エレファントストーンは、コーポレートスローガン「象る、磨く、輝かせる。 MAKE YOUR HEART SHINE. 」と、ミッション・バリュー・ビジョンの実現へ向けて、普段の仕事において判断基準となる6つの行動指針「大らかにいこう。」を掲げています。
その6つの行動指針がコチラです。
これら6つの行動指針が体現できているかどうかは、半期に一度の評価にも反映されています。言うなれば、エレファントストーンで社員として働くうえでは、これらの行動指針に共感していただけることも大事な要素となります。
……と、お固いご紹介になりましたが、上記の行動指針を初めて見たところで一つひとつの意味がなんとなくしか分からないのではないでしょうか。
実は、これら6つの行動指針それぞれに映像を作っているので、この記事では6つの映像全てご紹介します。エレファントストーンで働く社員が出演し、普段の業務において行動指針をどのように落とし込んでいるのか伝わるかと思います。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
行動指針01 想像力を、ホスピタリティにも活かそう。
「ホスピタリティ」とはよく聞く言葉ですが、近しい言葉である「マナー」との違いはなんでしょうか。
弊社では、
- マナー:当たり前の常識やルール。あってもプラスにはならないものの、ないとマイナスになるもの。
- ホスピタリティ:相手のことをよく知った上で自ら考えて起こす行動。あるとプラスになるもので、なくてもマイナスにはならないもの。
上記のように捉えています。そして、社員は皆、このホスピタリティを社内外問わず発揮していけるような人を目指しています。
本作では、営業や制作の進行管理を行うプロデューサーの比嘉が出演。プロデューサーは日頃もっともお客様と接する機会の多いポジションです。
クライアントの人柄、業種、役職、(自分との)関係性、性格、性別などの多くの要素を踏まえて、先回りして相手が欲してる映像(ないしは行動)を考えて振る舞うことが映像制作におけるホスピタリティではないでしょうか。
上記はそんな比嘉の言葉です。また、相手のことを想像して、先回りした行動を続けていると自ずと結果という形で返ってくるので、想像すること自体が楽しくなってくるそうです。
行動指針02 共感し、感謝し、想いをかたどろう。
「想いを象る(かたどる)」という言葉ですが、これがどういうことなのかイメージが湧きますでしょうか?エレファントストーンでは、次のように考えています。
私たちに映像づくりに関して何かご相談してくださる方は、何かしらの課題や実現したいこと、真剣な想いなどを抱えていらっしゃいます。
その際、その想いというのは、必ずしもはっきりと明言化されていないことも多いのですが、そこで相手にとことん寄り添い、想像力も発揮しつつ(行動指針#01と同様ですね)、その「目に見えない想い」を汲み取っていく過程というのがとても重要になってきます。
そうやって汲み取った想いを真に理解した上で、それを映像という形で表していくことが、私たちが行う映像づくりであり、「想いをかたどる」ということです。
また、出演した秋山は経営戦略室というポジションの者で、映像制作そのものを担っているわけではありません。しかし、この想いをかたどるという行為は社内の人に対しても、どんな仕事に対しても大切だと考えています。
仕事を依頼してくれたことに感謝し、相手の抱えている想いに共感し、その想いを目に見える形にする。このスタンスを、日々私たちは大事にしています。
行動指針03 自分で自分の背中を押して、知的興奮を呼び起こそう。
周囲の人たちにも伝わるくらいに、より深く夢中になっている、より一層楽しんでいる。そんな状態を、私たちは「知的興奮」という言葉で表し、行動指針に含めました。そのため、「知的好奇心」ではなく、あえて「知的興奮」という造語を使用しています。
では、どうして「自分で自分の背中を押す」必要があるのでしょうか。
日頃の業務においては、これまで目を向けていなかった分野と出会う機会も、苦手意識を持っていることに取り組む機会もあります。だからこそ、どんな物事に対しても知的興奮を呼び起こせたら、自分自身も楽しく仕事に向き会えるようになりますし、結果的に良い仕事や取り組みにつながるだろうと私たちは考えています。
出演している嶺は、それこそ周囲に伝わるほどに前のめりになって知ろうとする、まさに「Mr.知的興奮」とも言えるような人です。どんなにニッチで、全く知識がないような業界のことでも、案件として映像を作る際には一から徹底的に調べて、調べて、調べまくる。
エレファントストーンの社員は皆、この知的興奮のスイッチを入れることこそが「良い仕事」への第一歩だと考えています。
行動指針04 群れず、はぐれず、「個」を出そう。
個性を出していくことをスローガンに掲げている会社は少なくないと思います(特にエレファントストーンくらいの規模ですと尚更)。しかし、「個性」ではなく「個」と表現しているのには理由があります。
単なる個性ってたくさんあると思います。話すのが得意ってことだったり、写真を撮るのが上手だったり。形を見ただけで都道府県を当てられることも個性と言えそうですね。
ですが、エレファントストーンでは「個」を出せている状態というのを、例えば企業理念や全社目標などの会社が向かっている方向性と、個人のキャリアパスが何らかの形で重なり、個人のやりたいことだったり個人の持つ「良さ・強み」が会社にもプラスの影響を与えるというwin-winな状態のことを指します。個性だったら何でも出せば良い、というニュアンスではないことが伝わるでしょうか。
その上で、『「個」を出そう』になっているのではなく、「群れず、はぐれず」と付いているのもポイントです。
- 群れず:周りと同じスキル、アクションにとどまることなく
- はぐれず:かと言って、組織やチームとして目指す報告性やゴールをしっかり捉え、会社の目指す方向に向かって
こういった前提のもとで、会社の成長のために自分だからこそできることを、惜しみなく出していく。そして、こういった「個」の出し方に対してNOを突きつけるような文化はエレファントストーンにはありません。
本作に出演している安田は映画を作ることが好きなこともあって、長生村という自治体からのプロモーション映像のご相談があった際に、30分尺の映画にすることを提案。こうして作られた映画は「門真国際映画祭2020」にて観光映像部門「最優秀作品賞」 を受賞。まさに安田自身の個が輝き、お客様にも想像以上の結果をもたらすことができました。
行動指針05 臆することなく大きく出よう。そして、気張ろう。
弊社では、社員一人ひとりが今の自分よりもひと回りもふた回りも大きなことに臆することなく活発にチャレンジしていくことが、個人ひいては会社の成長につながり、お客様に喜んでいただけるようなサービスにつながると考えています。
また、当社が“アシスタント”と名のつくポジションを設けていないことも、気張るにあたるかもしれません。映像の会社ではよく“アシスタントプロデューサー”や、“アシスタントディレクター”という職種が存在しますが、当社ではどのポジションの新入社員にもアシスタントという肩書きはつきません。
「入社初日からエレファントストーンの代表として仕事をする」というのが会社としてのスタンスのため、気張らざるを得ない環境と言っても過言ではなさそうです。
本作に出演している嶋﨑は、専門学校を卒業して間もなくエレファントストーンに入社しました(当時20歳)。新卒1年目の頃は「自分が会社に貢献できていないのではないか」と思い悩むこともあったそうですが、目の前の仕事に対して一つひとつ丁寧に、大きな案件も臆することなく取り組んでいきました。結果として、自分のできることが日に日に増えていき、自信に繋がっていったとのこと。
誰しも仕事をする上では壁にぶつかったり、悩んでしまうことがあります。しかし、臆することなく果敢にチャレンジを重ねていくことで、個人としても、会社としても大きく成長できるのだと思います。
行動指針06 期待を超えていこう。
こちらの行動指針は、そのままの意味と言いますか、これまでご紹介してきた行動指針に比べるとシンプルです。
「期待を超える」とは文字通り、誰かから自分に課された期待以上の何かで応えるということ。これが大事なのは、当然といえば当然のことです。
期待を超えるという過程において、個々人やチームの業務の精度やスキルの習熟度も上がっていくことから、言わずもがな組織の業績向上に貢献することができます。逆を言えば、一人一人が常に一歩先を目指していないと、会社としてできることの幅を広げていくのは難しいことでしょう。
出演したエディターの馬場は、お客様の期待はもちろんのこと、社内の人たちの期待にもしっかりと応えようと映像制作に取り組んでいます。特に、馬場ができる3DCGの技術は社内にもできる人が限られていることもあり、期待をかけられているシーンをよく見ます。
そういった期待に対して、映像中の言葉を借りるならば「1言ったら10返ってくる」ような映像制作を馬場は心がけており、それが素晴らしい映像作品はもとより、他の社員のモチベーションにも繋がっているのだと思います。
まとめ:エントリーはお気軽に!
行動指針6つの映像をご紹介しました。
今回こちらのストーリーを書かせていただいている登は、入社して9ヶ月ほど経ちます。今、6つの行動指針を見てみると、どれも大切で、ある意味では仕事をする上では当たり前のことと思えています。しかし正直に言えば、入社した頃はどういうことなのか腑に落ちていませんでした。
何が言いたいかと言うと2つありまして、一つは最初はそこまでピンとこなくても心配ないということ。「仕事を通して、これってそういうことだったのか。確かにめちゃめちゃ大事だな」と腹落ちするプロセスがあると思っています。
なので「なんとなく大事そうなこと言っているよな。おそらく共感できるな。」くらいの感覚でもいいと思っています。ビシビシは共感できていないからとエントリーを諦める必要はありません。
そして2点目の伝えたいことは、これら行動指針は社内にしっかり浸透しているということです(まだ道半ばとは思いますが)。行動指針に基づいた判断や仕事の進め方をして「それは違う」と言われることはなく、自然と行動指針を体現している人が多いと思います。だからこそ、今こうして振り返ってみても「なんだか実態とはかけ離れたようなことを言っているなぁ」という感覚は全くありません。
……と、少しばかり自分語りとなってしまいましたが、上記2点について伝わっていると幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。エントリー、心よりお待ちしております!