こんにちは。バックオフィスチームの松本です!
今回は新しく始動したQプロダクトについて、エンジニアのインタビューも交えてご紹介します✨
Qプロダクトとは
Gemcookはプロダクトを作る会社ですが、それと同時にエンジニア中心の技術の会社でもあります。技術のトレンドをしっかりとおさえるために、自分たちが今使いたい・試してみたい技術を使ってプロダクトを作ろう!という想いから誕生したのが「Qプロダクト」です。ちなみにQはクォーターのことで、四半期毎で一区切りがつけれる規模感のものでトライしてみようというものです。また、開発者として現状に満足せず、常に新しい技術や情報をキャッチアップし続けるというGemcookのVALUEを体現するための良い機会にもなっています。
BLUEのアプリ紹介
Qプロダクト「BLUE」は、Gemcookのオフィスに訪れるクライアントや面談者の方々、業者の方々などの到着を知らせてくれる受付のアプリです。
来社された方は、必要な項目を入力して呼び出しボタンをタップするだけです💡
Slackを通してGemcookメンバーに通知が届くようになっています。
デザイン・イラストも自社で作成しており、Gemcookのマスコットキャラクターであるじぇむおと木々の素材には白縁を付けて、ノートにステッカーを貼ったような雰囲気を意識して作成しています。今後のバージョンでは、数秒の待ち時間も退屈に感じさせないようなアニメーションやステッカー風のイラストを追加していきたいと考えています!
開発チームの想い
BLUEの開発に携わった代表2名のエンジニアに、BLUEに対する想いをいくつか伺ってみました!
── BLUEに対する想い・開発背景を教えてください
(前田):今回技術的にチャレンジしたかったこととして「Expo (React Native) のDevelopment Build周りやDeploy周りのエコシステムを使ってどれだけ速く開発できるか」をテーマに挙げました。Qプロダクトを始めるにあたって何か題材がないかを話し合ったところ、元々会社で契約していた受付サービスがあったのですが、それを自分たちで開発できたらコスト削減にもなって良いんじゃないか?と思い、受付アプリを作ろうとなりました。
(中薗):「BLUE」って何?となる人もいると思うのですが、Gemcookのプロダクトキーは全て宝石言葉から引用していて、想いとして一番マッチした宝石言葉が「Blue Topaz」だったので、今回のプロダクト名は「BLUE」としました。
── 開発する上で大変だったことはなんですか?
(中薗):Expoのエコシステムを使いこなすことに着眼したプロダクトだったので、調査やフィジビリティーは大変でしたが良いチャレンジができました。個人的にもう1つ大変だったことでいうと、明確な納期が決まっている中でタスクの洗い出しや技術の選定、環境構築などを全て自分たちでやっていく点で思い通りにいかない場面があり、どう段取りをつけていつまでに何をしなければいけないのか?というのを管理・調整をしつつ同時並行で開発を進めていくという点が大変でした。自社の有志のアプリだからといって、そのあたりを意識せずにダラダラとモノを作るのが嫌だったので割と厳格にしたのですが、やっぱり大変でしたね笑
── 今回学んだことは?また、それを踏まえて次回のプロダクト開発に活かせることはありますか?
(前田):元々思っていたことではありますが、PMやデザイナーとの連携の重要性を改めて感じました。開発の面で言うと、僕と中薗さんはGemcookとしては同じフロントエンドチームに所属しているのですが、普段の業務では違うプロダクトを作っているのでお互いをレビューする機会ってそこまで多くないんですよね。なのでGemcookのフロントエンドチームとしてレビューし合えたのはすごく良かったです。それぞれが大事にしているところや意識しているところがよく分かったので、技術力の向上とチームワークの強化という点で、今回の経験は凄く良かったなと感じています。
(中薗):あと改めて技術選定は難しいなと感じました。個人だけで使うものではなく、会社として長く使うもので根拠を示さないといけないので。
(前田):そうですね。使っているライブラリに準ずる何かを使うとか、保守的にもきちんとされているかとか、選定する上でも何を意識しないといけないのかを学びました。波に乗るまでは毎日15分プロダクトメンバーが集まって進捗を確認し合うMTGもやりましたね。
(中薗):今後ももっと色々な開発に挑戦できると考えると、とても楽しみです。
最後に
今回のQプロダクト「BLUE」は、Gemcookのトレンド技術に対する情熱やエンジニアとしての向上心を体現できるプロダクトになっていると感じています。プロダクトを進める中でコミュニケーションの大切さを改めて感じ、技術的なスキルだけでなくプロダクト全体を見渡して、マネジメントやデザインといった多岐にわたる役割の重要性を改めて実感することができました。これからも既存の技術に安住せず、新しい技術や手法に挑戦していきます!