イタンジでエンジニアとして活躍する清水は現在、不動産賃貸入居申込のWEB受付システム「申込受付くん」の開発に携わり、リーダーとしてチームのマネジメントも担っています。清水がイタンジへ入社した理由、仕事のやりがい、今後の目標などを話してもらいました。

不動産テックに興味がある方、イタンジのエンジニアチームの詳細が気になる方などぜひご覧ください！

不動産業界は、まさに変革期にある業界だと感じた

ー簡単に現在の業務と入社の経緯を教えてください。

入居申込をWeb上で完結できる不動産管理会社様（以下、「管理会社」）向けのプロダクト「申込受付くん」の開発を行っています。現在はチームのリーダーとして4名のメンバーをマネジメントしています。直近では、今年提供を開始する「ITANDI管理クラウド」のために、「申込受付くん」の中で不足している機能をどんどん開発しています。私は、要件定義やコードレビュー、開発サポートなどを担当しています。メンバーにも要件定義から入ってもらうようにしており、チーム全体で行えることの幅を広げられるよう努めています。

これまでは、メガバンク、不動産デベロッパーでの営業経験を経て、サービスを作る側にまわりたいと思い、レストランテック企業へエンジニアとして転身しました。数年エンジニア業務を経験し大きなプロジェクトが一区切りしたタイミングに他の業界にも興味をもち、情報収集として転職サイトに登録してみたところイタンジからスカウトメッセージが来ました。

イタンジは不動産デベロッパーで働いていたときに聞いたことがあり、最初は興味本位で話を聞いてみたんです。テクノロジーでリアルの世界に変革を起こすことにすごく興味を持っていたので、私が実際に働いていた不動産業界のデジタル化が遅れていることによる生産性の低さや情報の非対称性など、”負”の要素に真っ向から挑戦しているところに魅力を感じました。イタンジが提供するサービスは、不動産業界の構造そのものを変えていけるポテンシャルがあり、自身のスキルを活かしてすごく大きなことができそうだと思い、入社を決めました。

「業務効率化」のみならず、業界の慣習を変えられる

ーやりがいを感じる部分を教えてください。

イタンジでは自分の開発するプロダクトで不動産業界を、ひいては社会に変革をもたらすことができ、その変革が良いものだと自信を持って言えることです。

例えば、イタンジのサービス導入によって従来は当たり前だった電話やFAXでのやり取りが削減されて休日出勤が無くなったなど、働き方や業界の慣習自体を変えることができるんです。「業務効率化」を超えて、サービスを利用してくださっている方々の働きに変化をもたらしていると実感できるのは、他のサービスだとなかなかない経験なのではないでしょうか。

「申込受付くん」は社内でも昔からあるプロダクトなので、技術的負債の解消や既存機能のUX改善など、まだまだ改善の余地はあると思います。お客様により便利にご利用いただけるよう、一つひとつ整備していきたいと思っています。

常に変化する情報をキャッチアップする姿勢

ーイタンジにはどういった方が多いのでしょうか？

好奇心旺盛な人が多いと思います。IT業界は目まぐるしく変化しているので、その変化に対応するためには新しいことを常にキャッチアップしなければなりません。不動産業界に関しても同様で、業界の慣習や仕組みをしっかりと理解できていないと、お客様が本当に価値を感じるシステムを開発できません。おそらく業界経験がない方からすると、不動産業界で働く人々は、どんなシステムを求めているのか、どんなシステムの仕様になっていると助かるのか分からないですよね。

エンジニアチームは業界未経験のメンバーがほとんどなのですが、「裏側はこうなっていたんだ！」と、楽しんで吸収しながら仕事をしている印象です。不動産業務のことを学びながら、自分の技術でこう改善できるのではないか、こんな影響を与えられるのではないかと考えを持ちながら業務を行っている人が多いと思います。

チームとして強くなり、業界への影響力を加速させる

ー今後の清水さんの目標についてお聞かせください。

イタンジの提供するシステムをデファクトスタンダード的な立ち位置にしていきたいです。「不動産賃貸向けシステムならイタンジだよね」というような。より多くの不動産会社様に我々のシステムをお使いいただき、かつて不動産営業時代に課題に感じていた、業界の生産性や透明性の向上に貢献したいです。

昨年には宅建業法の法改正によって、不動産賃貸での電子契約が可能になるなど、不動産業界のデジタル化を推進していこうという流れが一段と強まっています。不動産会社様向けシステムをご提供する我々は、入社前に思っていたより遥かに社会的に重要な立ち位置にいる会社なんだなと感じています。

目標を達成するためには、私が開発に携わる「申込受付くん」もまだまだ改善が必要だと思っているため開発チーム全体としてのアウトプットをさらに向上させたいです。目標に向けて生産性高く取り組んでいけるよう、一部属人化してしまっている知識や開発スキルの平準化を進め、業界を変革させる強いチームをつくっていきたいです。