「BUYMA」をリアルに体験できるショールームタイプのイベントスペース「BUYMA studio」
なぜショールームを作ったのか、今後の活用方法などについて、レディースMD責任者の瀧澤さんとSNSマーケティング担当の真栄城さんにお話を伺いました!
<プロフィール>
瀧澤さん
レディースMD責任者。
新卒でラグジュアリーブランドに入社し、2015年にエニグモに入社。MDとしてセールやサイト内の特集企画で経験を積みながら、サイトに関わる様々な新機能の企画などにも携わる。BUYMAオリジナルブランドの企画や今回のBUYMAstudioのプロジェクトなど、新規性の高い案件も担当しています。
真栄城さん
SNSマーケティング担当。
大学卒業後、地元沖縄でインターネットサービス事業を手がけている会社でSNSメディアの運用などに携わり、その後、2020年エニグモ入社。当社においてもInstagram、twitter、Youtube などの企画や運用を手掛けています。
Q.ショールームプロジェクト、今回の企画立ち上げの経緯を教えて下さい。
(瀧澤さん)BUYMAは日本では売られていない未上陸のアイテムを多く取り扱っていますが、以前から実物を見てから買いたい・試着をしないと不安というお声をいただくことがあり、
私自身もいちユーザーとして同じように感じることが多く、実際に商品を見ることができるショールームを作りたいなと数年前から感じていました。
しかし店舗を持たないビジネスモデルが増えていくような時流の中では、なかなか実行にうつすことができずにいたんですよね。
しかし、コロナの影響で海外旅行に行けない状況が続き、いまこそ海外のカルチャーやトレンドをInstagramやTwitterを中心としたBUYMAのSNSで発信していくべきとなり、そのために実際の商品撮影やライブ配信したりするスタジオが必要となりました。
せっかくスタジオを借りるのであれば、お客様とリアルに接する企画を行いたい!多くの方に商品を見ていただきたい!という気持ちも強く持っていましたので、イベントスペースとしても活用できるようにと、このプロジェクトが本格化、この秋にオープンとなりました。
現在では、BUYMAのSNSや姉妹サイトSTYLE HAUSが運営するYouTubeの収録で日々活用しつつ、月に1度のペースでイベントを実施して、そこでお客様にBUYMAで人気の商品を実際に見て試していただく機会を作っています。
Q.イベントはどのように行われているんですか?
(瀧澤さん)このイベントでは、ハイブランドというよりは、日本で知られていないようなブランドや他では見ることができないような商品を中心にそのときどきの企画に合わせて商品を選んで、展示、お客様に実際の商品を見ていただいています。
商品に電子タグをいれて、そのタグにスマートフォンを近づけるとBUYMAアプリが立ち上がって商品購入ができるようになっているのですが、この電子タグでの購入は、初めて体験される方が多く、説明すると皆さん驚かれて、店頭でかなり盛り上がりました!
これから、ほぼ全商品を入れ替えながら、毎月このようなイベントを行う予定です!
Q.今後企画されているイベントがあればぜひ教えてください。
(瀧澤さん)今後は、海外在住の出品者の方と中継をつないでライブショッピング体験を提供したり、VIP向けのスペシャルイベントも考えています。
また、日本未上陸ブランドのポップアップイベントやブランドや商品を知るためのワークショップなども企画しています!
ワークショップは、あまり日本で知られていないような海外ブランドを知っていただく機会となるイベントにしたいと考えています。
ラグジュアリーブランドやハイブランドなどはBUYMAサイト内に数多く出品されていますが、小規模の海外ブランドは、実績も少ないのでなかなか取り扱えるパーソナルショッパー(出品者)さんがおらず、出品が少ない現状があります。
そうした小規模海外ブランドとBUYMAが直接取引をして、出品してもらうということを今後増やしたいと考えているんです。
BUYMAは手数料率が低いですし、会員数が1,000万人と多いので、日本の大きいマーケットへの進出として、海外ブランド側にとっては、出品メリットがあると思うのですが、ただ出品しただけでは、知らないブランドというのは、購入者の方もなかなか買わないと思うんです。
なので、実際に商品を見てもらったり、職人さんに来てもらって、そのブランドをまず知ってもらう、例えば、ロンドンのこういうアトリエで革はこういうのを使ってというのを実際にワークショップでお客様に知っていただけたら良いなと思っています。
こうすることでブランドにとっては日本の良い顧客がついてくれるというメリットがありますし、BUYMAにとっては独自のラインナップ拡充につながって価値を上げていけるのではないかと。
ラグジュアリー一辺倒なのは、やはり課題と感じているのでそのムードを変えていくためにもこういう企画を意識的にやっていきたいなと思っています。
Q.ショールームオープンの目的の一つにSNSマーケティング強化がありますが、今後どんなコンテンツ制作や発信をしていきたいですか?
(真栄城さん)撮影・コンテンツのクオリティを上げて自社での発信を強化することはもちろんのこと、それ以外にもインフルエンサーの方やお客様からの発信を増やしていく施策に取り組みたいと思っています。
先日もイベントにインフルエンサーの方を招待して、実際に商品を見ていただき、わたしたちも商品説明を行ったところ、通常のギフティングと比較すると投稿内容の熱量が全然違ったんです。やはりリアルに商品をみていただいて、お話を直接するとこうも違うのかと感じまして、今後もショールームイベントを活用したタイアップ企画を増やしていきたいです。
また、お客様からの発信でいうと、例えば「BUYMAおすすめアイテム●選」といった口コミのようなものを増やしていけたらと考えています。
実際、アイテムを購入して口コミをしていただくというのはハードルが上がると思うんですけど、ショールームに来店、購入しなくても、その場で写真を撮ってSNSに上げられるということができるようになりました。
ショールームができたことによって購入以外のタッチポイントが増えたので、よりお客様からの発信が増えるような施策を行っていきたいなと思っています。
(瀧澤さん)やはりSNSもBUYMAならではのことをもっともっと伸ばしていくことが重要と捉えていて、例えば、新しいコンテンツとして海外在住のパーソナルショッパー(出品者)の方が出演する動画を作って、お客様に楽しい情報を届けたいなと思っています!
今後のイベント情報や展示している商品についてもInstagramで発信していきますのでぜひ@buyma_officialをフォローの上、チェックしてください!