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【新人研修プロジェクト②】開発未経験のエンジニアが初めてPMをやってみて気づいたこと

こんにちは!企画室の黒田です。

今回は前回ご紹介した、新人研修の開発プロジェクトの2回目!
このプロジェクトでPMを担当した池田くんに、さらに話を聞いてみました。

▼1回目はこちらから!

【新人研修プロジェクト①】いきなりShopifyアプリを作ってみたら見えてきたこと | 株式会社フォーミックス
こんにちは!企画室の黒田です。 今回は、今年、新人研修もかねて入社1年目のメンバーが中心となって進めた開発プロジェクトについて、2回に分けてご紹介します。 1回目の今回は、新人メンバー3人にプロジェクトの内容や、研修を通して考えたこと、気づいたことなど話を聞いていきます! フォーミックス2021年新卒入社メンバー池田 翔(左)・田中 拓磨(中)・下村 麻季臣(右) ...
https://www.wantedly.com/companies/fourmix/post_articles/355878

ー池田くん、改めてよろしくお願いします!
よろしくお願いします!


ー今回のプロジェクトで池田くんはPMとして、どんなことを担当していたんですか?
まずはWBSを作って、タスクや工数の洗い出し、公開までのフローを整理するところから始めました。
そのあとは、自分も実装しつつメンバーの進捗管理をしていた感じです。


ー入社後すぐの外部研修でもチーム開発はあったと思うけど、そこではプロジェクト管理のようなことはしていたの?
いや、研修中は開発期間も短かったので、マネジメントをするというよりは全員でガーっと実装していくという感じだったんです、いわゆるプロジェクトマネジメントは今回が初めてでした。
最初は何をやればいいのかも全く分からない状態だったので、指示をもらったらまずは調べて、自分なりに解釈して進めるということの繰り返しでしたね。


ーPMとして、プロジェクト中、何か意識していたことはありますか?
スケジュールは絶対守りたい、ということは思いながら進めていました。
最終的には1か月半くらい遅れたんですけど…。


ーあら…。それはちょっと後で詳しく聞きましょう。笑
はい。でも実装部分は同期の2人はちゃんとスケジュール通りに進めてくれたので、僕がそこまで言わなくてもスムーズに進んでいきましたね。


ーメンバーに恵まれたんだね。
それは確実にそうですね。


ーさっきスケジュールに遅れが出たと話していたけど、それはどんなことがあったの?
もともと1か月くらいで完成させる予定で、機能的なものはスケジュール通りに進んで完成まで持っていけたんです。
でもそこで、実際にアプリを公開しようとなり、先輩に改めてアプリを見てもらったところ、「根本から分かっていない」と指摘されてしまいました。


ー鋭い指摘が入りましたね!
そうなんです。でも言われてみると、確かにコードを書いている場所がおかしかったり、便利な機能があるのに使えていなかったりしたことが分かって。
セキュリティを向上させたり、予期せぬエラーに備えるためにも、改善が必要だと教えてもらい、全体的にコードの書き換えを行って、結果的に1か月半遅れての完成となりました。


ーそうだったんですね。そのセキュリティ面やエラー検知という部分は、最初自分たちで作っているときは、あまり目が向いていなかった?
ちょっと言い訳のようになってしまうんですけど、僕自身、今年の4月からプログラミングを始めたので、正直このプロジェクトを始めたころもコードの書き方で分からないことがたくさんあったんです。
だからまずは動かすことで精いっぱい、セキュリティやエラーのことを言われても、自分のレベルがそこまで達していない状態だったので、考えがそっちに及んでいなかったですね。言われて初めてそういうことも考えなきゃいけなかったのか!と気づいたという感じでした。


ーなるほど!でも、ということはきつい指摘だったけど新たな発見でもあったのかな?
そうですね。純粋に勉強になりました。
その先輩には今でも毎週教えてもらう時間を取ってもらっているのですが、勉強になることばかりだし、すごいなと思いますね。

ーそれ以外にも、今回のプロジェクトきっかけで気づいたことはありますか?
いくつかあるんですけど、まずは自分の実力が全然ないことに気づきましたね。
実装でなくても、工数の見積りやスケジュールの立て方でも、読みが甘くてあとで時間が押してしまうことがあり、反省しました。

あとは、うまく質問したり、うまく伝えるって本当に難しいなと思いました。
友達同士だと共通認識があるので、あまり詳しく説明しなくても会話は進んでいくんですが、仕事も同じようにしてしまうと自分では伝えたと思っても、人によっては正しく伝わっていなかったり、質問したいことを理解してもらえてないことがあって。
なので最近は何かを伝えるときは、5W1Hにプラスしてdoing(自分が今何をやっているのか)も意識して伝えるようになりました。


ーいろんなスキルやバックグラウンドを持った人と関わる社会人だからこそ気づいたことかもしれないね。
そうなんですよね。
Slackでメッセージを送るときにも、言いたいことを勢いのまま送るんじゃなくて、これって伝わるかなと読み返してから送るとか、伝え方には今まで以上に慎重になった気がします。

他にも、自分は人が何をしているのか管理することに面白さを感じるんだなということにも気づきました。


ーなんでそう思ったの?
自分が仕事をどう進めるかコントロールするのは簡単だけど、自分じゃない人の仕事をコントロールするのってすごく難しいなと思って。ただ同時にすごくやりがいのあることでもあると思うんですよね。
あと個人的には、将来「この人についていきたい」と周りから思ってもらえる人になりたい、という思いを持っているので、これからチャンスをもらえるなら早くリーダーに挑戦したいです。
このプロジェクトでうまくいかなかったことを踏まえて、再チャレンジしたいなと思っています。


ーなるほど。今回のプロジェクトは、自分の苦手なこととか興味のあることとか、いろんな発見があったんだね。
確かにそうですね。改めて意識するきっかけになったと思います。

あ、そういえば、もう一つありました、見つけたこと!焦ったときの解決法!
PMをやっていて、大量のタスクが重なったときに、焦りすぎてどう動けばいいか、何から手を付けたらいいのか分からなくなるときがあったんですよね。そんな時は一旦仕事から離れて、3分間だけゲーム(※クラロワ)をするという技を覚えました。
それから仕事に戻ると、嘘だったみたいに問題が解決することが多くて。一旦落ち着いてリセットすることも有効なんだなあと気づきました。

これからも自分のことをうまくコントロールしながら、効率よく仕事が進められるように工夫したいですね。

2回に渡ってお届けしてきた新人研修プロジェクトのご紹介いかがでしたでしょうか?
もしフォーミックスってどんな会社なんだろう?と、ちょっとでも興味が出てきたら、まずはお気軽に話を聞きにお越しください!

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