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「いつも.のマーケティングは、人の気持ちを理解する仕事」 グループ責任者が話す、マーケティングに必要なセンスとは

毎回社内ゲストを招いて「EC×キャリア×未来」を語る新企画。今回は、マーケティンググループ グループマネージャーの平澤誠さんに、これまで培ってきたキャリアや今後の展望を伺いました。

平澤誠(ひらさわまこと)さん
株式会社いつも マーケティンググループ グループマネージャー
広告代理店でクライアントのプロモーション支援、集客や広告の支援に従事。その後、法人向けSaaS系企業でキャリアを積み、独立。2021年6月に株式会社いつもへ入社し、同年9月にマーケティンググループ グループマネージャーに就任。

一度独立しながらも、いつも.への入社を決めた理由

――平澤さんのこれまでのキャリアを教えてください。

僕は長年、広告代理店でクライアントのプロモーション支援、集客や広告の支援をしていました。数値を解析しながら商品企画、サービス企画などの事業企画まで携わり、いわゆるマーケティングと呼ばれる領域を網羅してきました。

その後、複数社やるよりも1つのサービスやプロダクトを持っている事業会社でやっていきたいと考えるようになり、法人向けSaaS系企業でマーケティングをし、キャリアを積んでいます。

そして、自分の実力を知りたいということもあり、独立しました。複数社クライアントを持ちながら、エンジニア・PM・プロモーションやクリエイティブなど幅広くやってきました。

――そういった経歴がありながら、何故いつも.への入社を決められたのでしょうか?

業務委託で仕事をするということは、基本的に「自分の強みを活かして、お仕事を頂く」スタンスなんですね。そうなってくると、僕の性格上、好きなことしかやらなくなってきたり、嫌いなことをやらなくなってくる、そうすると自分のライフプランを考えた時にマイナスなことが多いと気付いたんです。もう一度「嫌いなものを食う環境に行く」ことを決め、いつも.への入社を決めました。決して「安定したいから」という理由ではないです。

――当時、いつも.にどんなイメージを持たれましたか?

面談を担当してくださったのが、義家さん(HR・採用グループ グループマネージャー)でした。当時すごく「楽しく話した」という強烈な印象が残ったんですよね。これまでやってきた活動や経緯もそうなんですが、マーケティング活動全般が仕事なので、業界や商品には基本的にこだわらないようにしているんです。じゃあ何を見るかというと、その面接の段階で見れるのは会社の雰囲気と面接担当者の「人」の部分。そこで入社を決めました。

数値だけでは、人の感情は読み解けない

――現在の業務内容を教えてください。

ざっくり言うと、「いつも.を知ってもらい、お客様になって頂くための全ての活動」です。具体的に言うと、いつも.を知ってもらう広報活動から、お客様にご契約いただくための広告運用やセミナーなどの活動ですね。サービスを作ってくれる事業サイド、モノを売ってくれるアカウント、両者の情報を円滑に回しながら、最後にアカウントがゴールを決めてくれるように良いパスをしていく仕事です。

――色んな人と関わることが多い業務ですが、平澤さんが大切にしていることはありますか?

笑顔!^^

情報が命なので、社内でも「話してもらいやすい雰囲気」は大切にしています。質問をどうしようか、という小手先の技術(笑)もありますが、それよりもマーケティングの定義は人によってそれぞれ違うことを理解して頂きながら、仕事を進めるようにしています。僕の持論では、幅広く製品やサービスが生まれるところからお客様に届けること、そこを網羅的にやるのがマーケティングだと思っていますし、そういう組織を作っていきたいと思っています。いつも.は「やってみよう精神」で、動ける環境なので、その点はやりやすいなと感じますね。

――入社から4ヶ月経ち、変化を感じる部分はありますか?

まだまだこれからですね。細かいところですが、グループ内ではジョブローテーションをするように変えました。スキルをならして属人化を解消することが目的です。事業・経営サイドのスピードに合わせていかなければいけないので、一人一人の生産性を上げ、優先度の高くない作業は省いていくことがまず必要だと思いました。

――業務の中で悩むことはありますか?

いつも.は、オールプラットフォームで自社・楽天・Amazonなどのサービスが切り分けられています。サービスごとの顧客像をまだまだ深堀できていないところが課題ですね。サービス規模が大きく、求める要件も多いので悩みます。

Amazonの相談でお問い合わせを頂いたのに、最終的に楽天で契約したりと、人の感情を紐解くのは数値だけでは分かりません。そのために、お問い合わせ頂いたお客様の現場の課題について、もっとリアルな声を回収していくことが大切かなと思います。

マーケティンググループのメンバーについて

――マーケティンググループのメンバーはどんな人達ですか?

メンバーはまだまだ若い方々が多いです。マーケティングというものを勉強している最中のメンバーも多いので、「いつも.のマーケティングとは何か」を再考しています。まずは会社の方向性をよく理解してもらい、そこから実務でマーケティングを学び徐々に成長している感じですね。そうやって、「いつも.のマーケティングとは何か」が出来上がっていくんじゃないかな。

――平澤さんが作っていきたい「いつものマーケティング」は何ですか?

お客様にご契約いただくための活動をするマーケと、メディアを通じて信頼性の高い第三者の情報を露出していく広報を、網羅的に一緒にやっていくことです。ただ、マーケ活動はお客様に一番近いポジションでもあると思うので、僕らが軸となって進めていく組織を作りたいと思っています。

そこに行きつくための現在の課題は、社内のコミュニケーションがまだまだ足りないこと。各グループとコミュニケーションを取って課題を見つけ、得られたデータについてまた話し合っていきたいです。

そのための人員も必要です。横並びでもっと関与していかなければならないと思っています。僕が思っている世界観が本当に合っているのかも、動きながら確かめていきたいですね。

――一緒に働きたいと思う人はどのような人ですか?

個人的な意見と捉えて頂きたいのですが、オール70点の人。(笑)5つあるうちの1つを100点取る人より、全てに対して柔軟に対応していく人ですね。一般的に言うと「器用貧乏」と呼ばれる人なのかな。マーケティング経験者なら分かって頂けると思いますが、色んな人と付き合いますし、方向がガクッと変わることもありますから(笑)

望月さん(副社長)がよく言うのは「センス」。センスとは感受性のことだと感じています。必要だと思う情報を吸収していく、その鼻が利く人。根底にある本質的な部分を感じる力とも言えます。これは生まれ育ってきて日頃疑問をもってきた感覚の積み上げだと思います。例えば、雨が降って匂いを感じて「なんでだろう?」とか、汚れた外壁を見て「これいつ掃除するんだろう?」とか。

マーケティングは人の気持ちを理解することが大切なので、答えがあるようでない仕事です。課題に対して、自分で考えていく人が向いていると思います。

――将来のメンバーに向けて、一言お願いします!

いつも.は、新規事業立ち上げや既存サービスも更新する中で、「新しいことにチャレンジできる」「やりたいことができる」環境はあります。何事も自分次第ではありますが、課題をみつけて仕事を作っていく。飽きはしないと思いますので、一緒に作り上げていきましょう!

キャリアプランのご相談も是非お問い合わせください

今回は、マーケティンググループの平澤さんにお話を伺いました。

マーケティングに必要なセンスの話はとても面白かったですね。「数値だけでは人の感情は読み解けない」というお話はとても共感しました。情報を扱うIT企業だからこそ、見落としがちな部分を大切にしていく、いつも.の経営理念が垣間見えたインタビューだったと思います。

ぜひ、マーケティング経験のある方や、一緒に組織を作っていきたいと思った方は下記ページよりご相談くださいませ。当社キャリアコンサルタントによるキャリアプランの相談も可能です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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