こんにちは。人事総務グループの戸井です。主に採用・採用広報・オンボーディングを担当しています。
私の所属する採用チームでは、入社後のオンボーディングや新メンバーへのフォローアップにも取り組んでいます。今回は、今年実施した施策の中から 「他部署業務体験プログラム」 についてご紹介します。
この記事を通して、エニグモの入社後サポート体制やカルチャー、実際の働くイメージを少しでも感じていただければ嬉しいです!
本記事は、Enigmo Advent Calendar 2025の3日目の記事です。
◇エニグモのオンボーディング
オンボーディングとは、新しく仲間に加わったメンバーがエニグモという環境にスムーズに馴染み、早い段階から力を発揮できるよう支援するプロセスです。
エニグモでは、この期間を単なる「仕事の習得期間」としてではなく、新メンバーが本来のパフォーマンスを最大限発揮できる状態を一緒につくっていく大切な時間だと考えています。
入社直後の1〜3カ月ほどは、オンボーディング期間として位置づけており、業務のキャッチアップだけでなく、会社全体の仕組みやカルチャー、組織のつながりについて理解を深めることで、エニグモの一員として自走できる土台を整える期間としています。
◇他部署業務体験プログラムとは?
エニグモのオンボーディングの中でも実際の業務に触れながら会社理解を深めるのが、「他部署業務体験プログラム」です。
他部署理解を目的とした取り組みとしては、オンラインで各部署のマネージャーやリーダーが業務内容やエニグモ内での立ち位置、ミッションについて紹介する「部署紹介プログラム」もあります。部署紹介は、概要理解を目的とした説明会形式で、組織全体の構造や役割を俯瞰するためのプログラムです。
▼部署紹介プログラムについてはこちら
https://www.wantedly.com/companies/enigmo/post_articles/874803
一方、今回紹介する他部署業務体験プログラムは、名前の通り、”実際に業務を体験する”ことに重点を置いています。
定型的な業務の一部を体験することで、各部門の役割やBUYMAサービス全体の流れをよりリアルに理解し、自身の担当業務で早期に価値を発揮していただくことを目的としています。
1,会社全体の業務理解を深める
所属部署のみの視点ではなく、組織全体の構造や業務フローを体感的に理解できます。
2,他部署メンバーとのコミュニケーションの機会をつくる
プロジェクトが多岐にわたるエニグモでは、日常的に他部署と協働する場面が多くあります。“どんな人たちが、どんな想いで働いているのか”を先に知っておくことで、業務の進行がスムーズになります。
3,入社後すぐに自分の業務に役立つ土台をつくる
他部署の視点を理解することは、自分の業務の役割や価値を理解することにもつながります。
参加メンバーがより多くの学びを得られるよう、事前にオリエンテーションを行い、「自分の担当業務を結びつけながら体験する」ことを意識してもらうフローにしています。
職種や配属部門によってキャッチアップの観点が異なるため、体験に挑む目的を設定しています。
例:
●IR担当の場合
BUYMA全体の業務フローや部門の役割を理解し、IRとして社内外へより適切な情報発信ができるようになる。
●データサイエンティストの場合
部署ごとのデータ活用の現状を知り、課題があれば改善提案にもつなげたい。
●新卒・UI/UXデザイナーの場合
他部署メンバーとのコミュニケーションを経験しつつ、プロダクト全体の流れを理解する。
◇プログラムではどんなことを体験するの?
実施内容は部署により多様ですが、一例をご紹介します。
● パーソナルショッパーリレーショングループ(通称:PSR)
※BUYMA出品者の商品力〜販売力向上のサポートや出品機能の企画を行う部門
PSRの重要な出品者の課題分析業務を体験し、次のアクション内容を提案する内容。出品者のリアルな視点、課題感を実感していただくことが目的です。
● MDチーム
※マーケティング・プロモーション企画を行う部門
分析ツールを使い、ブランドごとの注文データを読み解きながら「なぜ売れているのか」を考察していくワーク。BUYMAというプラットフォームでどんな商品が売れるのかの理解を深めていただくことが目的です。
●カスタマーサービスグループ
※出品者・購入者からの問い合わせ対応を行う部門
問い合わせの事例をもとにディスカッションを行い、最終的には回答メール文を作成する体験。ユーザーがどのような点に不安を感じ、どんなトラブルが起こり得るのかをリアルに感じていただくことが目的です。
◇プログラム実施の背景
今年、本プログラムを実施することになった大きなきっかけは、新卒メンバーの入社が決まったことでした。
新卒研修の内容を所属チームのリーダーとすり合わせる中で、「ぜひ業務体験を入れてほしい」と相談を受けたのがスタートです。というのも、そのリーダー自身が数年前に新卒として入社した際に同様の業務体験を受けていました。
チーム内のOJTだけでは得られない、”他部署のリアルな業務”を実際に体験できたことが、自身のUI/UXデザイン業務に大いに役立ったという実感があり、新卒メンバーにも体験してほしいと提案いただきました。
その後、当時の新卒研修担当者へのヒアリングや、複数の部署の方の協力を得ながら準備を進め、無事プログラムを実施することができました。
さらに、新卒メンバーと同じタイミングで入社した中途のPdMメンバーからも参加したいと声をかけてもらい、もともと新卒向けに設計していたプログラムを中途向けに調整し、結果として、今後入社する新メンバー向けにも活用できるプログラムとしてブラッシュアップしました。
初回実施以降は、新メンバーが入社するタイミングで受け入れ担当者へプログラムの趣旨や流れを説明し、職種や希望に合わせて実施の可否を判断するフローにアップデートしました。
こうした経緯を経て、今年は職種の異なる複数のメンバーが同じ体験を通してBUYMA運営の裏側や他部署とのつながりを理解する機会となりました。
◇参加メンバーの声
プログラム終了後には参加メンバーにアンケートを行い、今後のオンボーディング全体の改善に活かしています。実際に“見て、触れて、話す”経験を通じて、業務理解が大きく進んだという声が多く寄せられました。
以下、参加メンバーのコメントの一部をご紹介します。
- 今回の体験を通じ、他部署がどのような目的でどんな業務を担っているのかを深く理解できました。一つひとつの取り組みすべてがBUYMAというプラットフォームサービスを支えていることを改めて実感しました。今後、ステークホルダーとのコミュニケーションの際にも、この視点を意識し続けたいなと感じています。(IR担当)
- 他部署がどのようなデータを見て、どんな切り口で分析しているのかを知ることができ、自身の業務に取り入れたい視点が増えました。自分が見えていなかった部分も浮き彫りになり、今後の学習テーマや他部署との連携に役立つ気づきが得られました。(データサイエンティスト)
- 自分の部署以外の業務を知ることで、会社全体を意識した企画・デザインができるようになると感じました。ユーザー視点に加え、事業や他部署への影響度も踏まえて業務を進めていきたいと思います。(新卒・UI/UXデザイナー)
◇プログラム実施部署の声
業務体験に協力してもらった部署からの声も一部紹介します。
“相互理解”につながった意義のある取り組みになったと思います!
- 新メンバーと直接コミュニケーションが取れてよかったです。自分たちでは思いつかないような質問や視点や一方で、共通する考え方があったりと多くの発見があり楽しい時間でした。
- 自分たちの部署の取り組みやそれがサービス全体にどう影響しているのかを、新メンバーに体系的に説明するにあたって、自分たちの業務の振り返りにもなりました。
- オフラインでの業務が多いチームのため、他部署との関わりを強化したいと感じていたため、プログラムの目的とマッチしていました。新メンバーの入社に合わせて、継続的に取り組むと良いと思います。
◇おわりに
本記事では、エニグモのオンボーディング施策のひとつ「他部署業務体験プログラム」について紹介しました。
組織全体の理解が深まるだけでなく、メンバー同士の横のつながりや、早期立ち上がりに必要な視点が得られるプログラムです。
プログラム実施には多くの部署の方の協力が必要でしたが、みなさんとても前向きに取り組んでくださり、改めてエニグモのカルチャーの良さを実感した機会でした。
今後、他のオンボーディング施策についても記事で紹介していきたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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