先日に引き続き、16年目写真大倉さんへのインタビューです。
これまで、担当部署の変遷などはありましたか?
現在エンブリッジの中での担当は「総務」です。笑
業務内容に関して、他の社員が知らない事でも知っていることが多く、必然的に「総務」のような仕事をしています。なんでも屋さんとして他の社員や会社全体のサポートを行っております。
これまで「営業」「企画」「戦略」「人事」・・・色々行ってきました。実は入社当時は性格的に営業だけは絶対したくないと思っていたくらいです。しかし当社は「営業」と「経営」と「企画」の線引きがはっきりあるわけではなくいずれも関連業務として捉えていますので、これまで営業もたくさん行ってきました。好きな仕事ではないと思いながらやっているうちに慣れてきました。
業務の境目がないというのはエンブリッジの業務のポイントと言えると思います。私は対顧客業務自体もエンブリッジに入ってから初めて経験したことでした。
対顧客業務を行う中で担当者として必然的に営業、戦略、事務処理や資料作成という関連の仕事も行っていく事になります。それで、今の自分のキャリアが築かれていったと言えます。
自然と色々な業務に取り組んでいく中で、気づけば自分がフロントに立ってプロジェクトを行っていたり、セミナーで講師をしていたり・・・エンブリッジ入社以前の自分では考えられなかったことですね。
15年を振り返って思い出に残っていることは?
4年目のことでした。自分で営業やプレゼンテーションを行ったもので、大きな仕事を取れたことです。
コンペがあったのですが、その時の競合が超大手広告会社達でした。さらに状況的なハンデもある中でもひるまず自分の提案をしっかり行い、勝ち取った仕事は自分の自信につながり、強く思い出に残っています。その仕事はとてもいい経験にもなりました。
そんな思いでもあり今まで走ってきたのですが、15年続けているといっても、常に変わり続けないといけない。新しいものを取り入れることの大切さを感じます。経験があるといって奢ってしまったり、止まってしまったりするとすづ取り残されてしまうと思います。物事はすぐ古くなりますので、今の流れにあった新しいものを取り入れるアンテナをキャッチし続けようと思います。
15年以上勤めて見えてきた事は?
やっぱり「人」が全てだなと。どんな仕事をするより「誰」と仕事をするか。それは社内に対しても、お客様でもそうだと思います。
長い間会社の変遷を見てきまして、色々な時代を経て人の出入り、お客様の変化も多く見てきました。
「誰と」というのは、わかりやすく言うと「どのような志を持った人と」という言葉で置き換えることができるかと思います。それによって得られる結果が異なる。ディスカッションをしていても、出てくる意見が異なるので業務が進むスピードが全く異なる。
そういう意味で、志を持った「人」と出会えるかというのがこれからもポイントとなるかと思います。
15年の間にはもちろんいい時だけではありません。大変な時も何度もありました。私が在籍している中での大きい転換期としては、2回あったかなと思います。
転換期その1
10年前の東日本大震災。それまでは大手電力会社さん関連の仕事が多く、東京の大手クライアント様もたくさんおられたので東京出張にもたびたび行っていました。
それがあの未曾有の大震災で、一転。
電力事業として今までメインで行ってきた事がピタッと止まってしまいました。東京の大手クライアント様も急な環境の変化に判断ができないことばかりで反応が無くなりました。
そこで、大手電力会社関連以外の仕事で、エンブリッジとしての事業を伸ばしていこうと動き出しました。
現在メインとなっている「エネルギーマネジメント事業」はこの大震災の後に育ててきた事業です。大きな転換点であったと、振り返って感じます。
転換期その2はつい最近ですが、コロナ禍ですね。
こちらは現在進行形でもありますので、また次の機会にご紹介したいと思います。
第三弾をお楽しみに!