インタースペースの子会社でWebメディア事業の企画・運営を行っている「株式会社TAG STUDIO」では、現在エンジニア採用を行っています。
今回はTAG STUDIOのフロントエンド~バックエンドの開発を担っている目良に、業務内容やTAG STUDIOの雰囲気、また採用しているポジションへ入る方へのメッセージなどを聞いてみました!
▼株式会社TAG STUDIOとは
「”これがいい”をふやす」をMISSIONに、ユーザーに価値あるコンテンツを届けることで「これがいい!」「これが知りたかった!」というきっかけをつくり、ユーザーの意思決定の支援をしています。
―まずは自己紹介をお願いいたします。
年代でいうと現在社会人2年目で、新卒で入った会社は7か月で辞めました。2021年2月にインタースペースへ入社し、TAG STUDIOでエンジニアとして開発業務を担っています。
―プログラミングは学生時代から行っていたのでしょうか?
はじめてコードを書いたのは小学生のときで、両親が仕事している間によくPCを触っていたのがはじめたきっかけです。
当時は人が書いたコードをコピーして貼り付ける程度だったので、自分でコードを書いたのは高校生のときですね。
情報学科がある高校に通っていたため、授業でプログラミングの基礎から開発演習まで学んでいました。
そのまま大学も情報系に進み、大学1年生から卒業までの間にインターンも3社経験しました。
インターンでは旅行代理店や大手Webメディアの運営会社で働いていたのですが、当時もフロントエンド~バックエンド、データベースの設計まで幅広い業務を任せてもらっていました。
―新卒で入社した会社はどういった企業だったのでしょうか?
自動車系メーカー企業に入社しました。
エンジニアも少ない組織で、担当した案件は社内の勤怠管理システムの開発がメインでした。そのほかにも社内ツールをつくったり、Reactを勉強してアプリをつくったりもしたのですが、結局クローズになってしまったのは苦い思い出です。
―転職時にはさまざまな企業を見ていたと思うのですが、「TAG STUDIO」へ入社を決意した理由はなんだったのでしょうか?
1番大きかったことは、面接でたくさんの人に会えたことです。
面談と面接で3回お話する機会があったのですが、1回の面接で現場のエンジニアやPOの方、マネジメントを担っている方が参加してくれることもありました。
面接でお会いした方たちが多かったため、社内の雰囲気を感じることができ、入社を決意しました。
―どういった雰囲気だったのでしょうか?
みなさん職種や職位がちがうと思うのですが、よくコミュニケーションを取っているんだろうなと感じました。
面接時に質問もさせていただきましたが、要件を固めてから開発するというよりは、みんなで話しながら答えをつくっていくのが「TAG STUDIO」なんだなと思いました。
―入社してみて実際はどうでしたか?
実際に常にコミュニケーションとっていますね。
エンジニアとビジネスサイドが対等に話をすることができるので、ありがたい環境です。
エンジニアならではの技術用語を使ってもビジネスサイドの方が理解してくれるので、話がスムーズに進みやすいのもありがたいです。
また、ビジネスサイドの理解に関してはエンジニアから質問することもできます。最近だと、SEOについての講座を3時間かけて実施していただき、Googleの考え方を知ることができました。
より良いサービスにするために
―「TAG STUDIO」の開発体制を教えてください。
エンジニアは現在自分1人で、POの方とコンテンツディレクターの方から開発依頼を受けて、対応しています。
もともと自分の経験で得意としているのがJavaScriptなのでフロントエンドをメインに担当しています。一部APIの書き直しもしていたり、バックエンドも担当していたりします。
―どんなサービスの開発に携わっているのでしょうか?
主に開発担当として関わっているサービスは、アグリゲーションメディアの「ベストレ」と「派遣サーチ」です。
アグリゲーションメディアとは、複数のWebサイトからあらゆる情報をスクレイピング、集約し1つのWebページにまとめるWebサービスのこと
「TAG STUDIO」では10を超えるメディアを運営しているのですが、PHPを使ってWordPressで作成しているメディアは、ビジネスサイドの方が開発も担っています。
また、現在は業務委託のPHPエンジニアの方がいるので、そこにはあまり関わっていません。
―エンジニアはかなり少数だと思うのですが、10を超えるメディアを運営しているんですね。
ビジネスサイドの方がHTML、CSS、JavaScriptやPHPを触れることが大きいですね。WordPressくらいならみなさんできてしまうので、すごいなと思います。
―アグリゲーションメディアはどのような開発環境なのでしょうか?
アグリゲーションメディアはバックエンドでRuby on Railsを使っています。「派遣サーチ」はGo言語も使っていますね。一部ではありますが、PythonやPHPも動いています。
今後バックエンドに関しては言語を変えていくことを検討しており、Ruby on RailsからNode.JSにしていくために少しずつ開発を進めています。
フロントエンドに関しては、JavaScript(Nuxt.js、Vue.js)を使っており、サイトの規模によってSSRとSSGを使い分けています。
―アグリゲーションメディアを開発するうえで魅力に感じていることはありますか?
「ログイン」「検索」「問合せ」や、「管理画面」もあるので、他のメディアに比べると機能が多く、できることの幅が広い点は魅力です。
また、toCのサービスなのでセキュリティとフロントやDBのチューニングが重要なのですが、機能が多数ある中でやるのは難易度が高くやりがいに感じています。
―逆に課題点はありますか?
自分が感じている課題はないですね。ありがたいことに、おもしろい仕事ができているなと思っています。そもそも課題があったら直すだけなので、特に感じないというのもあるのですが……。
しいていうのであれば、サイトの読み込みが遅い部分があるので、直したいなと思っています。まだ改善できる部分は多数あるので、課題として認識するのではなく、自身の役割として取り組んでいきたいです。
なにをやるべきか考えながら進んでいく
―「TAG STUDIO」にはどのようなエンジニアメンバーが必要だと思いますか?
エンジニアのプライオリティとして、セキュリティが強いエンジニアは必要だと思っています。また、今はフロントエンドとバックエンドを分けて開発しているのですが、ゆくゆくはフルスタックに開発できるエンジニアが1つのメディアを全体的に見られると良いのではないかと考えています。
「TAG STUDIO」には、教える体制が整っているわけではないので、自ら情報のキャッチアップをしてなにをやるべきか考え進むことも重要です。
まずはやってみて、わかんなかったら相談するスタイルがフィットすると思います。
―フロントエンドを担うにあたって重要なことはありますか?
「各HTMLタグの目的」は説明できた方が良いですね。
ただ「動けば良い」ではなく、Googleが理解してくれる書き方をしないといけません。タグの意味を理解して綺麗に書かないとGoogle検索エンジンの解釈がおかしくなってしまうことがあります。
フロントエンドフレームワークを使うだけではなく、きちんと特性を理解し、読み込み時間やレンダリング時間を短縮してパフォーマンスの向上に繋げることも重要です。
売上につながるエンジニアリングを
―目良さんが今後目指すエンジニア像を教えてください!
エンジニアとして手を動かすのはすきなので、今後も手を動かすことは続けながら、エンジニアとビジネスサイドがより同じ目線で話すことができるように、ビジネスサイドのことも深く理解していきたいです。
ただの開発エンジニアではなく、売上につながるエンジニアリングをすることで事業をつくっていきたいですね。
―最後にこれから入社を検討する方へメッセージをお願いいたします!
コミュニケーションを取りながら、「サービスを良くしていこう!」という目線で開発を進めていけたら嬉しいです。
UI/UXに関してはまだ改善できるポイントがあると思っています。
例えば、検索したときにはどういう情報をどういう表示で返すことがユーザーにとっていいのかなど考える際には、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの連携が必須です。
「サービスがなんのためにあるのか?」「どういうユーザーが使っているのか?」「なにを求めているのか?」エンジニアの立ち位置からも真剣に考えて、一緒に良いサービスをつくっていきましょう!
インタビューありがとうございました!
記事を読んでいただき、少しでもこのポジションにご興味を持ってくださった方はぜひエントリーしてください!
ご応募お待ちしております!