※2021年11月インタビュー実施
現在岡田さんは運用チームのマネージャーとして活躍されています!
名前:岡田昭太さん
ラーメンとお酒が大好き。週末は、趣味である家庭菜園とサボテンを愛でる。アドバイスは必ず+αでくれるため口癖は『さらにで言うと~』。たまに天然だが、いつもポジティブで部署内外問わず信頼が厚い。
経歴:大阪府出身、2020年中途でHR Forceに入社後、わずか4ヵ月で運用チームのリーダーに抜擢。
部門:入社当初、約700アカウントの運用を担当。現在は新卒教育も担当しつつ、運用チームのエースとして活躍。
HR Forceの各チームのリーダーを紹介していく、「リーダーインタビュー」シリーズ!
今回は、運用チームのリーダーである岡田さんにお話を伺います。
■幼少期~学生時代
――まずは、幼少期について教えてください。
幼少期は、自然豊かな場所に住んでいました。遊具があまりなく、遊びを自分たちで考えて山で遊んでいました。私はその中でも、遊びやルールを考えるリーダーみたいなポジションだったと思います。
――中高時代はどのような学生でしたか。
中高一貫の私立男子校に入りました。高校では、数字を用いて人の動きを見れたら面白いなと思い理系進学を目指し始めました。
――当時から数字に対する興味があったのですね。
そうですね。理論立てて何かを説明することに加えて、人は数字があったほうが納得するんじゃないかと思っていました。
――大学時代にはどんなことに力を入れていたのでしょうか。
上智大学に通っていたのですが、英語のイメージが強くて、理系はあまり有名ではないんですよね。ただ英語に力を入れていた学校だからこそ、海外の方と話すことが増えて景色が広がりました。いろいろな考えを持つ人と、どうしたらうまくいくかを意識するようになった1つの大きなターニングポイントだったと思います。ちなみに研究の面では、量子力学を専攻しておりました。
――大学時代のご経験の中で、前職や今の仕事につながるような価値観や考え方はありますか。
多様な文化を持つ人と接したことで、人の考えていることに意識が向くようになりました。現在の仕事で携わっているマーケティング分野は、人の行動や言動に対して、数字を用いて分析や予測を行うものなので、関連性があると思います。
――多様な環境とご自身の専攻分野が合わさって、今の仕事につながっているということでしょうか。
そうですね。まさにそうだと思います。
■HR Forceの入社理由と入社後のギャップ
――大学卒業後のキャリアについて教えていただけますか。
1社目は、電子楽器の大手のメーカーに入社をして、セールスエンジニアをやっていました。2社目は、WEBコンサルティングの会社に入社して、かなりがっつりとマーケティングについて学びながら、企業のコンサルティングを行っていました。HR Forceは3社目で、現在は運用チームのリーダーを務めています。
――HR Forceに入社を決めた理由についてお伺いしたいです。
2つあります。1つ目は、社員を大切にしていると感じたからです。HR Forceの最終面接のときに、自分1人に対して社長・役員陣を含め4人の方にお時間頂き、社員を受け入れる面接の段階から、社員を大切にしていることが感じられました。2点目は、面接の中で社長と役員の方のコミュニケーションが双方向に進んでいたのを感じ取ったからです。この点は他の会社と大きく違うと思いました。コミュニケーションが双方向きれいに通っていると成長も早いと考えて、HR Forceに入社しました。
――実際入社されてみて、ギャップはありましたか。
実際働いてみると、静かに燃えているような人が多いというところに良いギャップを感じました。メンバーと会話をしていても、どちらかというと熱い方が多かったです。
■運用チームの紹介と業務内容
――現在所属されている部署と、業務内容について教えていただけますか。
運用チームに所属しています。求人広告の運用を担っている部署です。AIによって様々な最適な出稿がされているんですが、人間の目や手が入ったほうがもっと成果が上がる部分もあるので、そこを担っています。具体的には、求人をもっと魅力的にしていくことや、より最適な配信にするために、広告が配信される場所の調整を行っています。
――最適な配信とはどういうことですか。
求人広告を出稿しているお客様のゴールは採用を決めたいというところだと思うんですよね。その中で、最適を細分化していくとお客様ごとに求めるものが異なってきます。例えば、未経験でもOK、採用にかかるコストも上がってOK、とにかく人数を集めて欲しいとなった場合は、繋がっている160以上の媒体を含めて配信をしていきます。
一方で、経験者が欲しいという場合は、160以上の媒体すべてではなく、その中でもHR Forceが持っているビッグデータの上でお客様が欲しいと言われている経験者はどこの媒体でより多くとれるかを判断して出稿を強めていきます。さらに、経験者の方がより魅力的に感じてくれるような求人内容に改善していきます。なので最適な配信とは、お客様ごとに課題感やゴールをしっかりと判断した上でデータを分析して、成果を最大化することですね。
――そもそもWEBマーケティングとはどのようなことをするのでしょうか。
WEBマーケティングという言葉は「WEB」と「マーケティング」という2つに分かれています。マーケティングは、大枠で言うと市場を動かしていくということだと思います。例えば何か商品を売りたいときに、お客様の性別・年齢・住んでる場所など分析していった上で、どのようにすれば売れるのか分析することがマーケティングです。それに加えてWEBですが、全ての反響が数字で分かる状態でマーケティングを行う、お客様が求めているところに商品を届けるようにするにはどうすればいいのかを分析して、PDCAをまわしていくのがWEBマーケティングです。
――最適な人に最適なモノを届けるということですか。
そうですね。もう少し大きく言うと、実際に分析をして、本当に必要としているモノが本当に必要としている人に、数字の分析をもってちゃんと届くようにするというのがWEBマーケティングです。
■求人広告運用のやりがいと大変なこと
――求人広告運用というのは、他の広告運用とどのように違うのでしょうか。
これは明確な違いがあります。普通は、何かの商品を売るというのが広告出稿になっています。一方で求人広告というのは、求人といわれているものを広告出稿する形となるんですね。ちゃんと納得をしてもらえるような状態になっていないと、もしくはより納得をしてもらえるような人に広告が配信できていないと、実際に応募や採用にはつながらないというところは大きな違いがあると思います。求人というのは、その人の人生を大きく左右するので、やっぱり自分の納得のいく条件などが合致しないと、手軽に応募はしてくれないですし、手軽に採用はされません。他の広告運用と違うところでいうと、より深いWEBマーケティング(この求人に対して、誰が応募してくれるんであろうかというところの分析)が、他の広告と違って難しいところであり、楽しいところですね。
――求人広告の面白さはどういった部分にありますか。
先ほどの話とつながってくるのですが、本当に納得していただかないと応募が入らず採用されません。なので、自分の考えた施策やターゲットががっちりはまったときは、それまでの成果とまったく異なり、想定以上に応募が集まる場合があるんですよね。本当に100%の力、自分の限界までしっかりと分析を行った結果、成果が出た時というのは求人広告運用の最も楽しいところだと思います。
――専門的な知識が必要かと思いますが、なにか業務以外で勉強会を開かれていたりしますか。
開いています。有志という形なんですけれども、分析に使うツールであったり、コードであったり、副次的な武器として使えるようなものの勉強会をしています。朝の8時半から業務開始までの時間で行ったり、土日にも開かれたりしています。そういった意味で、かなり勉強好きなメンバーがそろっているなと感じています。
――それは自由参加、有志で行われているんですね。
そうですね。私自身、参加しないときもありますし本当に自由です(笑)
――部署を超えて勉強会を開催されることもあるのですか。
運用チームとパートナーチーム(クライアントと折衝となっているチーム)合同でもありますし、データチームと運用チームというところの組み合わせもあったりします。
――勉強好きな方が多いんですね!
はい。素直、プラス発想、勉強好きの3つは、HR Forceの社員皆さんが持っているスタンスだと思います!
――それでは、今まで仕事の中で大変だったことはありますか。
入社して、1人で700社くらいの運用を行ったことです。数に対する大変さがある中で、優先順位をつけ、他の部署の方を巻き込みながら、自分の中でいろいろなルールを作っていきました。お客様にとって1番いい結果をもたらしつつも、より成果が欲しいお客様に対して時間を作るためのルール作りができたというのは非常にいい体験でした。
――どのような工夫をされたのかもう少し詳しくお伺いしてもいいですか。
2つあります。1つ目は、ある一定の数値を持って、この日はこういう状態のお客様に対して施策と分析を行っていく、別の日はこういう状態のお客様に対応するというような形で、一定の条件の中でルールを作って効率的に回していきました。2つ目は、お客様とのコミュニケーションの中で、今本当に困っているか、それとも実際に注力したいのはもう少し先なのかを見極めていました。前職では、いわゆるコンサルみたいなところもやっていたので、お客様との折衝になっていただいているチームの方々も巻き込んで、お客様から必要な回答を得られるように工夫をしていました。
■目標設定と運用チームで活躍する人の特徴
――チームについても教えてください。チームや個人の目標はどのように設定していますか?また評価はどのようにされていますか?
1カ月ごとに目標が決まっています。各メンバーが担当しているアカウントの数で、それに応じた目標をメンバーごとに割り振っています。この目標というのが、2つあって、ひとつは必ず達成するよねといった目標です。もうひとつは、各個人で頑張ったらこれぐらいいけますというような、メンバーごとに提案をしてもらった目標です。事前に目標と達成した際の評価を言葉で伝え、どちらも達成した場合はその評価をしています。
――2段階の目標があるんですね。目標への進捗は、常にわかる状態なのでしょうか。
はい、わかります!メンバーの合計値が、私(リーダー)の目標になっているので、メンバーの目標に対する日々の進捗は常に見えていますし、各リーダーの合計値が会社の目標になっています。見えているからこそ、誰かの進捗が遅れると、すぐにチームとして解決していくことが可能になります。個人の目標はあるものの、クライアントファーストを意識して、お客様にどういった還元をしていくべきかチームで考えることで、お客様の成果を最大化していくことに取り組んでいます。
――クライアントファーストというのは、どういうことなんでしょうか。
HR Forceのクレドにある言葉です。一般的な意味と、HR Forceのとらえ方の2つについてお話しますね。一般的な会社でいうと、お客様は神様であってお客様の求めていることには100%応えていくというのがクライアントファーストのひとつ意味になっていると思います。ただ、お客様は神様ではない、人間なんですよね。HR Forceの中のクライアントファーストは、お客様の最高のパートナーであるという状態、お客様の1番近くで事業の展開や成長を寄り添って見ていけるという意味で使っています。もちろんお客様のことを大切にはするんですけれども、実際にお客様の要望を聞いたうえで、市場感や現実的な部分をお伝えします。
――運用チームに向いている人はどんな人だと思われますか。
簡単な部分で言ってしまえば数字に強くて……みたいな話はできるんですけれども、HR Forceの求人広告を運用する上で、大きく3つあるかなと思います。1つ目は、人の気持ちを大切に考えられる人です。求人広告というのは、マーケティングの上で、求職者の方がどうやって動いているのか、どういう想いでこの広告を見てくれているのかを考える必要があるんです。なので、人の気持ちを大切に考えることができる人は、すごく活躍できると思います。2つ目は、運用チームは他部署との連携が大きく必要になってくるので、コミュニケーションがきちんととれる人です。3つ目は、勉強好き且つそれを自分でアウトプットしていける、自立・自走ができる方です。
――コミュニケーションという言葉が出てきましたが、コミュニケーションの中ではどのような力が最も求められていますか。
現実的には難しいところを正しく伝えた上で、こういった道もあるよと、現実感と改善策と実行をセットで伝えられるようなコミュニケーションができる人です。コメンテーター型ではない人といったらいいんですかね。言うだけではない方、言った上で、自分はこう考えて実際に行動を起こす、というコミュニケーションができる人が向いているかなと思います。
――そうなんですね!岡田さんがリーダーをされている運用チームはどのような雰囲気なのでしょうか。
楽しくワイワイやっているチームですね。オフィスの中で1番会話をしていると思います。楽しく仕事にあたれている、静かに燃えている、それぞれいい意味でライバルと思える人が多いので、互いに切磋琢磨しながら進んでいける雰囲気があります。
――働くうえで大切にされていることはありますか。
メンバー単位で大切にしてほしいと思っているのは、現状に満足しないで欲しいということです。言われた目標を達成するだけであれば、正直なところ自分の価値を作り出すのはなかなか難しいです。なので、自分が120%の力を出したら達成できる目標を立てて、成長を忘れないことを大切にしてほしいですね。個人的な部分で言うと、すべてのお客様が幸せになるためには、その先にいる求職者の方、そして採用された後に幸せな人生を歩めるかどうかというところまで俯瞰して、運用をしていくというところは業務上大切にしているところです。あとは、メンバーが会社や業界の中で、頭角を現すような人物になってほしいと願っているので、メンバーの成長も大切にしながら業務にあたっています。
――リーダーとして今後どのようなチームにしていきたいか教えてください。
メンバー全員がリーダーというようなチームにしていきたいと思っています。メンバーが業界や社会から、本当に必要とされる人間になってほしいです。そうすることによって、より多くのお客様ないしは社会に還元ができるかなと思っています。
――今後のキャリアについてお聞かせください。
2つあります。1つ目は、運用と顧客折衝、どちらも見れるような人物になりたいと思っています。2つ目は、少しずつ始めてはいるんですけれども、今行っている求人の運用業務だけでなく、Recruiting CloudそのもののWEB広告を出稿してセールスを行い、商談→受注→運用をしていくという一貫性のある部分を担っていきたいと思っています。いずれも今まで経験してきた「セールス・マーケティング・コンサルティング」の経験を最大化していく、そうすることによってお客様と社会に対して、そして会社に対して最大の成果を返すことができるかなと思っています。この2点を今後のビジョンとして考えています。また、メンバーに対して市場から求められる人物になって欲しいと求めている以上、自分も市場から求められる人物になりたいと常に思っています。様々な経験をHR Forceという素晴らしい環境の中で学んでいった上で、どんな環境でも活躍できるような人物になっていきたいです。
――最後に、HR Forceの選考を受ける方に向けてメッセージをお願いします。
私の話や他のリーダーの話を読んだうえで、何か自分に合うものがあるなと思ったら、是非一度お話をしたいなと思っています。また、今後自分が成長していきたい、何かを0から1にしていく、そして1から10にしていくといったようなフェーズを積んでいきたいという人もお会いしたいです。裁量大きくチャレンジをさせてもらえる環境なので、そういったところで活躍をしたいという人は、是非ご応募ください。そしてご縁があれば一緒にお仕事したいなと考えておりますので、よろしくお願いします。