私たちはお金儲けのために働いているのではない。だから、お金に振り回されないためにお金に強くなることが重要 ★なぜ給料と物価は安いままなのか。一人ひとりが自分で学び考え声をあげるべき『日本病』
■なぜ給料と物価は安いままなのか。一人ひとりが自分で学び考え声をあげるべき『日本病』
なぜ給料と物価は安いままなのか。
バブル崩壊後に、政府と財務省と日銀が慎重姿勢を崩さず、
ダイナミックな金融政策と財政政策を
行わなかったから、ということは理解できました。
問題は、これからどうするかなのですが、
それに関しては明快な解は得られませんでした。
まぁ、得られれば、とっくに政府が
動こうとするのでしょうが。。
もしくは動こうとする政治家がいても、
彼らの働き場を作る主権者である
市井の私たちが学び足りないのかもしれません。
また、マクロ的には理解できて、
市井で働く私たちはどうすればよいのか。。
これまた謎は深まるばかり。
ちなみに、僕は15年来、会社を営んできて
仲間たちによくこう話しています。
「私たちはお金儲けのために働いているのではない。
人を大切に育て活かす社会づくりへ貢献するために働いている。
だから、資本主義社会で働くには、
お金に振り回されないために
お金に強くなることが重要」
次世代を生きる子どもたちのためにも、
税の仕組みを理解して、
税の使い方を厳しく注視し、
声をあげるべきはあげないといけませんね。
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・デフレスパイラル
モノやサービス
売れないので値下げ
↗ ↘
家計 企業や店舗
お金を使わない 売上が減る
↖ ↙
働く人
給料が減る
・国ができる政策は、大きく分けて「金融政策」と「財政政策」
・「量的金融緩和政策+大規模財政出動」が、
デフレ対策の定石
日本はこれに加わらず、慎重な姿勢を崩さなかったため、
異常な円高・株安を招きました。
それによって・・・「産業空洞化」・・・
バブル経済で傷んでいた地方経済を完全に疲弊させました
・バブル崩壊後にさっさと量的緩和政策を実施しておけばよかった
・失業率が高い国の賃金上昇率のほうが高い
・この20年で目立って物価があがっているのが
「光熱・水道」と「食料」
下がっているのは、
「家具・家事用品」「教育娯楽」「教育」
・日本国内で恩恵を受けにくいところが上がり、
日本国内の所得に繋がるところでは下がっている
・インフレには「良い」「悪い」がありますが、
「良いデフレ」というものは存在しません
・コロナ・ショック以後、多くの国が期限付きの
消費減税を行いました。
日本の場合、一度減税を行うともとに戻すときの
反発が大きくなるのを政府や財務省が恐れているようです
・なぜ財務省は頑なに「日本の政府債務は危機的」と
言い続けるのでしょうか。ひとつには、増税をして目先の
税収を増やしたいのだと考えられます
・スクリューフレーションとは、
「締め付け」(Scrweing)と「物価上昇」(Infration)を
合わせた、10年ほど前にアメリカで作られた造語
・スタグフレーション
景気後退とインフレが同時進行する現象のこと
景気停滞を意味する「スタグネーション」と
物価上昇の「インフレーション」を組み合わせた造語
スクリューフレーションは、景気の良し悪しに関係なく、
中低所得者層がより締め付けられている現象
・海外では貧しい人はより貧しく、
裕福な人はより裕福になることで
格差が広がっていたわけですが、
日本の場合はみんなが貧しくなっている。
つまり、日本は「格差社会」ではなく、
「総貧困化」に向かっているわけです
・現状、金融所得への課税は、金額によらず
一律20.315%です。対して給与所得などについては、
最高税率55.315%の累進税率です
(ともに住民税・復興特別所得税を含む)
・ハイパーインフレとは、ひと言でいえば、
お金の価値が暴落すること
日本でこれが起こることは考えにくい
なぜなら日本は世界最大の「対外純資産国」で、
海外に356兆円の純資産を持っているから(2020年時点)
・「人件費が安いわりに勤勉で優秀な人材が多い国」
ということで海外企業が進出してくるかもしれません
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※備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12754200935.html
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