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代表取締役社長に、社名の由来をガチで聞いてみた。

こんにちは。ちょうど今日でハッカズークで勤務し始めてからちょうど1カ月が経ちました。
ハッカズークマーケティング担当であり、インターン生の勝倉です。

この1か月のハイライトや学んだことなどについて、近いうちに記事を書こうと思っているので、是非お楽しみに。

さて、今日の記事はふと思った疑問がきっかけです。


「なんでハッカズークっていう社名にしたんだろう?」

正直「ハッカズーク」という社名だけじゃどんな会社かが全く想像もつかないし、英語っぽいけど実際英語じゃないし。ということでめちゃくちゃもやもやしたので、さっそくハッカズークの代表取締役社長である鈴木に直接聞いてみました。

想いがたくさん詰まった、社名の由来とそのエピソード

(勝倉)
「ハッカズーク」と聞くと、一見何の会社なのか?が全く見当がつかないんですけど、どういった経緯でハッカズークっていう会社名になったのですか?

(鈴木)
まず大前提で、ハッカズークというのは造語なんだよね。
「Hack(ハック)」「Kazoku(カゾク)」「Zouk(ズーク)」の3つの言葉を掛け合わせた造語なんだけど、それぞれの言葉に思い入れがあって。

まずは「Hack」という言葉。この言葉は自分たちの仕事に対するバリューとスタンスを表現するために入れたんだ。
「Hack」というと世間でよく言われるハッキングとかハッカーの悪いイメージがあると思うんだけど、もともとは悪意をもってシステムへの侵入とか破壊行為をする人はクラッカーと呼ばれてて、ハッカーっていうのは高い技術力を持っていて尊敬されるプラグラマーなんだよ。
「Hack」には切り刻むとか、鉈で木をぶった切って開拓する、みたいな意味がある結構乱暴な言葉ではあるんだけど、数年前までFacebookが使ってた「Move Fast and Break Things」って言い方は仕事観において使われる「Hack」って言葉をうまく表現していると思う。
(注:その後事業フェーズの変化と合わせて「Move Fast with Stable Infra」に変更)

フィリピン法人代表のPaoloとも「固定概念を壊して、速く動きながら最善の方法を見つけようぜ」っていう仕事に対するスタンスを忘れないようにしようって話をしていたし、「変化するライフスタイルに、人と組織が適応するためのサービスを提供する」っていうハッカズークのミッションを達成するためには、常に「Hack」し続けなきゃいけないんだよね。だから「Hack」という言葉は会社名には必ず入れたいねっていう話は会社を設立する前から話していたかな。

次に「Kazoku」という言葉はさっきの話とつながる部分もあるんだけど、意味合いとしてはハッカズークが描く世界観や自分たちの大切にしたいカルチャーを表す意味合いが強いかな。

ハッカズークの事業であるアルムナイ・リレーションだったり複業だったり、ライフスタイルとかワークスタイルの多様化がどんどん進んでいっても、その多様性を認め合えない関係性は嫌だなと思って。
だからこそ、この激動の時代の中で「多様性を認め合って、かつそれに個人や組織が対応できるような世界観」を描いているし、それだけ多様性を認め合えるっていうことは大切だって思っているんだよね。
それで、メンバーと自分達の周りで多様性を認め合えている人達って誰だろうってディスカッションしたら、みんな「それは家族だよね」ってなったんだ。

そういった多様性はハッカズークの中でも大切にしていきたいし、カルチャーにしていきたいっていう思いもあって、社名に入れようとなった。

あとはフィリピンのメンバーがこれから日本人と一緒に会社をやっていくから、社名に日本語を入れたいっていう強いこだわりがあって。(笑)
だから「Family」という英語ではなく、「Kazoku」という日本語で入れることにした。

「株式会社ハッカゾク」になっていた可能性も?(笑)

最後の「Zouk」って言葉もバリューに関係するんだけど。

実は当初は「Hackazoku」って書いて「株式会社ハッカゾク」って読み方で決まりそうになったんだけど、ちょっと「ダサくね」って思って。(笑)しかも外国人にとってはかなり発音しづらいし。

そう思った時にふと「Zouk」という言葉が浮かんで。「Zouk」っていうのは英語ではなくて、フランス語で、一般的には音楽ジャンルの一つの「Zouk」を指すんだけど、実はその語源には「踊りまくろう」とか「フェスティバル」っていう意味もあって。
自分達自身が仕事を楽しんでいかないとなって思ったんだよね。そうじゃないと続かないし。

そして3つの言葉「Hack(ハック)/Kazoku(カゾク)/Zouk(ズーク)」を掛け合わせたら、「ハッカズーク」っていう社名になって、「よし、これだ!」ってなったんだよね。

今じゃ想像もつかないけど「株式会社ハッカゾク」の可能性もあったんだよ(笑)

会社の描く世界観や抱いている想いを伝えるきっかけになるんだよね、ハッカズークという社名は。

(勝倉)
そんな経緯があったとは…めっちゃいいお話ありがとうございます。(笑)
起業して以来、ハッカズークという会社名で良かったって思ったエピソード何かはありましたか?

(鈴木)
うーん。ひとつは創業メンバーと一緒に考えた名前だから皆な思い入れがあるし、バリューとカルチャーをいつも意識するのに役立ってるよ。でもこうやって勝倉くんに1ヶ月間ちゃんと説明してないようじゃだめだよね(笑)
それ以外に具体的なエピソードっていうと正直ぱっと浮かぶものは無いかな。

でもやっぱり造語の会社名は良いなって思っているよ。
というのも造語の会社名って、「なんの会社?」とか「なんでそういった会社名にしたの?」っていうふうに思われることが多くて。

そうすると大多数の人は「何をやっている会社ですか?」とか「なんでこういった社名にしたんですか?」って聞いてきてくれる。

会社の描く世界観とか抱いている想いとかを聞いてもらえる機会ってあまり多くはないんだけど、そういった会話の切り口から、ふとハッカズークの描く世界観や想いとかを伝えられたりするんだよね。
そういうシーンに出会った時とかに、「ハッカズークっていう会社名にしてよかったな」って思うかな。



このように、ハッカズークという会社名に込められた思いを余すことなく伝えて頂きました!
意外と知られていない、会社名の由来。
是非皆さんも調べてみてはいかかでしょうか?

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