- セールス|コンサルティング
- Rubyエンジニア募集
- オープンポジション|未経験歓迎
- Other occupations (40)
- Development
-
Business
- セールス|コンサルティング
- 経営幹部コース|25卒・26卒
- 経営幹部コース|25卒
- 経営幹部候補|25卒/26卒
- 新規事業営業/人材コンサル
- 25卒/ビジネスグロースコース
- 法人営業|キャリアチェンジ歓迎
- 若手活躍|キャリアチェンジ歓迎
- 若手活躍|平均年齢25.6歳
- 若手活躍|未経験歓迎
- 未経験歓迎/事業推進メンバー
- HR業界|未経験・若手活躍
- 法人営業|未経験歓迎
- 法人営業|若手活躍中
- 若手活躍 |法人営業
- 法人営業|若手活躍
- 若手活躍 |未経験歓迎
- 未経験|キャリアアドバイザー
- RA|法人営業|無形商材
- キャリアアドバイザー
- 新規事業立ち上げ
- セールスインターン
- インターン|WEBメディア運営
- 自社メディア運用|WEBマーケ
- 広告運用 | WEBマーケター
- MGR候補|WEBマーケター
- SEO|ライター|MGR候補
- WEBマーケティング、メディア
- インターン|WEBマーケター
- Other
株式会社ヒュープロで営業統括をしている後藤大輔さん。
新卒で入社した人材会社では1年目から圧倒的な結果を残し、新卒新人賞を受賞。
その後人材派遣事業部での支店長、新卒採用責任者、営業戦略推進部のマネージャーとして様々なチーム、メンバーを抱え、周囲からは「とにかく人と向き合うアツイ人」と言われる後藤さんに、マネジメントについて伺いました。
本連載では、様々な業界のリーダーに「マネジメントで大切にしていること」をたずねます。
1.とことんメンバーと向き合い、強みを引き出す
ーこれまでいろんなチームを束ねてきたと思いますが、チームを強くするために意識していることはありますか?
「本気でメンバーに向き合って、強みを最大限発揮してもらうことですね。例えば、以前、人事として新卒採用の責任者をしていたときに、社内で活躍しているオールスターが集まるようなチームを担当したことがあります。そのチームは個人としての能力は高いのですが、チームの総合力としてはなかなか機能していませんでした。みんな能力が高いが故に、誰にどのポジションを任せるかがとても重要だったので、それぞれの強みがなんなのかをまず見つめ直してみました」
「メンバー全員の強みを見極めるために、まずはその人の近くで一緒に仕事をする機会を積極的に作りました。客観的にメンバーを見るよりも、例えば実際に仕事を一日一緒に隣でやってみることで見えてくることがあります」
「あとは、オンの時もオフの時もしっかり話をして『どこが強みだと思っている?』と本人に率直に聞いたりもしていました。聞いた結果、本人が認識している強みと自分が思っているものが一致していたらそれはそれでいい。でも結構違うパターンの方が多かったですね」
「例えば、元気で笑顔満載で、周りから見れば明らかに説明会等で前に出て学生とコミュニケーションするのに向いている女性メンバーがいたのですが、話をしてみると本人は前に出ていくよりも裏方として数値管理や分析をやりたいと言っていたんです」
「そこで、説明会の最初だけ前に立ってもらってあとは全部裏方に入ってもらいました。すると数字面が新卒採用チームとして圧倒的に強くなって、自分も前に出て会社の魅力を学生に伝えることに集中することができました」
「そのメンバーの強みを見つけられたのは、やっぱりメンバーに本気で向き合った上でお互い本音で話をすることができたってことが大きかったですね」
2.まずは自分が弱みを見せる
ーー本音を引き出そうと思っても中々引き出せない人にはどうやって接しますか?
「まずは自分が本音で話すことと、弱みを見せることですね。付け入る隙がない人ってのはメンバーからしたら接するのが難しいですよね。自分も新卒新人賞を取っていたので、『ゴリゴリに仕事を進めて、数字にしか興味がない、個人が目立つことが大好きな人』というイメージを持たれやすかったです(笑)」
「なので実際に弱みを見せて、オープンな姿勢で接します。カッコつけないことが一周回って大事ですね。カッコつけてもメンバーには分かるし自分が窮屈になるだけなので。自分でできないこと、分からないことは意識的にメンバーを頼るようにしています。そうすると自分の弱みを補ってくれるメンバーがいて、そのコミュニケーションの中でメンバーの強みが見えてきますし、オープンな関係性が築けるようになっていきます」
ーー後藤さんのチームづくりは、まずひたすら一人ひとりと向き合うところから始まるんですね。
「そうですね。まずは一対一で関係性をつくっていって、それをチームに落としてきます。それはメンバーが数人の時も、数十人の時も変わりません。自分と一緒に働いてくれているメンバーのことを知らない、分からないというのは自分にはとても違和感だったので、多くのメンバーをマネジメントしていた時も、一対一で会って話すことに拘っていました」
3.自分がリーダーでいる責任感
ーー率直にお聞きします。そこまでひたすら人に向き合っているのは何故ですか?
「責任感、ですね。メンバーの人生において、自分がリーダーである必要なんてないんです。でも、”自分がリーダーとしてそのメンバーを見ている”なら自分が持てるものを全て投資したい、と思っています。新卒採用責任者をしていた時もそうで、自分じゃなくてもその子たちを採用できたかもしれない。それでも自分が採用した、その責任は間違いなく自分にあると思っていました」
「企業という組織の中で異動をしたとしても、新しい環境に自ら飛び込んだとしても、そこで出会ったメンバーの人生を背負ったという覚悟は毎回していますし、その思いは誰にも負けたくないですね」
「メンバー一人ひとりと向き合えていないのであればそれは自分の役目を果たせていないと思っています。だからちょっとしたことでも気になるし、それを放っておくなら自分じゃなくて他の人がそのポジションに就いた方がいい。それでも自分が担う以上は、できることは100%全力でやり続けます」
「仕事において、関われるメンバーとの時間は有限であり、人生なんていつどうなるか分からない。一緒にやれる機会も、一緒に過ごせる期間も本当に限られているから、その期間は全部メンバーに対して投資しようと決めているんです」
4.メンバーを愛する覚悟と責任感
ーー後藤さんの熱い思いが非常に伝わってきました。最後に、これからメンバーを持つ人にメッセージをお願いします。
「メンバーを持つと、成長のスピードが全然違います。3人分苦しんだら3人分成長できるので。自分自身も、色んなメンバーと関わる中で日々成長させてもらっています。メンバーの分だけ倍になって自分の成長として返ってくるのが、リーダーとしての楽しみなんじゃないかと思っています」
「そのためには、誰よりも責任を負わなければいけません。メンバーを持つというのはそういうことです。その責任を楽しんでください。上にいけばいくほど責任もプレッシャーもかかるので、その分大変なことも当然増えていきます」
「ただ、一人ではできなかったことがチームになるとできるようになる。実現できることは本当に広がっていくので、それを思う存分楽しんでください」
「そして何よりも大切なのは、メンバーを愛すること。そこに対して情熱を捧げないのであれば自分からそのポジションを降りた方がいい。責任と情熱を持ってやるという大前提でそのポジションを引き受けた方がいいし、そうでないのであればそれがやれる人、やりたい人に譲るべき。それでも抜擢されたのであれば、あなたがやりたいのであれば、メンバーを愛して、覚悟と責任感を持って楽しみながらやり切ってください」