株式会社エスタイルのデータサイエンス事業部では、新しいメンバーを募集しています。
未経験でエンジニアに採用された「カムイ」さんは、1ヶ月間のトレーニングを経て、自然言語処理というAIの分野でクライアントの研究開発を助ける仕事をしています。
今回は、仕事のアサインに至るまでの研修期間や、今の仕事の模様をエスタイル編集部がインタビューします。
勉強漬けのアスリート生活が幕開け。
転職後、どんな研修を受けましたか?
ぼくの場合、最初にTableauを2週間くらい勉強しまして、それからPythonを学び、参考コードを見ながら実際にディープラーニングのモデルを書いてみたりしました。
基本的には、興味のあることを勉強させてもらえます。ぼくはきっかけとしてTableauから始めましたが、その後は自分で何を学ぶか、自由に決められました。あまり敎育プログラムというものは、かちっと決まっていない様子です。
トレーニングの感想を教えてください。
一ヶ月でこれを学ぶのは、けっこうきつかったです。まったく基礎知識がありませんでしたから。
9月の頭から研修が始まり、中旬には、お客様の案件に10月からアサインされることが決まりまして。それからは帰宅しても、ずーーっと勉強していました。本当にアスリートみたいな生活でした。
お客様の要望に対し、自分の知識が不足していることを、当時はひしひしと感じて……。それを少しでも埋めるために、昼も夜も頑張りましたね。
相当つらそうに聞こえますが…。
それがあの期間、つらかったことは、不思議と無いんです。あえて言うなら目が疲れたことくらいしか……プログラミングのしすぎで……。
とにかく自分の成長を感じられた、貴重な一ヶ月でした。
クライアントから「予想以上の成果」
今はどんなお仕事をしているんですか?
R&Dの案件で、まだおそらく日本では実装まで至っていない内容を取り扱っています。本当に最先端の研究にたずさわることができていて、すごく面白さを感じます。
たくさん論文を読むのですが、もともと読解が得意であることもあり、アサイン当初よりスピードも向上し、理解力も深まりました。自分でも成長を感じています。
クライアントとも会うんですか?
はい、毎週水曜日に打ち合わせがあります。お客様も理系の研究職の方なので、話が合い、打ち合わせはかなり淡々と進みます。
一週間の成果をパワポにまとめて報告するのですが、前職でも報告やプレゼンの業務が多かったので、あのとき培ったスキルを生かせていると思います。
アサインされてから3ヶ月ですが、「予想以上の成果を上げてもらえている」というコメントをいただいたこともあります。お客様からいい評価を得られると、報われますね。
大事なのはスコアじゃない。
あの、かなり仕事熱心ですよね?
仕事熱心というか、勉強がめちゃめちゃ好きなんですよ。子どもの頃からずっと。
もともと数学・物理が好きで、数式を追っていくことにあまり抵抗がないんです。ロジックを追っていくことが、気持ちいいというか。その自分の性質が、仕事で生きているのだと思います。
そうだ、数学といえば、興味深いうわさが…。
なんですか?
応募時の、カムイさんのスコアが…。
ああ、ぼくのSPIのスコアがめちゃくちゃ低かったらしくて、はい。なんか低かったみたいですね(笑)。
たぶんそういうのもあり面接では、数学力を試すような質問も……。不安に駆られたらしい社長から「トイレットペーパーは島にいくつあるでしょう!」みたいな、フェルミ推定らしきものをいきなり出題されました。
無事に受かりましたが、なんかほんと適当な計算ではじき出していた気がします。
エンジニアは「数学力」が重要なんですね。
数学は大事だと思いますね。論文を読んでいても、かなり数式が出てきますし。その内容の、詳細まではわからなくとも、自分なりに解釈して落とし込むことが求められます。
でもプログラミングをやってて思うのは、本当に求められるのは「根気」だということです。
ずっとエラーが出っぱなしの状況で、それをひとつずつ潰していく作業をすることになります。諦めずに、ひとつのことに集中して頑張っていける人なら、向いていると思いますよ。
ぼくみたいな例もありますから、ぜひ頑張ってください。
...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...……...…
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
エスタイルでは、新たなメンバーを募集しています!
私たちと一緒に世界をカクシンする事業を創造したいという方は、ぜひエントリーください。
ご応募、お待ちしております!