こんにちは。
エンドライン株式会社の代表、山本です。
今日は、私が仕事でも人生でも大事にしている考え方について書きたいと思います。
それが、
「事実は一つ、解釈は無数」
という考え方です。
同じ出来事でも、見方は一つではありません。
マイナスに見ることもできる。
プラスに見ることもできる。
学びとして見ることもできる。
次の挑戦の材料として見ることもできる。
いつか誰かに伝える経験として見ることもできる。
起きた出来事そのものは変えられません。
でも、その出来事をどう受け止めるかは、自分で選べます。
これは、仕事でも、就活でも、人生でも、とても大事な考え方だと思っています。
目次
赤字で閉めた、うどん居酒屋の話
でも、その失敗の中に発見があった
事実は同じでも、解釈は変えられる
失敗をなかったことにはできない。でも、意味には変えられる
就活でも、うまくいかないことは必ずある
エンドラインで一緒に働きたい人
うまくいかない経験にも、未来のヒントがある
最後に、大学生の皆さんへ
赤字で閉めた、うどん居酒屋の話
2011年、私はうどん居酒屋を運営していました。
人手不足だったので、夜は自分も店に立っていました。
注文を取ったり、料理を出したり、片付けをしたり。
今思えば、かなり現場ど真ん中でした。
でも、経営はうまくいきませんでした。
赤字が続き、最終的には撤退しました。
この事実だけを見ると、完全に失敗です。
「赤字を出して、店を閉めた」
そう解釈することもできます。
正直、当時はかなりしんどかったです。
「何をやっているんだろう」
「なんでうまくいかなかったんだろう」
「また失敗したな」
そんなふうに思っていました。
でも、その失敗の中に発見があった
そのうどん居酒屋で、ある日「ごぼ天うどん」ののぼりを出しました。
すると、売上がいつもの1.5倍になりました。
最初は偶然かなと思いました。
でも、のぼりの内容を変えると、売れるメニューも変わりました。
「ごぼ天うどん」を出せば、ごぼ天うどんが売れる。
別のメニューを出せば、そのメニューが動く。
それを、自分の店で、自分の目で確かめました。
そこでふと思いました。
「知り合いでもないお客さんは、何を見てこの店に来たんやろ?」
気になって、お客さんに聞いてみました。
すると、多くの方がこう答えました。
「外ののぼりを見たから」
そのとき、ハッとしました。
それまで私は、のぼり旗の仕事をどこか古臭いものだと思っていました。
でも、自分が店を運営する側になって初めて、のぼりや看板の力が見えました。
お客様は、ちゃんと見ている。
外に出している情報で、入るかどうかを決めている。
たった一本ののぼりで、人の行動は変わる。
これは、机の上で考えていただけでは分からなかったことです。
事実は同じでも、解釈は変えられる
うどん居酒屋を赤字で閉めた。
これは事実です。
でも、その事実にはいろいろな解釈があります。
赤字を出して失敗した。
そう見ることもできます。
でも、こう見ることもできます。
飲食店経営の難しさを知った。
現場で働く人の大変さが分かった。
売上が上がらない不安を体験できた。
お客様が何を見て行動するのかを学べた。
のぼりや看板には、人を動かす力があると自分の目で確かめた。
今のエンドラインの仕事の核になる経験を得た。
事実は一つです。
でも、解釈は無数にあります。
どの意味を取り出すかで、その後の行動は変わります。
失敗をなかったことにはできない。でも、意味には変えられる
失敗した事実を、なかったことにはできません。
赤字で店を閉めたことも、変えられません。
でも、その経験をどう意味づけるかは、自分で選べます。
「ただの失敗だった」で終わらせるのか。
「この経験があったから、今の仕事につながった」と捉えるのか。
この違いは大きいです。
プラスに解釈することは、負けを勝ちに見せかけることではありません。
無理やりポジティブになることでもありません。
起きた事実を受け止めたうえで、
そこから前に進むための意味を拾い上げること
だと思っています。
就活でも、うまくいかないことは必ずある
大学生の皆さんも、これから就活や仕事の中で、うまくいかないことがあると思います。
面接で落ちる。
インターンで思ったように動けない。
グループワークで意見が言えない。
周りと比べて焦る。
自分に向いている仕事が分からなくなる。
そんな経験は、誰にでもあります。
そのときに、
「自分はダメだ」
「向いていない」
「失敗した」
で止まってしまうと、そこで終わってしまいます。
でも、見方を変えることもできます。
面接で落ちたなら、
自分の伝え方を見直す機会になった。
グループワークで話せなかったなら、
次は事前に一つだけ意見を準備してみようと思えた。
インターンで失敗したなら、
仕事では確認や準備が大事だと分かった。
同じ出来事でも、そこから何を拾うかで、次の行動が変わります。
エンドラインで一緒に働きたい人
エンドラインで一緒に働きたいのは、失敗しない人ではありません。
最初から完璧な人でもありません。
むしろ、仕事をしていれば、失敗は必ずあります。
大事なのは、そのあとです。
うまくいかなかったときに、
「もう無理です」
で終わるのか。
それとも、
「今回何が分かったのか」
「次はどうすればいいのか」
と考えられるのか。
この差は大きいです。
私たちの仕事は、プロスポーツチームや企業のイベント、店舗、採用現場などを、装飾や販促物でモリアゲる仕事です。
毎回、現場も違います。
お客様の課題も違います。
予定通りにいかないこともあります。
だからこそ、失敗や想定外をただのマイナスで終わらせず、次の提案や改善につなげる力が大切です。
うまくいかない経験にも、未来のヒントがある
今は失敗に見えることでも、後から振り返ると大事な経験になっていることがあります。
私にとって、赤字で閉めたうどん居酒屋は、まさにそうでした。
当時はしんどかったです。
でも、あの経験があったから、のぼりや看板を使うお客様の気持ちが分かるようになりました。
売上が上がらない不安。
お店の前を通る人に気づいてほしい気持ち。
少しでも来店につなげたい現場の切実さ。
それを自分で体験したから、今の仕事に深みが出たと思っています。
失敗の中にも、未来のヒントはあります。
ただ、それを見つけるには、解釈を変える力が必要です。
最後に、大学生の皆さんへ
就活でも、仕事でも、人生でも、思い通りにいかないことはあります。
でも、うまくいかなかった経験が、全部ムダになるわけではありません。
その経験をどう解釈するか。
そこから何を学ぶか。
次にどう動くか。
それによって、失敗は次の武器になります。
事実は一つ、解釈は無数。
起きた出来事は変えられません。
でも、その出来事にどんな意味を持たせるかは、自分で選べます。
そして、その解釈が、次の行動を変えていきます。