【社員インタビュー#5】海外キャリア20年、常にチャレンジをしてきた拠点長のノンフィクションストーリー | 社員紹介
皆さんこんにちは!広報の石嶋です。本日は社員インタビュー第5回目をお届けします。今回のインタビュイーは、ベトナム・ホーチミンオフィスにてコンサルタントをされている、藤原裕美さんです。20年以上の...
https://www.wantedly.com/companies/faircongrp/post_articles/519175
「より多くのお客様に喜んでいただく」ために、19ヵ国・34拠点で日系企業の海外事業をサポートしているフェアコンサルティングの海外拠点には、日本からやってきた駐在メンバーがたくさん在籍しています。
日本を飛び出し、海外で現地のクライアントに向けてサービスを提供する。
そんなフェアコンサルティングの最前線を走ってきた駐在メンバーを、これまでもWantedlyでご紹介してきました。
その中でも、今回は若手で海外で活躍されているお二人にご登場いただきました!
「10の質問」と題して、海外で働くきっかけや、ふだんどのように働いているかなど、細かくお聞きしたので、ご紹介したいと思います。
今回、質問させていただいたのは、フィリピン拠点の渡邊さんと、インドネシア拠点の赤津さんです。
今までのご経歴をかんたんに書いていただきました。
渡邊さん(フェアコンサルティング フィリピン拠点所属)
大学卒業後、外資系ホテルのフロントデスクに勤務。世界で活躍している多くのビジネスマンを見て、国際的なビジネスウーマンになりたいと思い、ミャンマーの市場調査会社の営業職に。
その後、フェアコンサルティングに入社。フィリピンに赴任し、現地での勤務は3年目。
赤津さん(フェアコンサルティング インドネシア拠点所属)
大学卒業後、フェアコンサルティングに入社。1年ほど本社大阪オフィスに勤務後、インドネシアに赴任。現地での勤務は3年目。
では、たくさん質問していきたいと思います!
質問1:フェアコンサルティングに入社したきっかけを教えてもらえますか?
渡邊)私はミャンマーの会社で営業職として働いていましたが、コロナウイルスの流行やクーデターの影響もあり、ミャンマーに帰れなくなってしまったので、転職活動をはじめました。
転職活動では、出張で海外に行く営業職か、海外案件のコンサルタントという職種を選択肢として考えていました。
ーー赴任先の環境の変化というところがきっかけだったのですね。
渡邊)そうですね。海外に携わる仕事という部分は変わらず希望していたので、日本本社所属で海外に携われる会社を探していたところ、フェアコンサルティングを紹介してもらいました。フェアコンサルティングは社風や雰囲気も自分に合っているなと感じた気がします。
ーーなるほど。ご自身の企業選びの軸と、応募要件がマッチしたのですね。赤津さんはどうですか?
赤津)私は大学卒業後にフェアコンサルティングに入社しました。学生時代から性格的にも「海外で働く方が合っているのかな」と思っていて、海外留学をしたり、語学学習に励んだりしていました。卒業後、なるべく早く海外に行けそうな会社を探していたところ、フェアコンサルティングに出会いました。
ーー赤津さんは学生時代から海外で働こうかと考えていたんですね。渡邊さんは、学生時代はどのように過ごされていましたか?
渡邊)学生時代は勉強やアルバイト、そして大学にある外国人留学生の寮で、サポート役として約80人の外国人留学生と共同生活をしたり、小学生から続けているガールスカウト活動をしたりと忙しかったです。
質問2:では、入社前はフェアコンサルティングにどのような印象を持っていましたか?
赤津)挑戦意欲がある人を求めているという印象がありました。とくに、フェアコンサルティングは海外での事業が中心となっているということもあり、海外で挑戦したいという人を歓迎している雰囲気があると思いました。
質問3:どのような思いでフェアコンサルティングへの入社を決められましたか。
赤津)深く考えずに、「まずは挑戦してみよう」という気持ちだったので、すぐに海外に行ける可能性が高かったから入社した、という一点に尽きますね。
渡邊)私の場合はやはり、日本本社に所属しながら海外でキャリアを積めるという点が決め手になりました。
質問4:入社後、フェアコンサルティングに対する印象の変化はありましたか?
赤津)特に大きなギャップはなかったですね。ほぼ新卒で入社したので、何もわからない状態でしたが、先輩方からご指導いただき、ありがたかったです。
渡邊)私も特になかったです。社内イベントがよくあるなと感じたことはあるかもしれません。
ーー社風・制度、それぞれの面で、海外で働きたい人を歓迎している会社として、フェアコンサルティングを選んでいただいたのですね。
▲世界三大夜景、フィリピンのマニラ湾の夕陽(Photo by 渡邊さん)
質問5:今更な質問ですが、そもそも海外で働こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
渡邊)私は幼い頃から父の仕事の関係で外国人の友人が多く、一緒にいるという環境がふつうでした。それもあって、大学時代からいつかは海外で働きたいと思い、就職活動も海外と関われる業種に絞っていました。
赤津)私は高校生くらいからは、海外のほうが自分に合っているのかなと思っていました。語学が比較的得意だったこともあり、それが海外を目指したひとつの要因かもしれません。
ーー赤津さんは、フェアコンサルティングで初めての海外駐在ですよね。実際に日本を出てみて味わった苦労はありましたか?
赤津)覚悟はしていたのですが、予想以上に人間関係や仕事の面でわからないことが多く、最初の1年くらい、慣れるまでは大変でした。でも、そういう環境を自分で選んだので、後悔はありません。
ーーそんな中で、ご自身について、日本にいたときとの変化はありましたか?
赤津)どんな環境でも我慢することはあるとは思いますが、私自身は海外のほうが自分らしくいられる気がしています。インドネシアには自己主張の強めなメンバーもいるので、自分の意思をうまく伝えつつ、仕事を完了するために、丁寧に、時には大胆にコミュニケーションをとるようになりました。
ーー渡邊さんは、前職のミャンマーに続く2カ国目がフィリピンとのことでしたが、予想と比べてギャップはありましたか?
渡邊)とくに感じなかったです。もともと東南アジアが好きで旅行していましたし、ミャンマーで働いた経験もあったおかげで東南アジアに対する免疫がついていました。しいて言えば、久しぶりに訪れたフィリピンは発展が進んでいて、驚きました。
ーー海外で働くことを考える方の多くが、語学・資格について悩みや不安を抱えています。渡邊さんは、海外に出るときに不安はありましたか?その不安と、どのように向き合ってこられましたか?
渡邊)「何とかしようと思えば何とかなる」と思います。
実は、私も大学時代は英語が話せませんでした。リスニングはできたのですが、英語で話しかけられても英語で答えることができなかったんです。フィリピンの語学学校に通い、英語を話すことに対する抵抗がなくなったことをきっかけに、多少間違っていても英語をコミュニケーションのツールとして使えるようになりました。
ーー駐在メンバーのかたには、「とりあえずやってみる」というマインドが共通してあるように思いますね。
▲赤津さん、インドネシアのメンバー、社長とともに
質問6:次に、お二人のされているお仕事についてお聞きしたいと思います。普段どんな仕事をされているか、1日の業務の流れも含めて、かんたんに教えてください。
渡邊)私はフィリピン拠点のRelationship Management Departmentという部門に所属しています。
仕事内容は、クライアントやお取引先との良好な関係構築、社内での案件進捗管理などです。
赤津)インドネシア拠点のBusiness Promotionという部門に所属しています。
日々のクライアントからの問合せ対応やプロジェクトの対応をしています。
質問7:今の仕事のどのような部分にやりがいを感じますか?
渡邊)日本であれば、行政機関の対応がしっかりしているので、証明書の発行も期限どおりに進められますが、フィリピンはそうではないので、予定どおりに業務が完了したときは嬉しいです。
また、設立を担当したクライアントの工場が開所となったときや、事業運営が開始となったときはほっとします。
質問8:海外ならではの大変さと向き合わなければならないのですね。ほかに仕事をしていて経験になったできごと、失敗談などはありますか?
渡邊)フィリピンではクリスマスを盛大にお祝いするので、クリスマス前になると行政機関の動きが鈍くなります。フィリピンに来たはじめの頃は、このクリスマスムードに慣れていなかったので、師走で忙しくなる日本企業の働き方とフィリピンの間に挟まれ、辛い思いをしたこともあります。今はクリスマスムードに入る前に業務を完了させられるよう、調整しています。
ーー日本と海外では、祝日やイベントごとの習慣も違いますもんね。赤津さんはどうですか?
赤津)あるプロジェクトでは、自分自身に全く経験がない中で進めなくてはならず、苦労しました。その過程ではいろんな失敗がありましたが、助けてくれるメンバーとうまく連携しながらどうにか完了できたときにはすごく安心しました。
海外では、手取り足取り教えてもらえる機会はなかなか無いので、自分で考えて案件を動かしていく必要があります。その過程で失敗してしまったら謝罪し、教訓とするということのくり返しなのかなと思います。
▲フィリピン拠点イベントのようす
質問9:仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
渡邊)日本で働いている時と比べて通勤時間もほとんどないので、ダラダラと仕事をしてしまいがちな時がありました。今は自分で意識して仕事をしない時間を作り、パフォーマンスを向上できるように、週1日は早めに退社するようにしています。
赤津)仕事のことでネガティブに考えてしまう時もありました。でも、コンサルティングという仕事は必ずしも「答え」がないことも多く、自分の最善を尽くそうと考え始めてからは、少し気が楽になりました。自分で考えても結論が出せずに困ったら、社内に助けてくれる人もいるので、遠慮なく頼ることも大切です。
質問10:今後、挑戦したい仕事や描きたいキャリアがあれば、お聞かせください。
渡邊)スタッフみんなが楽しく、一生懸命働けるような職場にしたいと思っています。これまでは、自分がフィリピンでの業務を理解し、現場に追いつくために必死になっていたので、個々のスタッフにはあまり目を向けられていませんでした。これからは、会社全体を一歩引いて見れるようになりたいです。「フェアコンで働けて良かった」と言ってもらえるような職場にしたいです。
赤津)海外を軸にキャリア形成ができればいいなと漠然と思っています。
番外編:さいごに、仕事以外でご自身のパーソナリティが分かるようなことを教えてください。(休日の過ごし方、ストレス発散方法、趣味など)
渡邊)休日は友達とおしゃれなカフェやレストランで食事することが楽しみです。ホテルのアフタヌーンティーやランチビッフェも好きなのでよく行きます。コロナ禍では、人との接触が制限されていたので、ジムやプールに通ってひたすら体づくりを強化していました。
▲渡邊さんとフィリピン拠点のメンバー
赤津)日本で生活しているときからインドア派で、こっちでも同じような生活スタイルになっています。もちろん買い物に出かける日もあります!あくまでマイペースで、あまり生活スタイルを変えない方が自分に合っているのかなとも思います。自分のパーソナリティを表現するなら、「明るい引きこもり」です(笑)
▲インドネシア拠点のメンバーと(Photo by 赤津さん)
ーーお二人とも、ありがとうございました!
筆者はこれまでに数回、駐在メンバーのインタビューをしてきましたが、海外で活躍するみなさんに共通することとして「一歩踏み出す勇気」というものを感じています。
右も左もわからない環境に飛び込むということが、どれだけ不安かというのは想像もつかないですが、みなさん当時のことを振り返ると、「後悔はない」と口を揃えられます。
きっと苦労や辛いことも少なくなかったと思いますが、最初にやってみようと飛び込んだ勇気がご自身を支えているのではないかな、とインタビューをしていて改めて感じました。
今後もインタビューをおこなってまいりますので、おたのしみに!
<一緒に働いてくれる仲間を募集しています!>