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ドクターズプライムの福田文太です。ドクターズプライムではProduct Opsチームとして活動しています。本日はドクターズプライム Advent Calendar 2021の 7日目の記事として、弊社で行っている「タコス」の送り合いで生まれる組織の感謝・称賛の文化についてご紹介いたします。
チームのみんなに日頃から「ありがとう」を伝えられていますか?「おめでとう」を伝えられていますか?
ドクターズプライムでは「ありがとう」「おめでとう」の気持ちを🌮(タコス)で送り合っています。
タコスを送る…??どういうこと…??
大丈夫です。自分も入社した時に思いました。 「この会社はみんなタコス好きの人ばかりなんだなぁ」と。
では、タコスとはなんなのか、ドクターズプライムでどのようにタコスが運用されているのかをご紹介していきます。
褒める仕組みの作り方
みなさんの会社やチームでは、「褒める」仕組みをどのように作っているでしょうか?
小さな組織においては、社内で誰かが貢献したということを全員が認知するのは簡単なのかもしれません。ただ、それが少しずつ規模を大きくなっていくとそううまくはいかなくなります。
営業の成果や大規模な機能リリースなどが出たとなれば、離れたチームだったしてもわかりやすく成果として伝わるかもしれません。しかし、数字に直結しにくい、例えばCorporateチームの社内貢献などは見えづらく称賛されにくくなってしまいます。
また、リモート勤務などが当たり前になってきた今、それまでは直接気軽に言えていた「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちを物理的距離が離れてしまいなかなか伝える機会がなくなってしまったということもあるかもしれません。
そういった大きな成果、小さな貢献を見逃すことなく、誰もが感謝・称賛されることができるのがタコスです。
タコスの活用方法
そもそもタコスとは、「Hey Taco!」というSlack上で従業員同士で感謝を表す「タコス」を、感謝や称賛のメッセージと共に送り合うことができるピアボーナスの一つです。 ピアボーナスとは従業員同士が互いに報酬(ボーナス)を送り合うことができる仕組みのことをいいます。
タコスの送り方はとても簡単で、「@送りたい人 + メッセージ + 🌮」を送るだけ。これだけです。
弊社では、目に見えた成果への称賛はもちろんのこと、そのほかにこんな時にタコスを送り合っています。
- 仕事を手伝ってくれた感謝を伝えたいとき
- 会社のvalueを体現する行動をしたとき
- チーム目標を達成し会社に貢献したとき
- チームの垣根を越えて貢献したとき
大きな成果はもちろんのこと、小さな感謝やvalueの体現に対してもタコスを送ることで、普段はなかなか認知されない組織全員の良き行動全てが全体事として認識されるので、全体での感謝・称賛文化が醸成されやすくなっているのだと思います。
また、自分は送っていなかったとしても、タコスが送られていることがオープンなスラック上で行われているのを見るだけでも効果があります。誰かが送ったタコスのおかげで、普段は直接的に関わることがなく、コミュニケーションもなかなか取れない他チームや他メンバーの頑張りがわかるようになります。タコスだと送られている光景が視認しやすくなおさら気付きやすいですね。
タコスを通じて今までは気づくことができなかったみんなの貢献に気づくことで、リモート勤務による物理的な距離の広がったり、組織拡大によって直接的な接触頻度が減ったとしても互いに対するポジティブな関心や信頼関係が自然と芽生えていきます。その結果、メンバーとコミュニケーションを取る心理的なハードルが下がり、チームの垣根を超えた交流が増加するのだと思います。そんな効果もタコスにはあります。