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みんなが幸せになれる仕組みを作りたい -フロントエンドエンジニア・一ノ瀬雄太

GIG社員インタビュー第43回目は、フロントエンジニアの一ノ瀬雄太さんにお話を伺いました。

一ノ瀬雄太(いちのせ ゆうた):フロントエンドエンジニア。東京理科大学工学部で情報工学を学び、2020年に新卒としてGIGに入社。現在はSkillShare事業本部にて、お仕事マッチングサービス『Workship』の開発や、所属チームの開発フロー改善などに取り組んでいる。

何かを効率化するのが好きだと気づいた

一ノ瀬さんは新卒で入社されていますが、大学ではどんなことを勉強していましたか?

東京理科大学の工学部で、情報工学を勉強していました。ITの勉強やプログラミング基礎、ネットワークがどのように成り立っているのか、コンピューターサイエンスなどです。

大学に入る前からエンジニアを目指していたわけではなく、大学選びも「理科大なら学部はどこでもいいか」という気持ちで受験していました。工学部だけでなく、他の学部も数個受験し、結果工学部に進みました。

―では、大学で勉強をしていくうちにエンジニアになりたいと思われたのでしょうか。

実は、はじめは大学院への進学を考えていました。周りの友人も、ほとんどが大学院に進んでいますし、じゃあ僕も行こうかな、と思っていたんです。

その考えが変わったのが、大学で研究が始まった時。理科大では大学4年から研究が始まるのですが、それが始まったとたん、これをあと2〜3年やるイメージが湧かなくなってしまいました。大学4年の6月ごろに「研究はあんまり向いてないな」と思い、就職する方向にシフトしました。

エンジニアになろうと思ったきっかけは、将来をどうしようかと考えていた時に、「自分はなにかを効率化することが好きかもしれない」と思ったことです。たとえば、自分がなにかのタスクに向かっているときに、ここをこう効率化すれば自分のムダな時間がなくなるな……とか。スケジュールの効率化とかも好きです。そういう「効率化」を図れる仕事ってなんだろうと考えたときに、漠然と大学で勉強していた「エンジニア」という職種が浮かんできたんです。

―GIGを選んだ理由を教えてください。

就職活動をするうえで、大きな会社を選ぶという選択肢もあったと思うのですが、僕はベンチャー企業を中心に探していました。理由としては、裁量権を大きく持ちたかったからと、いろんな仕事を幅広くできるようになりたいと思ったからです。

大学時代に、クラウドソーシング経由でWeb制作を請け負っていたことがあり、GIGの存在は知っていました。GIGの設立者である岩上さんが以前代表を務めていた株式会社LIGのこともよく知っていて、理念や働き方に共感していたことも大きいです。

大学4年の6月から就職活動を始めたのですが、7月にスカウトをもらい、インターンを経て入社しました。1ヶ月で就職活動が終わった計算になります(笑)。

チームの課題を整理し、効率化を図る


―現在はどんな業務を担当されていますか?

個人と企業をつなげるお仕事マッチングサービス『Workship』のWeb開発のほか、2021年からアプリ開発も進めています。アプリ化の話は前々からあって、僕が「やりたいです」と声を挙げていたら「じゃあやってみなよ」と周りが言ってくれて。裁量大きくやらせてくれる、GIGの特色が出ているのかなと思いました。新卒1年目で大きなプロジェクトを任せてもらえているのは、やりがいを感じています。

エンジニアとしての働きのほかに、チームの交通整理も担っています。たとえば、開発フロー改善。スクラム開発(ソフトウェア開発手法の1つ)を参考にして、実際にプログラムが作れるまで落とし込んでいきながら、「これをこうして取り入れたら、もっと開発がスムーズにいくのでは」といった試行錯誤を繰り返しています。これは僕だけがやっているわけではなく、チーム全体でやっていることなのですが、1年目から自分発信の提案ができ、意図をくみ取ってもらえるのは嬉しいですね。

エンジニアとしての作業ももちろんですが、自分がフローを改善したことによってチームが効率化されているのを実感できるのが楽しいです。自分がエンジニアになるきっかけになった「業務を効率化していくことが好きかもしれない」が、今こうして実際の業務に繋がっているんですよね。

―エンジニアになったきっかけが今につながっているんですね。そういった業務をこなす中で、成長を感じる場面はありますか?

チームの課題を整理をしていく中で、チーム内でKPT(ふりかえり手法のひとつ)をするときに成長を実感しますね。KPTをすすめるなかで「こういう問題点に対して、どう改善していくべきか」を自分から積極的に発信すると、上司や先輩からコメントがもらえるのです。それがうれしかったり。成長を感じるというよりは、チーム内でさらに認め合える環境になってきたな、認め合えるから成長できるんだなという感じかもしれません。

成長するためにはやはり勉強も必要だと考えているので、技術の勉強もしています。今はネットワーク周りやツールなどを本から学ぶことが多いですね。チームの上司や先輩にも質問しやすい環境なので、どんどんスキルを吸収していきたいと思っています。

みんなが幸せになれるような仕組みを作りたい

―GIGに入社した当時はすでにコロナ禍。リモートワークへの戸惑いはありましたか?

入社当初は、一度もオフラインで話したことのない人たちとのミーティングも多く、戸惑いはありました。入社してすぐは、「こんなことを聞いていいのかな?」と質問をためらっていましたね。あと、これはエンジニアあるあるだと思うんですが、テキストコミュニケーションが長くなってしまいがちなんです。一つの事柄を挙げると、芋づる式に他の事柄もついてきてしまうので……。

今は、上司や先輩方とのコミュニケーションの取り方も徐々にわかってきて、そういった心配や不安はなくなりました。僕が今一緒に仕事している人はみんな幅が広くて、これは○○さんに聞けば解決できるだろう、と思わせてくれる人が活躍しています。そんな人たちに質問しないのはもったいないし、僕も一つのことにめちゃくちゃ詳しくなるというよりは、いろんなことを幅広くできるようになりたいなと思っています。

―これからGIGで挑戦したいことを教えてください

今もやっていることではありますが、チームの業務改善、最適化です。その人が適材適所で動けているのかを常に考えながら、全体の作業効率化をこれまで以上に進めていきたいです。

社内ですが、取締役の賀川さんのような大人に憧れています。賀川さんは頭もキレるし、生産性を向上させる仕組化が上手いんです。それにならって、みんなが幸せになれるような仕組みが作れたらいいなと思っています。

―ありがとうございました!!

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