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最新の農業から学んだこと~HappyQualityを訪問して~

はじめに

こんにちは!静岡大学3年の伊藤佳輝と申します。

今回、EXPACTの取引先であるHappy Qualityさんに訪問させていただきました。

Happy Qualityさんで体験したことや学んだことが、インターンについて悩んでいる学生の参考になればと思い、記事に書かせていただきました。

訪問前のHappy Qualityさんの印象

・AIを使った最新の農業をやっている

・全量選果する機械を利用している

・ニュースで取り上げられていたのを授業で紹介されたことがある

訪問して行ったこと

トマトを栽培しているハウスを見学しました

トマトハウスは複数あり、年中収穫ができるように、ハウスごとトマトの生育ステージ変えて栽培していました。ハウス内はトマトの苗がきれいに配置されており、一つ一つの苗に水を送る細い管がつながれていました。この水の量はすべて給液システムで自動制御されています。それ以外にもハウス内の温度などのハウス内環境も計測されていました。

トマトを選果する機械を見学させていただきました

選果機は、糖度やサイズ別にトマトを選果していました。その機械ではリコピンの値を計測することが出来るのですが、リコピンの値を全量計測しているのは世界でHappy Qualityさんの選果機だけだそうです。そのようなデータは光センサーと画像によって出力されていました。

代表の宮地さんにお話を伺いました

一番大事にしていることは、入り口と出口をしっかりと決めること。HappyQualityさんの入り口は農作物を育てること、出口は作ったものを売り切ること。出口は"売る"ではなく、"売り切る"と言い切ることが大切。だから、HappyQualityさんは売り切れる分しか作らないとおっしゃってました。

また、宮地さんはもともと農業の仕事に関わったことがなかったそうなのですが、Happy Qualityのチームには、農業やプログラミングのプロがおり、それぞれの長所を生かせる役割を持っているため、少数精鋭のチームだといいます。

訪問して学んだこと

全量選果して仕分けしているだけだと思っていましたが、栽培過程(水やりやハウス内の温度調整など)でも電子制御が使われており、とても効率が良く最新の農業技術であるなと感じました。Happy Qualityの技術が世に広まることで世間の農業に対する印象が変わってくるのはないかと感じました。

農業は高齢の方々や一家代々で行っている人が多く、人手不足が問題視されているイメージがありました。仕事の内容も肉体労働なので、正直自分が関わることのない分野の仕事だと考えていました。しかし、Happy Qualityのハウスや選果機を見学したことによって、昔からあまり変化がない農業だからこそIT技術などのテクノロジーを導入したときに大きなインパクトを与えることが出来るのではないかと感じました。

人とのかかわりの大切さ

今まで農業の世界でやられていなかったことがHappy Qualityでやられているのは、宮地さんのような今まで農業を経験してこなかったからこそなのではないのかと思います。未経験者だからこそ、発想する画期的なアイデアがあるかもしれないので、経験値や専門知識などで人をレベル分けせず、人とのつながりを大切にすべきであるということを学びました。

EXPACTのインターンでは、優秀な学生の方々や様々な分野で活躍している社会人の方々にお会いすることが出来ます。EXPACTのインターンで人とのつながりを増やしてみませんか?

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