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「ものづくりへの想いを伝える」5日間の "超体験型インターンシップ" 企画スタッフ3名にインタビュー!

本日は、弊社経営戦略室のインターン生である久末が、社内で自ら行なったインタビューに基づいて執筆した記事をご紹介します。

こんにちは! 経営戦略室でインターンをしている久末です。

エレファントストーンは今年9月に、創業以来初となる5日間の短期インターンシップを実施しました。プログラムの内容は、学生5名と当社スタッフ5名が一緒になって一つの映像作品を制作するというもので、東京代官山のオフィスを拠点に、福島県いわき市での撮影を含む合宿形式で行われました。

どうして今年、このようなプログラムのインターンシップを行なったのか。企画から携わった3名のスタッフにインタビューをしました。

左から
経営戦略室 宍戸:今回のインターンシッププログラム全体の運営責任者
ディレクター 嶺:今作「Power of The People」の監督
エディター 横山:今作「Power of The People」のメインエディター


––––今回の短期インターンシップ(以下、インターン)を企画したきっかけは何ですか?

宍戸 今年の5月に安藤ディレクターが、出身校である長岡造形大学のキャリア関連の授業に卒業生パネラーとして登壇しました。その際に何名かの学生が弊社に興味を持ってくれたようで、「インターンは実施していないんですか」と問い合わせをもらったのがきっかけです。

これまでオフィスに来てもらう長期インターンは行なっていましたが、新潟県の学生さんたちなのでその体制では参加してもらえません。しかし、弊社に興味を持ち、もっと知りたいと言ってくれた学生に対して、何の機会も設けられないのは悲しいなと思い、夏休み中に短期インターンをやってみませんかと2人(嶺と横山)に声をかけました。


 せっかくインターンを実施するなら、学生たちには良い経験をたくさん持ち帰ってもらいたいと思いました。「学生にとって一生の糧になる体験にするぞ!」と、企画の段階から僕は叫んでいましたね。


宍戸 よく言っていましたよね。学生たちに短期間で一つでも多くの学びを持ち帰ってもらうにはどうすればいいのか、どのような内容がいいのか、話し合いを重ねました。

また、インターンが学生だけでなく、弊社の採用の一環としても良い機会になるようにしたかったです。1時間の面接だと見えるところは限られていますが、インターンはその人の素が見られる機会だと思っています。採用において、経験やスキルはもちろん大切ですが、弊社とのカルチャー的な部分での相性も非常に重視しています。


 僕らとしても短期間で学生さんのことよく知る必要がありますから、そのためにはどうしたらいいのか、という方向性で企画を考えていきました。

一つの作品を一緒に作ったり、一緒にごはんを食べたり、そういう時間を含めた長い時間を過ごすことで見えてくるのかなと。合宿形式にすればお互いに色々見えて良いんじゃないかと思いました。


––––どうして今回のような「福島県いわき市で撮影をして、一緒に一つの映像作品を作る」というインターンプログラムにしたのでしょうか?

 最初は、学生たち自身で映像を作ってもらい、制作のサポートをするインターンという考えもありました。しかし、応募時に書いてもらったアンケートでは「プロを体験したい」という回答が多かったんです。それなら、僕らが監督をして、学生たちにアシスタントとして参加してもらうほうが体験として価値があるのではと考えました。

撮影地に選んだいわき市は、個人的に3年間通い続けていた縁のある土地だったんです。今もなお震災の影響を受けているこの地の複雑な状況を、いつか映像にしたいと思っていました。いわき市を舞台にして、今回インターンの学生と弊社のスタッフで作品を作ることになって、自分としてもすごく意味のある企画となりました。


宍戸 せっかく学生と一緒に一作品作るなら、弊社の映像に対する情熱や想いを感じてほしかったです。だから嶺さんが作りたいと思っている作品を作るのが良いと思いました。


横山 9月にリリースした「フィルさと」にも関連するテーマだったので、ちょうどよかったですね。


 インターンとして学生たちの素を見れること、学生が映像制作を体験できること、地域の今の姿が「フィルさと」で形にできること。多方面で意味のある企画になると思いました。


宍戸 確かに良いことだらけだと思いましたね。


––––初日のオリエンテーションで企画に関して説明する時間をじっくりとったり、いわき市では現地にお住まいの方からお話を聞く機会もあったりしたようですが、学生さんにどんなことを感じてもらいたいと思っていましたか?

宍戸 今回の企画に対する考え、想いを知ってほしいと思っていました。インターン生に、まずロケ地であるいわき市が東日本大震災でどういう被害を受けたのか、そして今どういう状況に置かれているかを説明しました。その上で、8年経った「今」を撮ることの意味について問いかけていきました。


 「今、被災地と呼ぶべきなのか?」「描くべきリアルとは?」と、簡単に答えの出ないテーマについて考えを深めていってもらいました。テレビやWEBニュースを通して醸成される先入観を取っ払いたかったからです。

特に今回の企画のようないわき市の人たちと一緒に撮るという場合に、どういう風に始まって、どうコミュニケーションをとりながら進めて、どう最終的にゴールに辿り着くかという過程を学生たちに見せたいと思っていました。そのためにはその土地、その人のことを知らなくてはいけないので、時間をかけました。


––––現地での撮影と社内での編集で、学生さんは具体的にどのようなことを担当したのでしょうか?

 現地では、カメラアシスタント、監督助手、録音をしてもらいました。撮影現場というのはちょっと特殊で、どのポジションで参加するかによって全く異なる体験となります。

宍戸 参加するからには有意義なものにしてほしくて、事前に「どのポジションをやってみたいですか?」とアンケートをとって参考にしました。学生は5人だったので、カメラに2人ついて、監督に2人ついて、録音に1人みたいな感じでしたよね。


横山 ポジションはローテーションしていましたね。


 編集作業では、最初に6分のムービーの中から自分がアニメーションをつけたいと思うカットを選んでもらいました。

横山 選んだカットは良い具合にバラバラでしたね。そのカットに対して「どういう意図でそのアニメーションを入れたのか」を説明できるように考えてもらい、作業を行っていました。


宍戸 みんな個人個人でしっかりと考えてくれて、アニメーションで伝えたいことがはっきりとしていました。


 ドローンで津波後に区画整理された家の町並みを上から映して、俯瞰した道路に線が走るというアニメーションとかもそのまま使っています。


宍戸 道路の線を動脈に見立てて、血が通っていて、人が生きているということを表現したいとか、奥の深い意味が込められていますよね。


––––最終日を月1回の全社会議(通称、エレファント会議)にあてたのは、何か意図がありましたか?

宍戸 完成したらみんなの前でお披露目をしたかったですし、会社の人との交流を含めもう少し弊社のことも知ってほしかったので、エレファント会議はちょうど良い機会だなと思いました。


 上映後に学生たちにインターンを終えた感想やアニメーションで伝えたかったことを発表してもらいましたが、みんなちゃんと話していましたね。


宍戸 本当にインターンシップを企画してよかったって思いました。終わったあとも長文のお礼メールをもらって泣きそうでした。


 泣きました笑。


––––今回のインターンの企画を通して、特に思い出に残っていることは何ですか?

宍戸 先ほどもお話ししましたが、会議の時の学生の発表や表情、その後の反応です。今回初めての企画だったので不安もありましたが、会議の時に学生たちのキラキラした表情を見て、最終的にいい企画となって良かったと思いました。


 インターンという意味でいうと、撮影に関しては、1日目はみんなもう緊張ととまどいで何をしたらいいか分からない状態でした。当たり前ですが。それが、2日目の後半にはもうテキパキと動けるようになっていて驚きました


一同 ああーー!


横山 そうですね。


宍戸 確かに!


横山 今回参加されたインターン生は、みんなモチベーションが高かったのが印象的ですね。編集パートでも、しっかり考えた上でアニメーションを作ってくれました。そのアイディアから僕自身が“なるほど!”と気づくこともあって、面白かったです。


––––来年以降も短期インターンを実施していく方針でしょうか?

宍戸 来年もやりたいです。インターンは採用の一環ですが、会社の利益だけではなく、学生にとっても有意義な体験であり、社会的にも意味があることだと思います。映像制作だけでなく他のクリエイティブな仕事に関わりたいと考えている人たちにとっても何か意味のあるような、「ものづくりに対する想い」が伝えられる企画を行いたいと思っています。


 映像制作はクリエイティブな仕事なので、今回のように「作品を作るとはどういうことか?」インターンという機会を活かして実感してほしいです。「これで遊んでね」と出されたプラモデルを組み立てるようなものとは全く違う企画になったのではないでしょうか。

「フィルさと」で作品を公開した後、福島県に在住されている方や何らかの形で福島と関わっている方など様々な方が視聴してくださり温かいコメントを頂きました。学生や会社にとってだけではなく、社会にとっても意義のあるWin-Winなインターンだったと思います。今後もそういう取り組みをしたいですね。


宍戸 学生たちは「ものづくりに対する想い、覚悟」にすごく感動していました。「プロとはこういうことなんだ」「ものづくりに対してこんなに覚悟が必要なんだ」と感じてもらえて嬉しかったです。

今後も熱い想いを持った学生に参加してもらえるようなインターンプログラムを企画していきたいです。


––––まとめ

インターンシップというと見学や体験が主な活動ですが、今回のように自ら作品づくりに参加する企画は、エレファントストーンならではのインターンだと思いました。仕事として「ものづくり」をするとはどういうことか。実際にプロの方と作品を作り上げることが、一番その仕事を実感するインターンだと思いました。

インターン生とエレファントストーンのスタッフで制作した映像
「Power of The People」
<center><b>インターン生とエレファントストーンのスタッフで制作した映像<br>
「Power of The People」</b></center>
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「ものづくりへの想いを伝える」5日間の "超体験型インターンシップ" 企画スタッフ3名にインタビュー!
鈴木彩
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