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こんにちは!アルムナイ・リレーションシップ・パートナー(以下、ARP)の仲田です。
現在は、ARPのメンバーとしてクライアントのアルムナイネットワークの構築を支援しています。前職では大手通信会社で主に「共創」をテーマに新規事業開発やイベント企画など様々なプロジェクトに取り組んでいました。
そんな私がハッカズークに入社した理由、大手からスタートアップへの転職で感じたことについてお話ししたいと思います。
自分のキャリアについて
前職では大手通信会社で働いていました。担当した業務はさまざまですが、主にマーケティング、営業推進の組織に属し、案件可視化・分析のプロジェクトや営業戦略の立案、新規事業立ち上げ、最後は事業共創プログラムの立ち上げから、社内人材育成、共創ビジネス推進などにも携わりました。今振り返っても社内では稀有な経歴だったと思います。
イベントで海外展示会のレポート会をしていた時の写真
転職を考え始めた背景
元々前職に新卒で入社した時から、ずっと同じ会社で働こうという気はありませんでした。その背景にあったのは日本のオープンイノベーションを推進したいという自分自身の大きな目標です。
少し補足をするとシリコンバレーをはじめとするオープンイノベーションの集積地では、エコシステムが形成されているのが基本です(国内だと東京、筑波、福岡などが挙げられることが多いかと思います)。
そして、それを形成する要素というのは、大企業やスタートアップ、政府や自治体、投資家・VC、研究機関・大学など非常にさまざまなものがありそれぞれに役目があります。
このいずれかのポジションで日本のオープンイノベーション推進に貢献していくというのが私の将来的な目標です。そのためにも一つのポジションからの目線だけでなく、複数の目線を持った上で自分の強みや良さを活かせる立場を見出し、自分ならではの関わり方を考えていきたいと思っています。
前職では運良く大企業からの目線として、社外との共創に携わることができました。社内にはCVCのポジションもあったため、そのような関わり方も将来的にできる可能性はありましたが、大企業ゆえ希望通りのポジションにすぐに異動できるとは限りません。
そのため、タイミングがあれば社外での経験も積み、他の視点も持ちたいと考えていました。そんな中出会ったのがハッカズークでした。
ハッカズークとの出会い
私は前職で大きな不満があったわけでもなく、積極的に転職活動をしていたわけではありませんでした。しかしながら、ハッカズークに非常に魅力を感じ結果として縁あって転職することとなりました。
自分が感じた魅力は大きく2つあります。
・価値観/文化の変化を目指していた点
・自分の将来のビジョンに密接に結びつく経験になると感じた点
1点目は、今までの日本の価値観をアップデートしようとしている点です。社外の情報は幅広く収集していましたが、いわゆるスタートアップと呼ばれる(あるいはそう掲げている)会社の中で、価値観の変化にまで踏み込んだ事業を行っている会社はそう多くないと感じています。それに携わることができるというのは大きな魅力であり、スタートアップでの経験を積む場合はそのような会社でと決めていたため興味を持ちました。
2点目は、自分の将来のビジョンに密接に結びつく経験がここで得られると感じた点です。ハッカズークが事業としているアルムナイはエコシステムの形成に必要な要素の一つでもあります。率直に「これがビジネスになるのか」という驚きもありましたが、それ以上に自分の将来的な目標に密接に結びつくものに事業として関われることに非常に魅力を感じました。
やらない理由はいくらでもつくれる
魅力を強く感じながらも転職の決断をするまでは正直かなり悩みました。異業種である不安、大企業とスタートアップのギャップに対する不安、他により良い選択はないかという考え、などなど様々な思いが頭によぎったのです。
オファーをいただいてからも何人もと面談でお話しさせていただき、最終的に今の上司である太田と面談をした時に言われた「やらない理由はいくらでもつくれる」という一言で入社を決意しました。その言葉を聞いた自分は、自分がやりたいと思っていることがこの会社で実現できる可能性があるのであれば、不安はあったとしてもまずは飛び込みこの決断を自分の力で成功にする、そう決意することができました。やらない後悔よりやる後悔、とも言えると思います(もちろん後悔する気は全くありませんが笑)。
入社当日、ウェルカムランチの写真です!
入社後に感じた前職との違い
実際に入社してから前職との違いやハッカズークならではの良さなど様々感じる部分がありましたが、今回は3点ほどお伝えしようと思います。
・自分事として捉える意識の違い
真っ先に感じたのはプロジェクトに直接関わる人数が異なることによる意識の違いです。前職では1プロジェクトに対して、チームには窓口となる担当者の他、役割ごとのメンバー、現場責任者やプロジェクトオーナーと呼ばれる上層部など多数のメンバーがいることが一般でした。
ハッカズークでもチームはありますが、大企業ほどの人数はいないため、1プロジェクトに関わる人数は相対的に少なくなります。結果として、いち担当者であっても、「自分がしっかりやらないといけない」というプロ意識で業務を行うことができます。
良い意味でも悪い意味でも前職ではプロジェクトメンバーの人数、会社の名前が持つ力など様々な要因から少しその意識は欠けていたように感じています。
・携われる業務の幅の違い
自分は前職でもかなり幅広く業務を行ってきたと思っていましたが、ハッカズークではより広く、ある種際限のないレベルで業務を行うことができます。ARPとしてクライアント支援で関わる業務はもちろんのこと、自分の職種に限らず自分の意思次第でどんな業務も作り出せるというのはやはりスタートアップならではの魅力です。一方で経験したことのない業務や前例のない業務など、戸惑うことも多くありますが、自分1人だけでやり遂げないといけないわけではなく、他のメンバーに助けを求めることもできるので、不安感はかなり拭われていると思います。
・意思決定に関する違い
これは大手からスタートアップに転職して苦労している点です。前職ではある程度固まった方針が上から降りてきて、それに対して何が今の課題で何をすべきかを考えることが多かったのですが、今は方針をつくる段階から関わることも多くあります。かつ、高速で回していく必要があり、毎日いろいろなことを考えているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、もっと早く的確な思考をする必要があるなと感じています。
さいごに
色々と書きましたが、仕事は自分が楽しんでなんぼだと思っています。大企業からスタートアップに、それも異業種にというのは側から見るとかなりチャレンジングかもしれませんが、アルムナイ事業に関わりたいという想いがまずは大切なことで、その上でこれまでの経験を活かせる部分を探っていくあるいはその領域に持っていくという動きができれば自ずと自分の良さを発揮しながら楽しく仕事ができるようになると思います。
むしろ、異業種から多様な経験を持つメンバーが集まった方がより面白いことができるのでは?と個人的には思ったりもしています。
日本全体の価値観をアップデートしたい方、ハッカズークに興味が湧いた方、まずはカジュアルにお話しませんか?