2011年4月に中途でアイシンクに入社し、現在はソリューショングループのグループリーダーと技術グループのマネジメントを兼務している長野 哲志さん。
開発のみならず、開発支援やPMOなど、幅広い領域で活躍する長野さんは、新規事業にも意欲的。そんな長野さんの入社までの経緯や、今後の展望などをインタビューしてきました。
――アイシンクへの入社の経緯を教えてください。
私は中途入社なのですが、前職も当社と同じシステム開発会社でした。50人ほどの規模であまり大きくはなく、携われる案件や顧客の幅も狭いと感じ、転職を考え始めました。その当時、アイシンクは160人くらいの規模でした。きっかけは前職の会社の先輩に誘われたからですが、二次請け三次請けではなく、一次請けに近いところで直接お客さんとやりとりできる点が入社の決め手となりました。今はソリューションセクターで営業もやっていますし、技術グループのマネジメントも兼務しています。
――ソリューションセクターについて教えてください。
2011年当時は、検証グループという名称でした。第三者検証っていうんですけど、開発後のテストを請け負うグループです。割と仕事は頂いていたのですが、検証のままだと開発と比べて個人のスキルが頭打ちになっていってしまうことに危機感は感じていて。なので、検証以外に開発支援とか運用保守などへも事業を拡げていきました。それに伴い、顧客も少しずつ層が変わってきて、検証グループという名称と実態がそぐわなくなってきたので、2017年に、検証グループからソリューションに変わったんですね。
今も検証は細々とやっているんですけど、それ以外にPMOの案件、あとは開発支援とかですね。プロジェクトがスケジュールに収まるように、開発作業をする人たちを取りまとめるPM的なレイヤーもやっています。それ以外には公共系の開発も手掛けています。
――ソリューションセクターを今後どういうセクションにしていきたいですか?
元々が結構開拓していかなきゃいけないセクションだったというか、新しい場所で立ち位置を築いていくことの必要性は感じつつやってきたので、そのスタンスは引き続き崩さないようにしたいと思っています。既存のプロジェクトを柱としていきながら、他も開拓していくような気概を持ってやっていきたいなという気持ちが強いです。新しい分野へのチャレンジを恐れないでやっていければと。
実現のハードルは高いですが、自社プロダクト立ち上げも視野に入れていきたいと思っています。かなり先行投資が必要ですが、アイシンクは設立20数年で、節目というか過渡期のタイミングでもあるのかなと思っています。なので、これまでは独立系のソフトハウス、エンジニアリング企業として手堅くやってきたのですが、これまで手がけてなかった分野について、今後1、2年後を見据えて準備していければというところはありますね。
他のセクターが手掛けていない領域を追求していくことが入社当時からの大きなミッションと考えています。例えばQRコード決済等の電子決済やスマートメーター等のIoT分野、AI研究開発案件などへの新規参入です。今後はローコード開発を活用した業務システムのDX化推進分野などにもチャレンジしていきたいと思っています。
――自身のキャリアやビジョンについて、どのように考えていますか?
私自身としては、会社と共に成長・発展していきたいと考えています。プロジェクトのマネジメントやリーダーシップの向上を図りながら、新しい技術や分野にも積極的に取り組んでいきたいです。また、自社プロダクトの開発にも挑戦して、会社の新たな柱となるようなプロジェクトを推進したいです。そのためには、市場のニーズを把握し、顧客との協力関係を強化していくことが大切だと考えています。
将来的には、会社のリーダーシップ層にも貢献できるような存在になりたいですね。自分の経験と知識を活かして、会社全体の戦略策定や組織運営にも携わりながら、アイシンクのさらなる成長を支える、そんなビジョンを描いています。
――会社のカルチャー的な部分で、どういう部分が良いなと感じていますか?
カルチャーという点では、結構みんな、仕事に対しての意識が高いなと思っています。基本的に誰かが言わなくても、自分から進んで取り組もうとする姿勢があるなと。それと、他のセクションとの連携が非常に良く、情報共有とか連携が非常に円滑に行えるっていうのは強みではないでしょうか。
また、新しいことに挑戦する姿勢も評価される環境じゃないかなと感じています。新しい技術や分野に積極的に取り組もうとする姿勢があるので、それが会社全体の成長につながっていると思います。
あとは、社員同士のコミュニケーションがとても良いです。アットホームな雰囲気で、みんなが仲良くしていて、コミュニケーションがとても温かい。バーベキューやビアパーティ、2ヶ月に一回の全体ランチ会など、楽しみなイベントも多いです。アットホームでありながら、自己成長できる。そんな環境を求めている方、ぜひアクセスしてください!