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こんにちは!今日の記事は、前回に引き続き鈴木が担当させていただきます!
今回は、ドクターズプライムが行っている行政や救急隊と連携した取り組みについてご紹介します。
また、直接行政や救急隊へ訪問した経験のあるメンバーが実際に体験した現場の感触について語ってもらっています!
こんな人におすすめ
- ドクターズプライムのサービスについて知りたい方
- 救急搬送の課題や実態について興味がある方
救急隊連携サービスとは?
ドクターズプライムが実施している救急隊連携サービスとは、救急隊と病院との連携をサポートするサービスです。具体的には弊社から派遣した勤務医師の情報や医師の受け入れ実績の共有を行っています。*1
これらを実施することで、救急隊にとっては「医師の情報を参考に搬送先を選ぶ」ことができ、適切かつ迅速に搬送先を判断することができます。
なぜ、救急隊連携サービスをやるのか
実は、この救急隊連携サービスはドクターズプライムの立ち上げとほぼ同時期から開始されています。
なぜかと言うと、ドクターズプライムが目指している「救急車のたらい回しをゼロにする」ことを達成するために必要不可欠なサービスだからです。*2
どこに受け入れ可能な医師がいるのかを事前に救急隊が認知しておくことで適切な医療機関への搬送ができ、救急のたらい回し改善に直結します。
そのため、救急隊との連携サービスは救急隊や病院への価値提供だけでなく、ドクターズプライムのミッションを達成する上でもとても重要なのです。
救急要請から病院搬送までの仕組みと流れ
まず、前提としてどのような流れで救急搬送が行われるのかについて簡単に説明します。
救急搬送は、画像の通り下記の流れで発生します。
- 患者が救急車を要請する
- 救急隊が現場に到着
- 近隣の搬送できる医療機関を探す
- 搬送先が見つかり次第、病院に搬送→到着
しかし、3の時点で近くに受け入れ先が見つからないと、救急隊がとにかく色々な病院に電話して搬送先を探すことになります。見つからないと、30分ほど電話をかけて、見つかってから病院に搬送するということもあります。
病院に到着するまでの時間が長くなることで、患者さんの命が危険に晒される場合があります。これが実際に、日々起きている救急車のたらい回しです。
また、昨日の記事でもお話しした通り、救急車の受け入れは、基本的に病院にいる医師が患者の情報をもとに判断しています。受け入れることができる患者さんでも、医師のスタンスやスキルによっては、様々な理由をつけて救急車を断る場合があります。*3
つまり、基本的に一人の医師による意思決定で救急車を受け入れるかどうかが決まるため、「その病院にどんな医師がいるのか」はとても重要なのです。