラウド早わかり』(中経出版)
- 『モバイルクラウド』(中経出版)
- 『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』(共著、SBクリエイティブ)
- 『現場の活用事例でわかる IoTシステム開発テクニック』(共著、日経BP社) など
セミナー内容
セミナーの中でも特に印象に残った3つをピックアップします。
①デジタル化について
デジタル化とは境目のない時代だというお話をいただきました。
デジタル化は階段上に状態やレベルが遷移し、物理的な場所・時間的な制約を受けないことが特徴です。
◉デジタル化
物理世界をそのままオンラインに移行すること
◉DX(Digital Transformation)
ICT(情報通信技術)やデジタル特性を活かし、ビジネスモデルや組織を変革すること
私自身、”デジタル化”と”DX”が混在してしまうのですが、”デジタル化”は”DX”に先行します。
DXではデジタルを使ってどうやって新しい姿になるかが重要です。ここでいう新しい姿とは、変化に柔軟で競争力のある予測可能な事業の姿を指します。
デジタル化はあくまでも手段であり、目的ではないということを理解しておかなければなりません。
②デジタル時代の成功要件
では「デジタル時代の成功要件とはなんだろう?」と考えました。
答えは
”収益が上がるにつれてコストが増加しないモデルを作らなければスケール(事業成長)しない”
ということでした。
スケールの際の重要な考えは
◉ビジネスエコシステム
ビジネスの「生態系」であり、企業や顧客をはじめとする多数の要素が集結し、分業と協業による
共存共栄の関係
◉プラットフォーム
サービスやシステム、ソフトウェアを提供・カスタマイズ・運営するために必要な「共通 の土台
(基盤)となる標準環境
です。
この考えをどちらも兼ね備えているのが、弊社で扱っているkintoneです!
kintoneは導入企業が自社でアプリを開発できるサービスです。
アプリはクラウドサービス上に構築されるため、Webブラウザーから利用する仕組みになっており、インターネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでもアプリを使って業務が行えます。
kintoneを利用することでDXを推進することができるため、デジタル時代の成功要件になり得ます。
③キャリアをどう歩むか
最後に、これからキャリアをどう歩んでいくかというお話をいただきました。
社会で求められる人物
- セルフスターター
- コミュニケーション能力
- 顧客志向・課題志向
- リーダーシップと巻き込み力
- ポジティブ思考
- 柔軟な対応
ICT産業で求められる力
- システムシンキング
- トレンドの先読み力
- 情報収集力と発信力
また、人生のVSOPについてもお話をいただきました。
【V】20代=Vitality(バイタリティ)
活力を最大限に使って、食わず嫌いせずにいく。やる前から、向き不向きを判断せずに多くのことに 飛び込んで、失敗してもへこたれない!ガッツで勝負!
【S】30代=Speciality(スペシャリティ)
これまで経験した多くのことから、活かせる分野を専門的に進めていく時期。この領域だったら誰にも負けない!専門分野で勝負!
【O】40代=Originality(オリジナリティ)
専門性に独自性を乗せて、さらにアウトプットの質を高め、併せて視座を高めていく。誰も真似できない世界に一つ、自分だけの得意技で勝負!
【P】50代=Personality(パーソナリティ)
社会に人格面で認められるようなことを目指す。「あなたしかできる人はいない」と言われる人物の魅力で勝負!
焦ってスペシャリティを目指しがちですが、20代のうちは自分で壁を作らずにチャレンジし続けることが大事だとわかりました。
まだまだ今の自分には足りない部分が多いですが、学んだことを指標にして新卒社員らしく多くのことに飛び込んでチャレンジしていきたいと思います!
最後に
ここ最近は環境に慣れることに必死で自分自身のことを考える時間が減っていました。1時間という短い時間ではありましたが、今回のセミナーを受けて今後のことを考えるきっかけになりました。それぞれの年代で能力の発揮の仕方が変わっていくということ、今の自分に足りないもの、足りないからこそ今後どのように動いていけばいいのかという指標が明確になったと思います。
今後も学びがたくさんあると思うので、引き続きブログで情報を発信できたらいいなと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!