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社会人0年目。こうして私は「飲まない人」になった

Photo by Yutacar on Unsplash

今日は私の秘密をお話しします。
私がなぜ、お酒を飲まない人になったのか?という話です。

きっかけは初めての「会社の飲み会」

話はゲットイットで入社前インターンをしていた5年半前に遡ります。
12月X日に忘年会があるからということで誘われ、私は初めて「会社の飲み会」に参加しました。
席はくじ引きで、結果私は初対面の方々と同じテーブルになりました。
前の席は、社長のお父さん(通称:会長)でした。

私はもともとお酒は弱く、1杯飲んだら次はソフトドリンクが定番でした。

1杯目はとりあえずビールで乾杯。
その後、2杯目をついでくれようとした会長に
「私はもう大丈夫です」といつものようにお断りしました。
その瞬間、若干気まずい空気が・・。
これはいわゆる偉い人のお酌を断るシチュエーション!!とワンテンポ遅れて悟りました。
(※会長と呼ばれていたのでてっきり偉い人だと思ったわけですが、ゲットイットとは何も関係がなかったことを今知りました。2021/06/02)

帰りの電車の中で色々考えました。
これが社会人か・・・。
この会社絶対飲み会多いし、私このままじゃやっていけないかも。
お酒を飲むことをゼロベースで考えてみると、
私お酒を飲まなくても全然問題ないな。
とりあえず皆が飲むものと思ってなんとなく飲んでたけど(でも弱い)
よくよく考えたら、別に好きじゃなかった・・!
好きじゃないのに飲んでるっておかしくないか?
私、これからは飲まない人になろう。

以上が、私がお酒を飲まない人になった背景です。


やってみてわかったこと

まず声を大にして言いたいこと。
飲んでも飲まなくても、良い雰囲気の飲み会は楽しいし、悪い雰囲気の飲み会は楽しくない。
私の場合は具合が悪くなるリスクが下がる分、楽しいの割合がましたと感じます。
飲み会自体は嫌いじゃないのです。飲まない人も楽しめるということを、飲む人にこそ知ってほしい。

次。
「お酒が飲めないなんて人生損してる」→単なる趣味の押し付けです。
人の趣味は様々。トライアスロンが趣味の人は「トライアスロンをしないなんて人生損してる」と思っているかもしれません。ちなみに私の趣味はカラオケです(今行けなくて悲しい)。

というようなことをずっと言ってきた私のおかげで、ゲットイットの飲み会は飲まない人でも楽しく参加できる会になっています(自意識過剰疑惑)。


(コロナ前の楽しそうな飲み会の様子)


コロナ禍での気づき。

飲食店でお酒を提供することができなくなり、ノンアル市場が急成長しています。どうかどうかこのまま成長してほしい。健康上の理由から、宗教上の理由から、嗜好上の理由から、飲まない人のための美味しいドリンクニーズは絶対にあるのです。

コロナになって、もしあえて得たものを挙げるとしたら、こうじゃないとだめだと思い込んでいたことから、やってみたらできたねとか、そもそもこっちでよかったねとか気付けたことだと思うんです。お酒についても、これまで無理をしたり、肩身の狭い思いをしてきた人もいるのではないでしょうか。コロナ禍で起きているこれまでの生活の中断がせめて、なんとなく続いてきた本質的でない常識をアップデートする機会になってほしいし、そうなるはずと期待しています。

コロナが明けたら。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しく乾杯したい。
アフターコロナの飲み会は、もっと楽しくてインクルーシブな場所になると思う。

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