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「子ども服業界日本一」を目指し、挑戦をつづけるグロウが大切にしてきた想い

2023年で15周年を迎えたグロウ株式会社(以下:グロウ)。
昨年2022年には自社ブランド『devirock(デビロック)』のリブランディングを行い、会社としても人事制度のアップデートを行うなど変化を続けています。
今回は改めて、代表取締役社長 宮本智彦に、グロウの「これまで」と「これから」についてインタビューをしました!


—— まずは15周年を迎えて、今の心境はいかがでしょうか?

もう15年か、早いな、というのが率直な気持ちです。
最初は1人で事業をスタートさせ、仕入れもページ制作も梱包も、全て自分自身で行っていました。そこから少しずつメンバーを増やし、自身が関与する業務は変わってきましたが、「お客様に喜んでいただける商品づくり」や「お客様が見やすい商品ページづくり」を心掛けるという軸は変えず、ブラッシュアップを続けた15年でした。
もちろん事業規模は大きくなり社員数も増えて、期末や期初などの節目節目に感慨深さを感じることもありますが、来期のことや、3年後5年後など未来について考えることのほうが多いです。


—— そうなんですね。では今日は創業当時を振り返っていただく機会にできればと思います!改めて、子ども服を始めたきっかけについて教えてください。

創業のきっかけとなったのは、自分の子どもに着せたいと思うような服を日本にもっと流通させたい、と感じたことです。例えば、ちょっとおしゃれをさせたくてダメージジーンズを購入したいと思っても、百貨店に入っているような有名ブランドにしかラインアップがされておらず、価格も1枚4万円もして、気軽に手が届くアイテムではありませんでした。
それに加えて子どもは成長によるサイズアウトも早く、同じ服を短期間しか着ることができません。そんな短期間しか着用できない服に数万円も支払うのは、コストパフォーマンスがとても悪いと感じていました。

どこかに希望に合うアイテムはないかと、色々と調べたところ、韓国の子ども服はファッション性が高く、値段もリーズナブルだと知りました。実際に商品を購入し、手に取ってみてもクオリティも問題なく、これはビジネスになるのではと感じて子ども服のECセレクトショップを立ち上げました。当時はECというものが今ほどポピュラーではなく、とにかく必死でした。


—— 創業当時から、いまと変わらない想いをお持ちだったのでしょうか?

正直なところ、「こんな会社にしていきたい」「子ども服で世の中を変えよう」という想いが最初からあったわけではありませんでした。
変化のきっかけとなったのは、創業から3年ほど経ったときです。
事業を大きくし、多くの人に支持されるような商品やブランドをつくりたい、と思うようになりました。そしてそのためには、個人の能力で成長する会社ではなく、仕組みで成長していける会社にしていきたいと感じるようになったんです。

そのころ一緒に仕事をしていたメンバーは何人かいました。ただ、当時はスキル重視で採用をしており、「『devirock』を通じてもっとたくさんの人に喜んでいただきたい」という想いを持った自分と、「リスクを取らず今のままでいいのではないか」と考える社員の間でギャップが生まれるようになりました。
このままでは法人化していても個人商店の域を脱することができないと感じ、とても辛い決断でしたが、1人で再スタートを切ることにしました。
その後は、会社の想いに共感してもらえることを軸に採用をしようと考えるようになりました。


—— グロウは理念やGROW COMPASS(行動指針)を大事にしています。どのような経緯で作られたのでしょうか。

どうすればもっと社員の気持ちをひとつにできるのだろうかと考えるようになったのが、創業から5年ほど経ったときです。
グロウという会社は何を目指していて、どういう考えでやっているのかを明確にしなければ、社員同士が同じ想いをもって働くことができない。価値観を合わせることの重要性を感じ、理念やGROW COMPASSを作りました。
子ども服業界で日本一を目指そう!」と言い出したのもこの時期です。



—— 創業から15年が経ち、社員数は50人になりました。社長がいま感じている課題はどういったものがあるのでしょうか?

創業当時から比べると、社員ひとりひとりの個々の能力やポテンシャルは上がっていると感じます。ただ、人数が増えてきたぶん、理念の浸透には時間がかかるようになりました。
社員ひとりひとりが、理念を頭で理解するだけでなく体現することができるようになれば、会社としてもさらに成長できると考えています。
日々の業務のなかで、理念やGROW COMPASSを判断の基準や軸にして意見を出し合い、みんなで目標の実現に向かってほしいです。

人は苦しいとき、上手くいかなかったときに成長することができます。計画に達していないとき、できない理由を考える人が圧倒的に多いですが、できる方法を考えるポジティブな思考を持ってほしいと思っています。
例えば、昨年の成長率が10%だったから今年は15%の成長が限界だと考えるのではなく、あえて130%の目標を掲げ、より成長させる方法を考えてほしいですね。


—— 最後に、グロウの「これから」についてどのようにお考えか、教えてください!

目標としては変わらず、まずは「子ども服業界日本一」です。
その先には、世の中に必要とされるブランドであること、そういう会社にしていかなければならないという使命感があります。
『devirock』が親子にとってなくてはならない、あって当たり前のものにしていきたいです。

グロウで働いているメンバーは、世の中の家族に『devirock』の商品を使うことで幸せになってほしい!と考えている人の集まりだと思っています。
そのために、「このほうがお客様に喜んでいただける」という想いで意見を交わすのは大歓迎です。

グロウにも役職は存在しますが、役職とは“上下関係”ではなく、“役割の違い”だと考えています。
これから入社していただく方たちも、会社や上からの指示に従うだけでなく、ああしようこうしようと、自分で動いてチャレンジしてもらいたいです。


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